2008-05

爽快渓流、T川

先月の釣行記で『どなたか同行者を募ります・・・』 と狼煙を上げたものの結局皆さん都合がつかず、またしても嬉し寂しの単独釣行となってしまった。 それならそれで『やっぱり無理してでも行っとけば良かった・・・』と思わせる釣果を上げてやろうと、気合いを込めて午前2時起床。 まだ眠りに就いている街をあとに、琵琶湖の西側を疾風のごとく駆け抜ける。 すっかり明るくなった午前4時57分、いつもの堰堤上の流れの前に立っていた。 曇天、微風、若干減水気味だが11℃のクリアウォーターは、先週同様ほぼ絶好のコンディションといえる。 QBP16番を結び息を殺して第1投、すぐにチビアマゴが反応したが乗らず。 そして第2投、水面下でそこそこサイズのアマゴがギラリと反転したのが見えた。 こちらの気配を察知されたようでその後は反応なし。 ここで堰堤下のプールが気になったので、下へ降りてみた。 1投目は強い水流に押されてドラグが掛かり失敗、どうもダウンクロスは苦手だ。 その後5-6投繰り返すものの最初でしくじったため警戒されたようだ。 再び元の上流部、瀬のちょっとした緩みにフライを落とすと、反応があった。 本日1匹目は、...
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池原ダム周辺探索

いきなりの禁漁看板は東ノ川、国道169号から池原ダムを横切りR425から坂本ダムバックウォーターへ約1時間、くねくねと曲がりくねった道をひたすら走りやっとの思いでたどり着いた東ノ川入り口のバックウォーター…待っていたのは夢とロマンの東ノ川峡谷美女軍団ではなく、なんともそっけない立看板… 調べもせずに取り敢えず行ってみるバカにお似合いのシチュエーション。。。。。。。 午前6:05またも夢破れて山河あり (かっこ、本来は今の気分とは逆の意味ですので、青少年のため脚注) 遡行したかった! 気を取り直し備後川へと引き返すがバックウォーター辺りから入るには川まで高度がありすぎるのは分かっている、林道をドンドン登り詰めゴルジュの通らずのない場所まで行くつもりだったが、もう少しのところで林道崩壊 備後川お前もか。。。。。諦めるしかない、下流に一箇所入れそうなところがあったのでロープを掛け下降、稚魚のアタックが2~3回あったのみで100m程遡るともう通らずが待っていた。ここまで。 備後筋には2~3艘のバスボートがのんびり浮かんでいた、本流に下りられる場所を教えてくれ~と叫びたくなった一瞬 残るはまたも...
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石田川つまみ食い

近頃土曜を狙ってお呼びがある…釣りをさせたくないんじゃないかと邪推してしまうほど で、土曜の夜に巻こうと思った毛ばりも巻けず目が覚めたら8時前… 昨夜積み込んだ一式を降ろす気にもならず兎に角出る。 T川やU川にはもうたどり着けない、石田川で遊ぶことにする。 10時半いつもの車止め到着、先客3台、内明らかに釣り車1台。駐車スペースがないので下流200m程の広場に停める。 急ぎたくても毛ばりがない、現地巻き一式積み込んできたのでとりあえず5本ほど巻いた。急に雲古をもよおしたので林道と河原の間の林に適当な場所を探しズボンを下ろしかけたら、目の前の河原に石化けした師が…流石に餌師は化けるのがうまい。 場所を変え、用を足し、昼飯を済ませ、釣り支度が済んだのが丁度お昼。 師は3人連れで3箇所に別れて入った模様、となると車止めから3Km前後は攻められているはず。 1時間歩こう!何ならそのまま山登りに変更してもいいか、などとどうでも良いことを考えながら林道を歩くこと40分、本谷合流の橋までたどり着いた。 この辺りの山はかなり登山道が整備されてきて頂上から尾根伝いの縦走コース「高島トレイル」も出来たらし...
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鬱憤晴らしは、やっぱりT川で・・・

仕事や所用が続いて鬱憤が溜まりに溜まっていた。 ガソリン高騰もあって同行者を募ったものの、皆さんそれぞれお忙しいようで、久しぶりの単独釣行となったが、これはこれでポイントを独占できる愉しみがある。 午前3時起床、いつもの堰堤上に到着したのが6時、今日は運良く空いていた。 長く育った藪を掻き分け川原に降りてまず第1投、いきなりアマゴが飛び出した。 不意を突かれて合わせ損なってしまったが活性の高さが伺える。 水温11℃、微風、曇天、水は平水でクリアとくれば、この時期最高のコンディションである。 すぐに17cmのアマゴがヒットした。 今年のT川を象徴するサイズだが、昨年のアベレージ13-4cmと比べると少しだけ回復しているのかもしれない。 この堰堤上のしばらく続く瀬が私の最もお気に入りのポイントである。 いつも決して裏切られることがなく、そこそこの数とサイズが迎えてくれる。 しばらく人が入ってなかったのか、魚の出方も素直でポイント毎にヒットし、いつも車を止める前半部分までで17-20cmのアマゴを9匹キャッチした。 その後もここぞというポイントで反応があり、最後の瀬でキャッチしたのは25cm...
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湖北T川-冷たい雨

