二度あることは三度ある・・・?
街はすっかり新緑のフィルターに覆われて、窓を全開にして木々の息吹を感じながら車を走らせるのが何とも心地よい。 ガソリン価格が上がる前に一仕事しておこうということで、今回も目指すのは東吉野の高見川。 二週連続でツ抜けし、水況やハッチの状況も良さそうとの読みからである。 今回も同行は高見仙人、夕まず目まで粘って念願のツ抜け達成を目論んでいる。 9時にいつものふるさと村へ到着すると、すでに臨戦態勢で、2本のロッドを振り比べながら今日はどっちのロッドを使おうかと迷っていた。 『弘法、筆を選ばず』というが、『仙人、竿で迷っていては・・・?』。 最初の入渓ポイントに選んだのは、以前は良く釣れたふるさと村の下流部。 工事によって相当痛めつけられたが、どの程度回復したのか見極めたいところ。 しかし淡い期待は見事に裏切られたようで、生体反応がほとんど感じられない。 区間後半部分でようやく仙人に美形の20cmが釣れて一安心。 私には放流の居残りと思われる17cmがヒット、心身ともにくたくたになった。 遅咲きの八重桜の下でのお昼休憩、木漏れ日が優しく身体を包み、格別な気分。 午後からは仙人お気に入りの麦谷へ...