2009年、それぞれの初釣行

『早くアマゴに逢いたい・・・』という一心で出かけてきました東吉野のT川。
そろそろ桜も見ごろの季節なのだが、頭の中はアマゴの白い魚体一色。
同行は手習いことW氏と、還暦を過ぎてなお意気盛んなN老師。
そして、10時過ぎにふるさと村へ到着すると、すでにN仙人が新調した#2ロッドからシルクリーダーをしなやかに伸ばしながら橋下のポイントを攻めていた。

今季初釣行だった仙人の『3匹ほど出ましたヨ・・・』という声で一安心。
もうアマゴたちの活性は上がっているようで、これならドライフライで行けそうだとの感触を得た。
私とが上流部へ、老師と仙人が下流部へと別れ1時までフィッシング開始。

水温6℃、黒っぽいカゲロウが一斉にハッチを始めたようだが、この区間は魚影が薄くライズはほとんど見られない。
しかし、何をするにも器用なWがフライ初心者にもかかわらず、早々に小ぶりのアマゴを仕留めてしまったのには恐れ入った。
早速記念撮影と思ったがうっかりデジカメを家に忘れてきてしまったのでのデジカメでパチリ。

shokunin

私も18cmを頭に3匹ゲット、今季初のアマゴとのご対面に感激・・・!。

そうこうするうちに雨も降り出してきて、1時になりふるさと村へ集合。
老師と仙人のペアもそれぞれ小ぶりのアマゴを4-5匹ずつキャッチした。
まずは4人とも無事に開幕でき、めでたしめでたしということだが、ここで仙人は所用で早帰り(これからいいとこなのに・・・)。

昼食後は雨が小止みなく降り続けるなか、三人で上流部のM谷へ移動。
出合いから少し入ったポイントで老師が2匹、が1匹追加。
さらに、もっと先の仙人お気に入りポイントでは老師が25cmの良型を頭に3匹、も1匹追加した。
老師のキャッチした25cmのアマゴはまるでアジのよう・・・。

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4時半になって最後はお決まりのトンネル上下流部へ移動。
老師が下流部へ、私とが上流部へ入った。
依然としてカゲロウのハッチが続くなか、私が20cmを頭に5匹追加、はトラブルの連続で苦杯を舐めさせられ、あらためてフライフィッシングの厳しさを味わった様子。
下流部へ入った老師は25cmを頭にきっちりと5匹キャッチ。
今日は老師の日だったようである・・・。

全般的にアマゴの型は小ぶりだが、時折成魚放流の25cmクラスが混じるこのT川。
4月中はしばらく愉しめそうである。