御在所水系

老師は金曜に京都のホームグランドへ行ったそうで、土曜如何と誘いにくくなってしまった。
斯く言う私は誘うにしてもどこへ行こうというプランもなかったし、何より眠たくなってしまって夜中から走れそうもなかった。
朝、10時まで電話がなかったので本日は休んでもいいかなと愛知川水系へ向った。
11:30通行止め林道入り口到着、1時間くらい散歩してから釣りでもしようと思い、ザックにウェーダー、ベスト、ロッドを詰め込み舗装林道を歩き出す。
暫く歩くと地道になるが2トン車なら通行可能な林道が延々と続く。

IMG_0109

IMG_0110

45分ほど歩くと川を渡る、魚が居そうな雰囲気がない。マッええか、このままハイキングして帰っても。

1時間ほどで林道が終わる地点に休憩小屋があるが、ここまで車で入ってきている、地元ナンバー、いいねジモッティは。

IMG_0111

暫く行くと餌釣りの二人組みが小さな谷に入ろうとしているところだったのでこの辺りでも魚は釣れますか?と聞くと「う~ん、まぁボチボチねぇ」と私の大嫌いなニュアンス、発音で答えるのでそれ以降話す気にもならず、さっさと本流沿いの登山道を登りにかかる。

IMG_0112

IMG_0115

IMG_0117

IMG_0116

この道は昔の街道であったらしく、蓮如が比叡山から追われてこの辺りに隠れたとある。

所々に石垣跡などが残り昔々は人が住んでいた痕跡があちこちに残る。

IMG_0118

この木に見とれていたら川に下りやすい事に気がついたので取り敢えず飯でも食う気になった。
谷もフライが振れない感じでもないし少し様子を見る気になったのでウェーダーに履き替えボツボツ釣ってみた。

IMG_0123

IMG_0124

まぁこんなサイズだろうと思ったが、こんなサイズばかりだ。放流か原種か分からないので魚体には触れず針だけコッフェルで外す。

結構数は釣れるがこんなところでこんなサイズばかりで飽きてきたので1時間ほどでハイキングに戻る。

もうすぐ峠に差し掛かろうという辺りで川も小さくなったのと、登りがきつそうなのでここで引き返すことにする。
制覇するほどの峠でもないし。

IMG_0127

IMG_0126

昨年の禁漁からほとんど歩いてないので結構疲れた。大したコースでもないのにこんなんじゃこの先思いやられる。

帰り道、気になっていた区間を日暮れ近くまでやってみたが、小さなアマゴばかりだった。

滋賀県ではもうそこそこ楽しめるサイズの出る川はなくなってしまった。成魚放流をしている川など金魚のようなアマゴで気持ち悪いし。醒ヶ井産ばかりなんだろうが何で醒ヶ井なのか…

ということで滋賀県で茶を濁すと欲求不満になる。金払ってまでわざわざ欲求不満になることもない。