2008-04

二度あることは三度ある・・・?

街はすっかり新緑のフィルターに覆われて、窓を全開にして木々の息吹を感じながら車を走らせるのが何とも心地よい。 ガソリン価格が上がる前に一仕事しておこうということで、今回も目指すのは東吉野の高見川。 二週連続でツ抜けし、水況やハッチの状況も良さそうとの読みからである。 今回も同行は高見仙人、夕まず目まで粘って念願のツ抜け達成を目論んでいる。 9時にいつものふるさと村へ到着すると、すでに臨戦態勢で、2本のロッドを振り比べながら今日はどっちのロッドを使おうかと迷っていた。 『弘法、筆を選ばず』というが、『仙人、竿で迷っていては・・・?』。 最初の入渓ポイントに選んだのは、以前は良く釣れたふるさと村の下流部。 工事によって相当痛めつけられたが、どの程度回復したのか見極めたいところ。 しかし淡い期待は見事に裏切られたようで、生体反応がほとんど感じられない。 区間後半部分でようやく仙人に美形の20cmが釣れて一安心。 私には放流の居残りと思われる17cmがヒット、心身ともにくたくたになった。 遅咲きの八重桜の下でのお昼休憩、木漏れ日が優しく身体を包み、格別な気分。 午後からは仙人お気に入りの麦谷へ...
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桜前線を追いかけて

京都市内の桜はどこもほとんど散ってしまったようだが、東吉野方面はこれからが本番である。 桜は散り際が最も美しいというが、奈良へ向かう国道169号線沿いの木々はすでに花びらの数も少なく、どこか寂しさを漂わせる風情となっている。 しかし、松坂へ向かう国道166号線に入り次第に標高を上げていくにつれ、時間を逆戻りさせるように淡いピンク色の花びらが目立ち始め、兎田野地域まで来ると今が盛りと咲き誇っている。 天増川へ行って見ようか、それとも針畑川で遊ぼうかとも思ったが、湖西地区は雨の影響で残雪による雪しろが出てドライフライでは釣り辛いだろうと判断した。 ということで二週連続東吉野の高見川、今回も同行は高見仙人ことNA氏。 大学へ通う娘に金がかかりロッドを新調できないとぼやいている・・・。 準備を終えて9時半に入った場所は、先週いい思いをした大又の民家が切れる辺り。 しかし、先週のようにナミフタオカゲロウ(クロマダラではなかった)のハッチもなく、やや増水気味の流れからアマゴたちの反応は少ない。 15-16㎝のチビアマゴを2匹キャッチしたのみだった。 仙人は押しの強い流れにドラグ処理で苦戦している模...
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2008年開幕、チビアマゴと戯れる

このところの初夏めいた陽気と、暫定税率の期限切れによるガソリン価格の下落は、釣りに行けない理由をことごとく粉砕してしまったようだ。 4月5日(土)、ようやく重い腰を持ち上げ、桜見物を兼ねて東吉野の高見川へ。 9時にふるさと村に到着、橋の下で半年振りのキャスティングを懐かしんでいると、いきなり15㎝程のアマゴが釣れてしまいアマゴの活性の高さがうかがえる。 と、そこへ顔を見せたのが高見仙人ことNA氏。 今年はすでに3回目の釣行だそうだが、まだノーフィッシュとのこと。 新調したベストに今年こそは尺アップを・・・といった意気込みが感じられる。 車で少し下流へ移動、新しく開通したトンネルの手前辺りから二人で川へ降りた。 中々いい渓相の続く区間だったが、私に1度、NA氏に2度反応があったのみで アマゴの顔を見ることはできなかった。 集中力が足らないというか、身体の感覚がまだ本調子とは程遠いようである。 昼食後は二人分かれて、NA氏は麦谷、私は大又の民家が途切れた辺りへ入渓。 その頃からカゲロウ(クロマダラ?)のハッチが急に増えだし、アマゴの反応が 極端に良くなってきた。 それこそポイント毎にフライ...
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