今年もシンプソンで・・・

2011年冬至の夜、爽快渓流クラブ忘年会はしめやかに行われました。
集まったのはBird氏ことF、老師ことN、ことW、業師ことT、そして私Oの5人。
場所は、言わずと知れた京都が誇る名店『TAVERN SIMPSON』。
洒落た調度品に彩られた店内には、粋で洒脱なマスターとフレンドリーなバーテンさんが居て、何とも言えないテーストを醸し出している。
ここは、どこかにコダワリを持つ、大人の男達が集う店である。
そして、このお店で1年の総括をするのが、このところの恒例行事になりつつある。

それというのも、このお店にはFF暦30年という超ベテランのフライフィッシャーが居られ、その方と雑談や情報交換をするのが愉しみの一つだからである。
このお店のRさん、レナードやトーマス、サマーズといったマニアには垂涎のバンブーロッドやハーディーのヴィンテージリールのホルダーで、これらの名竿と格式高いリールで、毎年多くの尺オーバーをキャッチされている。

今年は、夏の釣行会で北陸の手取川水系へ行き、秋の釣行会では信州の天竜川水系で遊ばせてもらった。
どちらもそれなりの釣果があり、とても愉しい釣行会だったが、何より事故も無く全員無事に帰宅できたことに感謝しなければならない。

3月の大震災で出鼻をくじかれ、5月の連休からスタートした今季のフライフィッシングだったが、遅くまで残雪に悩まされたり、週末になると大雨による増水に襲われたりと、1年を通すと厳しい条件の日々が多かった。
さて、来年はどうなるだろう。
自然の力に抗うことは出来ないが、来年も1年間無事に釣りが出来ることを願うのみである。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。