近場も増水…

今期もまた増水の二文字に取り憑かれそうだ。
今週はどこをどう回っても無理だと不貞寝を決め込んでいた土曜、毛鉤など作ってみたが気が乗らない。
老師は木曜から庄川を1泊2日で探釣、きっちり雨の前に御帰還とのこと、ほんまにもう平日行ったろかなとか…無理ではないがそんな時に限って急用が入って「すんません」とか言わなければならない羽目になるし。

で、だめもとで近場で濁りにくい谷2~3個ピックアップ、早朝より出かけてみた。
E川水系のSB川5時到着、水は高いが濁りはさほどでもない、午後からなら丁度いい感じ、上流本流が3本に別れる内K川上流は濁りにくいので橋から出合いを見てみたが本流筋は3本とも釣りの出来る状態ではない。
養魚場が管理するS谷川は濁りも無く水量も丁度良い、もう1本の筋に流れ込むK谷も濁りにくいはずだと確認に行くと思った通り万事OK!
K谷を午前中やって午後からSB川でイブニングと決定。
K谷に到着した頃はまだ小雨がぱらぱら降っていたが支度を済ませた頃には止んできた。
緑のトンネルを抜ける林道跡を30分歩き林道跡が小谷に曲がるところから入渓。

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以前は(といっても15年以上も以前だが)滝までがアマゴ優勢のイワナと混生、滝以遠は完全にイワナであったが、堰堤群が出来てから鉄骨堰堤までが混生、以遠がイワナ域となっているようだ。
魚は走るがどうも出ないと思っていたらアマゴ域でイワナ狙いしていた、こんなところまでアマゴかと気が付いてから何とか思いどうり数尾ヒット、型はこんなもの。

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鉄骨の堰堤下はいい型のイワナが出ていたがアマゴに勢力を奪われて20cmのイワナ1尾、あとは22~3のアマゴが5匹出たのみだった。

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この堰堤まででほぼ1日かかっていたが、林道歩きですっ飛ばした区間が半ゴルジュの遡行に苦労するところだったので、今日はここまで4時間ほど。
10時過ぎだったので堰堤を越えてみることにした。

この堰堤からイワナ域に入ったようで、うぶな連中がぽこぽこ出だしたが型は小さい。

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谷が二つに分かれるところまで登り納得。左岸の谷を上ると国道?21旧道に出るからだ。

帰りは右岸の釣り師道?から林道へ出られるので楽チン。12時過ぎに帰還。

谷で昼飯は済ませたので下流のSB川へ速攻、途中下流漁協により漁券をくれというと今年はアマゴは解禁していないという。
S谷川へ引き帰そうかどうか迷ったが、まぁそんなにガンガンやるほどの谷でもないし午前中それなりに納得いったので帰ることにした。
この辺りの漁協がもう少し考えを変えてくれればいい釣り場になるんだが、どこもかしこも鮎しか頭に無いようだ。