アブはいないが魚もいないⅡ

久しぶりにみんなとイワナ釣りへ行くことになった。
先週Neo谷へ鮎狙いに行ったが既に網が入りもう鮎は居ないぞとオトリ屋さんに言われたものの東谷の鮎釣りがしたいと出かけたものだから少しでも東谷でやって駄目なら本流友釣り専用区に移動しようと東谷へ入ってみた。言われたとおり鮎の影がまったく見えない、それなら淵の残り鮎狙いに切り替えると思った通り25cmのいい型の鮎が一発、この野鮎ですぐに23cmが来た、合計48cmの背掛かりの引きは最高に気持ちいい、この段階で嵌ってしまった。
その後場所を変えてみたが標準サイズの鮎を1日かけて5匹釣ったのみという貧果を被り、地元の意見は聞いておくものだと思い知らされた帰り道、寝ずの釣行が祟りものすごい眠気に襲われたのだが、翌日は朝一から忙しいので早く帰って寝たいと我慢して運転していたが時折ふっと瞬眠してしまうのが自分でも分かるくらい眠たかった。ゴンという衝撃で気がついた、ちゃんと車道を走っているがゴンの原因に記憶がない…寝てしまってたんや~、どうやら歩道と車道の分離縁石に乗り上げたようだ。と、思う。これで完璧に目が覚めたが、暫くして縁石に乗り上げた程度で済んでよかったと思ったほどボケてしまっていた。
そんなことが先週あったので今週は気を付けなければと交代で運転してもらえる体制で釣りに行きたいと思っていたのでお誘いはありがたかった。集合時間の1時なら0:30に出ればよいなと風呂に入り出発、暫くして今日の集合地は老師宅ではなく1時間かかる別場所であることに気がつき大遅刻してしまった。

前振りが長くなったが、取りあえず徹夜がものすごく応えるようになった残りわずかな今期のイワナ釣りはSNMへ直行となった。
アブが不安であったがもうほとんど居ない。3匹ほど見ただけだ。夜明けも5:30頃になってしまった。
一番乗り間違いなしの出発時刻で完全に一番乗り。
と業師コンビは上流部へ老師と私は下流部へ別れてはいる。
水が少ない、最初の淵も半分ほどになってしまっていたがライズ発見、しかしこのライズが取れなかった。竿抜けで1尾拾うがその後反応なく1時間半が経ち、やっと老師に1尾。

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そして私にポヨンと出たうっかり者の29cm

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水深のある緩やかな流れの淵状のおしゃれなポイントに集合して合コン体勢に入っているようで1尾出ると2~3尾は出ることに気がついたのは淵状ポイントが多くなりだしてからだったが残りのポイントは僅かになってしまっていた。
4~5尾釣ったのみで業師コンビが入ったところに着いてしまい万事休す。
彼らもそんなに時間はかからないだろうと車で寝て待つ。2時間ほどぐっすり寝かせてもらった。
上流部は9時頃まで反応がまったくなかったがその後結構な反応がありそこそこ釣果があったらしい。朝一の水温15度だったので水温上がり待ちだったのか?その時刻には我々はすでに上陸してしまっていたし…

4人合流後は最下流部しか残っていない、最上流など全く話題にも出ない程夏バテの釣師達である。
最下流部は水温は上がっていたが全く反応なし。アブも居なくなったのでかなりの入渓があるのだろう。そんな厳しい状況の中が一発出してくれた。

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堰堤下を真昼間から4人で狙うが堰堤風で涼しくなったのみで何の反応もなく今回のSNMが終わった。

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午後はこれだけ水量が少ないのならダム上流の本流を狙ってみるのも面白いのではないかとの私の無責任な発案で既にイブニングポイントで御待ち釣り体制の皆さんを藪漕ぎに駆り出したがなんと本流の水温は20度を上回って魚の影さえ見えないので速攻撤退、でまた藪漕ぎで脱出。

もうこうなれば老師御用達のM谷イブニングポイントしかない。
私と老師はひたすらライズ待ち、業師コンビは堰堤狙いに出張していく。
ライズ待ちしていると1度だけドボンと飛び出たヤマメが居たがその後は小さなライズがポツ・ ・ ・ポツ・ ・ ・ポツ程度で老師に20cmほどのイワナが1尾のみだった。
堰堤まで出張した二人はに27cmヤマメが尻掛かりで尺並みの引きを味わったそうだ。業師は25cmヤマメをしっかりフッキングさせて1尾ずつとはいえ結果を出して帰ってきた。