子入谷林道

降り続いた雪も一段落して青空が顔を出してくれたので朽木の雪はどうかなと出かけてきました。
朽木というと朽木スキー場と思われている方々が多いようですが、朽木渓流魚センター方面の奥のほうになります。
国道367から渓流魚センター方面へ梅ノ木橋を渡り次の橋から既にアイスバーンになっていました。
子入谷林道入り口まで除雪されています、積雪1mくらいでした。
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思った通りのパウダースノー、なにわナンバーのジムニーが置いてありましたが誰も入った形跡はなく、バージンスノーに線を引いていきます。
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パウダースノーというといい感じですが、さにあらず、ずずっと埋まって全く滑りません。ラッセルで歩いていきます。スキーの浮力の分だけ助かりますが、それでも2~30cmは埋まるので500mも歩くと息が上がってもう帰ろうかと何度も思いましたが、何となく足は前に進んでいるのです。
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歩き出して1Km程は平坦で丁度よい準備運動区間ですが、この間がかなりきついんです。
登りにかかるとまたきつくなりますが、あまり休憩すると体が冷えてしまって余計に息が上がるので一呼吸入れる程度の休憩を何度も取りながらもくもくと登ります。
一呼吸入れていると背後に何か気配を感じたので振り返って見るとカモシカが顔を見せてくれました。久しぶりの晴れ間にカモシカも一息入れているようでした。
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今日はラッセルでかなり疲れ果てました。いつもの焼尾地蔵までたどり着けません。取敢えず、歩き出した村が見えるところまで登り、今日はここまでと諦めました。
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帰りもほとんど滑ってくれない雪に四苦八苦しながら降りてきましたが、スキーが雪を踏みしめる音とぼたぼたと木々の枝から落ちる雪の音以外に何もない静寂、白と黒の世界、ただただ歩くという単調な行動、これだけのことが何とも楽しいのはどうゆう事なのでしょうか。

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