お盆休みのプチ釣行

今年のお盆休み前後は台風やその後の前線の活動が活発で、とにかく雨の多い日々が続き、多くのフライフィッシャーや鮎釣り師を失望させたことだろう。
ただ、これも自然界のもたらしてくれる事象だけに怨むことはできない。
そうした中で何とか晴れ間を見つけて出かけたプチ釣行、今回はOTG川を覗いてきた。

高速を使えば実家から2時間足らずで到着する手軽さと、この季節でもアブが少ないこと、そして何より魚影がそこそこ濃いことが気に入っている。
13日の朝5時に到着し、コンビニで日券を購入して川に降りたのは5時半。
まず入ったのはKK橋の少し下流部。

このところ降り続いた雨のせいでかなり増水しているが濁りはさほどでもない。

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増水しているせいでポイントが限られるし、急に雨も激しく降ってくるといった厳しい条件だったが、早々にEHC14番を咥えてくれたのは25㎝程の幅広アマゴ。

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この川のアマゴは他の河川と比べてほんとに幅が広い・・。

この1匹で気を良くしさらに上流へ進むものの激しい雨の影響で水量がさらに増えてくる。
少し濁りも出てきたので、EHC14番をリードフライにし、ドロッパーにFTNを結び二刀流で挑んでみた。
これが功を奏しその後すぐにニンフの方にヒットしたのは23㎝のアマゴだった。

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その後、カディスの方で18㎝、ニンフの方で15㎝と12㎝のいずれもアマゴを追加したところで増水がさらに進み、危険を感じて渓から脱出した。

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結局、昼まで雨が降り続いたため増水と濁りがさらに進み、この日はこれでアウト。
お昼はいつもお決まりのレストランで地ビールとパスタを堪能。

昼食休憩後、雨が上がったところで車止めから奥をロッドを持たずに歩いて探索。
というのも上流ほど増水と濁りがきつく、とてもロッドを降れる状態ではないため。
檜尾橋まで1時間かけて歩いたが、上流部はいかにも大型のイワナが居つきそうなポイントが続く絶好の渓相で、次回は是非挑んでみたいところだ。

明くる14日は中部を代表する名川、寒狭川へ午前中だけ鮎釣り出かけた。
こちらも増水していたが鮎の型が良く、20㎝から23㎝を4匹。
お盆休みを利用してのプチ釣行、今回はそれなりに愉しめたので、来年以降も恒例にしようと密かに思っている。

コメント

  1. og より:

    車止めの黒川平から上流に向かうとバス停二つ目の檜尾橋までに3つの大きな堰堤があります。
    いずれもバス道からその堰堤に降りる道がついているので、何とかなるような気がします。
    実際に降りて確かめた訳ではありませんが・・・?

  2. bird より:

    OTG川、釣りが出来てよかったですね。
    降雨状況を見ては不安、いつ豪雨が来るのか予測不能な状況とアブに気をそがれました。

    OTGを遡行してバス停からバスで帰る、地図で見てみると行けそうな感じなんですが、まずはバス停から入ってみたいですね。いきなり下流から遡行すると帰り道が分からなくなりそうですから。