高島トレイル-4番 三重嶽(ポイント10)

今回はいつものピークハント1本をもう少し頑張ってトレイル1区間、武奈ヶ嶽~三重嶽約12~3Km(登攀、下山を含む)を歩いた。
og氏、老師、とも全く興味なしのところへ彼らと同じ職場の元気いっぱいの女子がいっぺん連れて行けと興味を示してくれ、彼女とマラソンクラブで一緒に頑張っている業師T氏もやってみたいと嬉しいことを言ってくれ、3人の予定を合わせて本日決行となった。

若手F女子と働き盛りのT氏、そして体力など落ちるところまで落ちてしまった私が彼らと共に登攀となると…きついな…と前夜からプレッシャーかかりっぱなしで、おまけに、いつもは弁当お茶程度の軽量パックも、今回は10~15Kgとかなりの負荷…ええい!行けるとこまで行ってやれと、開き直って眠りに就いた。

今回の行程は、石田川ダムから赤岩山740mまでの急登を一気に上がり、稜線沿いに武奈ヶ嶽へ、武奈ヶ嶽北尾根から一度高度を下げ、再び三重嶽山頂まで上り、石田川上流河内谷分岐辺りの-落合登山口-に降りるという、ほぼ3分の2は未体験ゾーン、地図では約7時間半のアップダウン連続というコース。

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8:30登山口出発、出足から超急登、楽しようと思い早めに稜線に出られそうなコースを選んだがこれが裏目に出た。
慣れない重めのバックパックが祟ったのか30分も登った辺りで早くも限りなく限界に近い状態になり大休憩を申し出る。
二人はといえば息も切れていないようですこぶる元気だ。やはりこういうストーリーかと諦めて、ボツボツ行くことにする。

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何とか赤岩山へたどり着く。

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後は稜線沿いに緩やかに登れると思いきや、一旦下って登り返す又もやの急登、この分では三重嶽どころか武奈ヶ嶽から下山かと2度目の弱気が登攀の辛さに拍車を掛けるが、何とかブナ林までたどり着いた後は少し元気が出てきた。

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やっとの思いで武奈ヶ嶽到着。

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黄砂で全く眺望は望めないかと思っていたが、若狭湾大島半島が靄にかすんでうっすらと見えてくれた。
楽しみにしていた紅葉はすでに低高度付近に移ってしまい、稜線沿いの樹々は落葉していた。

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2人には楽しみが半減も3分の2減もしてしまい、これといった楽しみもないハイキングとなってしまったが、それなりに曲がりくねった背の低いブナなど何かしら見つけては楽しんでくれたようで助かった。

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落ち葉のブナ林もそれなりに雰囲気がある。

昼食には少々早いので武奈ヶ嶽北尾根でコーヒータイム、いつもの一人遊びではコーヒータイムなど虚しいだけで山頂弁当だけが唯一の楽しみだったが、連れが居るとコーヒータイムも楽しいものだ。

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地図から察するにここから一旦降りて又登り小ピークに出て、まただらだらと降り、そしてまたまただらだらと登り返す。

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2つ、3つの小ピークを越え振り返るとあんなところを超えてここまで来たのかと我ながら感心してしまう。

水谷分れに到着し、ここから三重嶽まであと2Km、約1時間もうひと踏ん張りだ。

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ここから長いだらだら登りを、くねくねと、へとへとになりながら登り続けると、山頂らしき雰囲気の小山が見えて来たが、そこから道はそれてしまいがっかりさせられる。気を取り直してまた低いブナ林を登り続けると大日尾根への分岐に出て案内板に三重嶽まであと0.2Kmとある。

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14:00本日目標の三重嶽到着、974m(ポイント10)

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コンビニおにぎりが常食となっている私などは、今回彼女が作って来てくれた手作りおにぎりが何とも美味しく、贅沢な昼食を頂いてしまいました。

腹もふくれ、荷も軽くなりあとは一気に下るのみ。

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降りるごとに紅葉が美しくなり上から見下ろす紅葉もおつなものである。
16:00予定通りにデポ車のある登山口到着。最初はどうなる事かと思ったが何とか完歩。

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7時間30分、29765歩。Fちゃん、Tさんお疲れ様でした。一番疲れてるのはやはり私だったようで…修行が足りまへんな!