池原ダム周辺探索

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いきなりの禁漁看板は東ノ川、国道169号から池原ダムを横切りR425から坂本ダムバックウォーターへ約1時間、くねくねと曲がりくねった道をひたすら走りやっとの思いでたどり着いた東ノ川入り口のバックウォーター…待っていたのは夢とロマンの東ノ川峡谷美女軍団ではなく、なんともそっけない立看板…
調べもせずに取り敢えず行ってみるバカにお似合いのシチュエーション。。。。。。。
午前6:05またも夢破れて山河あり
(かっこ、本来は今の気分とは逆の意味ですので、青少年のため脚注)
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遡行したかった!
気を取り直し備後川へと引き返すがバックウォーター辺りから入るには川まで高度がありすぎるのは分かっている、林道をドンドン登り詰めゴルジュの通らずのない場所まで行くつもりだったが、もう少しのところで林道崩壊
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備後川お前もか。。。。。諦めるしかない、下流に一箇所入れそうなところがあったのでロープを掛け下降、稚魚のアタックが2~3回あったのみで100m程遡るともう通らずが待っていた。ここまで。
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備後筋には2~3艘のバスボートがのんびり浮かんでいた、本流に下りられる場所を教えてくれ~と叫びたくなった一瞬
残るはまたもやの前鬼…何かGW辺りはテント持ちでかなりの人が入ったという噂、釣れへんやろなぁ
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今日(24日)は午後から大雨が降るらしいので午前中に方を付けなければならない!
ヤブウツギ(多分)がいらっしゃいとあちこちに
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10時前にやっと七重の滝上の河原にたつ。
釣れる日は大概一発目から出る、今日は出ない。10分20分何の反応もなく時間のみが過ぎていく、魚はいるのだろうか?と一度逆引きをかますと底からビュンと飛び出た1匹のチビちゃん、これを撮っておかないと今日は魚の絵はないぞ!といつもながらネットなしの体制でポーズを決めているとポロッと逃げられた。これはイカン!もう1発何とかせんとと頑張ってみるが全く反応のないまま黒谷までの中間地点の大淵まで来てしまった。前回増水でこの大淵を巻けなかった、この大淵に落ちる小滝の落ち口のナメラの岩盤を渡渉しなければならないからである。今日は雨がシトシトしているが水量はほぼ平水に近いので難なく渡渉完了。大雨が降り出すまでに何とか黒谷出会いまで午前中に済ませなければならない。
この大淵を越えた次のポイントはいかにもポイントポイントしているので出そうにないが一応探るだけ探っておこうとワンキャスト、ポッコンと飛び出た1尾
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こいつに逃げられたら今日はなかった事になるかもしれないので上陸させて撮影成功、チョット苦しかったかなゴメンね。
撮影後、今釣ったポイントでまたライズが…いるなぁ…ワンキャスト、難なくヒット、同じような型(いつもの18cm)。
ここから始まった爆釣タイム、型は小さいが出るわ出るわ黒谷までの1時間半ほどで22尾
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ポイントごとに出る、バラシ、空振りも合わせると30以上はあった。どうやらあの淵から黒谷出合いまでは暫く釣られていなかったようで小物ばかりだったがクリクリ目玉の前鬼アマゴに楽しませてもらった。
黒谷出合い以遠はまた釣れなくなるに違いないのでここで終わりにしようと思ったが
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22尾?…あと8尾で30、尺どころか25UPもまだ釣れていない今期の貧果、せめて数で30出そうか!と懲りもせず遡行を続けるがやはりイマイチ出が悪い。
悪いながらも28までカウント、あと2つがなかなか。この調子だと10m滝まで行きかねない、行くのはいいが帰りが辛いぞと思いながらついついこのナメラの淵まで来てしまった。ここで最後にすっぺと何気なく淵の巻き返しにキャストしたら、絶対25は超えてた(気分的に)ヤツがゆっくりパクッと食ったと思ったんだがなぁ…コンと来てキラキラ、はぁ~しまった~なんでや~
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精も根も尽き果てた、帰ろう。
ということで、前鬼も小さい!
デカイの釣りたい!

帰りがけ疲れたので林道が国道へ出る少し手前で仮眠でもしようかと休んでいたら救急車が谷へ入っていった。まただ、前々回はパトカーに深刻な表情の家族らしき人を乗せて谷へ入っていったのを見た。この谷は事故が多い、登山か沢屋か、はたまた釣り?
人のことは言えない私である、実は私も救急車のお世話になりかけた一人である。無理をせず1歩1歩確かめながら遡行しなければ危険ですぞ。