勢い込んで来たものの・・・結果は?

W氏ことの貴重な休暇を利用して金曜日からの釣行(尤もこの間の遠征のリベンジもあり)に我が家を3時に出発、一路福井方面へ出かける。深夜からの雨は福井方面でもたぶん悪かろうと雨準備も完ぺきにし、心意気も尋常ではない!!
いつものコンビニで食料と年券を購入し、6時少し前に現地到着。やはり平日、誰も来ていない(当たり前?)。私のいつものお気に入りポイントから入渓。ところが水がない!!渇水状態に唖然。気温20℃、水温14℃、しかし気を取り戻しひたすらフライを流す。

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ティペットをいつもより細くし、フライも若干サイズを落すが反応なし。何回か魚の姿は確認してもフッキングまではいかず、そうこうするうちに中間の入退渓の場所まで到着。『これだけ水が少なかったら厳しいなァ』とウダウダしていた所為で此処まで4時間経過!このイブニングポイントでも数匹の魚を確認する。
『もう少し上がろうか?』とに声をかけると二つ返事・・・てなことで休憩なしで釣り上がる。暫くして私に待望の1匹目が#16・QBPに出る。

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しかし本流にしては21cmとは最近の本流アベレージか?以前はもう少し大きかったように思っているのは私だけではない(Bird、Og両氏も同様だとこの間も話をしていたところ)と、妙に納得しながらも此処からも俄然やる気が出てきて、ひたすら釣り上がる。

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トラブル回数もさすが!半端じゃありません。トラブリ方も技です(失礼!!)。
何回かの反応はあるが、キャッチまでは到らず悔しい思いが伝わってくる(本人はめげてはいません)。なんとかしなくちゃ・・・

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しかしは華麗な技も見せてくれます。
さらに同サイズを1匹を追加し、さらに上流のごく浅い流れ込みの流芯でガボッと出たのが28cmの良型。久しぶりの強い引きをロッドに感じ無事ネットイン。

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にも数回のコンタクトはあるが、なかなかキャッチできず。

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さらにその上流の流れ込みのブッシュのぎりぎりで底には倒木が丸一本沈んでいる鬱陶しい処で#16、これも新作CBP。ボツッと出たのが27cmの良型。尺でもありそうな引きをここでも堪能する。
≪今年はハックルの巻方を少し変えるとか、ボディのマテリアルに以前巻いたことのないものを使ってみるとか、汎用性の高い陸生昆虫まがいとか、いろんなパターンを作ってきたフライを試すことも今回の釣行の楽しみのひとつでもあった≫
上流の堰堤まで辿り着き時間をみると4時!なんと10時間それも昼食なしで来てしまった。
こうなると軽く食事をとりイブニングの先でも決めないとのストレスも溜まる一方・・・
に何とかと思い、これも何時もの谷へ向かう。幸い平日ということで取水堰堤は貸切状態。ここでが3匹釣り、何とか溜飲を下げる。

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この後、下流の小規模堰堤でがなんと私の5連チャンどころか10連チャン!!!を達成し、まだ釣っている(笑)。私も数匹釣り、二人で12,3匹位から数えなくなる。

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此処のイワナもどこかと一緒で紫色で、腹がまっ黄色の元気なイワナである。

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『終り良ければすべて良し』、なんとも云えないイブニング状態となり、結果オーライというところで7時を過ぎ、未だ残された時間のなか、第二堰堤の橋下でライズフィシングを堪能して(ばらしが何回かあったが面白いように出る)一日目を終了する。
今後は渇水時の対策も万全な準備が必要と感じさせられた一日目でした。
二日目はまたの機会に・・・。

(老師)