2012-07

釣行会老師班の憂鬱

今年の釣行会は北陸方面に頻繁に出没するメンバーのみの参加となったため集合に便利な車割で午前中の釣りを済ませた後ベースキャンプに集合となった。 老師を迎えにいって市ノ瀬ベースキャンプ近くのMD川を目指す。二日分の準備物資に気を奪われてしまったのか出発から1時間後に老師がロッドを忘れたことに気が付く。丁度og氏グループに同乗しているから老師にメールが入り我々の30分後続を走っていることが解ったので予備ロッドを持っているメンバーを確認、og氏から#3-9ftを借りることが出来て何とか二日間こなせるロッドが揃った。 初日は増水は確実な降雨履歴だったので濁りの入りづらい谷が選択肢となる。 老師はまだMD川上流部が未経験であるので45分の林道歩きに難色を示すところを過大評価で説得しMD川に1番乗り。 林道の途中から入るコースは少々ブッシュがうるさく滝上りもあるので遡行しやすい林道終点を目指した。 だらだらと登り続ける林道に朝一とはいえこの時期汗が噴出す。何とか最終堰堤に到着、後は谷上がりも楽だし、釣果もそこそこ期待できるのでノンビリいけますよと自信たっぷりに釣開始。 いつもなら堰堤上からボツボツ釣...
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2012年夏、釣行会

九州では豪雨の被害も聞かれ、まだ梅雨の明けきらない微妙な時期、雨雲の追跡から逃れるように出かけた今回の一泊釣行会夏編。 結局、昨年同様、石川県を代表する名川T川水系へ向かうこととなった。 支流も多くあり、少しくらいの雨でも水引きが早いと言うのが選択理由である。 今回は二組に別れ、13時に白山下のIキャンプ場で集合することにした。 Bird氏とN老師が向かったのはMD川、Bird氏は今年3回目だが、N 老師には林道歩きが相当堪えそうだが・・・。 WとT業師、そして私の3人が向かったのは、昨年同様のSN川。 昨年、イマイチだったので雪辱戦の意味合いもあるし、何より紫色に輝くあのイワナ達に逢いたかったのである。 朝5時に現地到着、目指すポイントに一番乗り出来たようである。 Wは比較的魚影の濃い区間上流部に単独で入り、T業師と私は中流部のスロープのところから川へ降りた。 降りたところにあるプールで、いきなりライズを発見! イワナ特有のモコッとしたライズ、まずTに挑戦してもらった。 何度か流すうちにようやくヒットしたものの、寄せる時に外れてしまった。 続いて同じプールを私が挑戦、流れ込みのあたり...
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いとおもしろき川

久しぶりに訪れた川は以前と少しも変らず、14年もの間支流全域をC&R区間として提供し続けている渓流師垂涎の河川である。 今回のレポートを書くにあたり様々な想いが溢れたが到底書ききれないので書かないことにした。 鮎も始まりog氏はどっぷりとはまり込んでFFなどもう頭の隅にも無いようなので、取り残された我々は4人連れ立ってさてどこへ行こうか算段してみた。 U川、TD川、T川も飽きてしまい老師などは単独でしかも平日に1泊2日で庄川水系を探りに行く始末である。 そんなことでまだ皆さん行ったことの無い川で比較的近い川をご紹介がてら行ってみることにした。ガイド役の私としては日中だめでもイブニングにC&Rに逃げ込めば何とかなるだろうし、最悪U川へ転向するのも楽、もっと欲があるなら小鳥川水系までご案内するにも比較的近いしなどと逃げの画策には最適だったからである。 名神、東海北陸と乗り継ぎ3時間半、SNMとほぼ時間的には同じような時間でいけるがもう10数年もご無沙汰なので以前と同じようなポイント取りで釣果を出せるか全く不明な状態のガイドはまずはC&Rの支流合流点の本流筋が3本に分かれて流れる区間を一押し...
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