ゴールデンウィークのプレッシャーも覚めやらぬ10日、昨年のU川釣行以来ご無沙汰していたH氏とT川で大物を狙ってみた。 毎期おなじみのアケビの花から 最大サイズ22cm、終わったかなT川… カディスの羽化が頻繁なのか、深瀬の流れ込みの泡の切れ目辺りをダウンクロスでドライフライをスライドさせてやると結構なサイズがアタックしてくるがフックアップ出来ない、2~3匹同時にアタックする場面もしばしばあった。魚はかなりいるようだが型がイマイチ出ない。 朝から冷たい雨の寒い一日であった。気温は10度前後のまま終日上がらず水温も朝一の計測11度よりあがったとは思えない。 9ft強の2番というNewロッド(テンリュウ)で数を稼ぐH氏、テンカラとフライの融合型スタイルがチョット気になる私でした。 昼飯時に熊スプレーの話題になってH氏はまだ袋を開けていないまま携行しているとのこと、私は既にロックを取ればいつでも噴射可能な状態、ちなみに昨年瀬波川へ釣行した際に試しに少し噴射してみたが結構いける。5m~10mはカバー出来る勢いだ。で、今回も噴射訓練を決行!これがいけなかった…少々空気が佇んでいて噴射後何やら舌がピ...
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子供の日、T川偵察記

今季東吉野高見川での3回の釣行、数はそこそこ釣れはしたがほとんどが20cmに満たない未成年サイズ。 『早く美形のナイスバディをこの手で抱きしめたい・・・』という悩ましい欲望は日に日に増すばかりとなった。 となればもうT川しかないでしょうということで出かけてきました5月5日。 例年この時期のT川はまだ水かさも高く、雪代で青白く濁った押しの強い流れが6月の声を聞くまで多くの魚たちを温存してくれたのである。 しかしご多分に漏れず近年の温暖化による積雪量の減少は、早期のうちから餌釣師によって多くの良型が抜かれてしまっている。 さらにそれに追い討ちをかけるように、上流部に出来たスキー場爆弾は雨が降る度に大量の土砂を流出させ、多くの淵や深瀬のポイントを潰しているのである。 今釣行の同行は安曇川の番人ことNO氏、葛川、麻生川、北川、針畑川のポイントというポイントを知り尽くしている。 3日の憲法記念日に伊勢神宮へお参りに行ってきたという信心深い好々爺である。 5日はあいにくの雨模様だったが、お伊勢参りのNO氏が一緒だからまさか大雨に降られることもないだろうと甘い期待を抱いて朝5時半に家を出た。 8時頃...
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京都大学演習林 七瀬~大谷

半年以上も山野に身を置くことがなかった年は初めてではなかろうか 渓流解禁から早2ヶ月が過ぎog氏からは高見川の好調談を聞かされっぱなしで、このGWはどげんかせんといかん!と思いつつ予定は立たず、ずるずると後半に突入してしまった。 連休はどこも行かへんの?と半ば催促じみた嫁の言葉に「行く行く」と即答してしまい…さてどうしたものか 大型ごみの連休は居所がないのである。 とりあえず必要と思われる物は全て積み込み、後は行き先のみ GWなどどこへ行っても釣れた試しがない、行きも帰りも渋滞、行った先も満員御礼で… 何とか釣りらしき釣りが出来るのはここしかないなと思いついたのが京大演習林中流域、七瀬~大谷間 朝7時芦生演習林事務所駐車場到着、気温は9度と肌寒い。駐車場には既に15台ほどの先客。釣り、キャンプ、ハイキングetc、願わくば釣りの比率が少ないように! ザックにウェイダーとベスト、食料と飲料、ロッドを詰め込み7:15出発、入林届けに記入を済ませトロッコ道を3時間も歩けば七瀬谷出合いに着くはず、のんびりと久しぶりの木漏れ日と小鳥の囀り、川のせせらぎを聞きながら歩くとしよう。すぐそばの小枝にとま...
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