2014-05

IT川再び

ドライフライによるフィッシングをこよなく愛するフライフィッシャーにとって、最も心躍る季節といえば5月中旬から6月一杯ではないだろうか? もちろん訪れる川にもよるし、足を運ぶエリアにもよるのだが・・・。 今回訪れたK川最大支流のIT川においては、少なくともそう言い切れる気がする。 昨年同様、老師との気ままな初老男二人旅となった今釣行、まず目指したのはIT川上流部にあるC&R区間があることで有名なT川、昨年爆釣した想い出の場所である。 甘い香りのする5月の風を突き破るように車を走らせたものの、朝一番にのっぴきならない用事があったため、現地到着は10時を回っていた。 当然のことながら人気エリアだけに既に多くのフライフィッシャーに有望ポイント(昨年爆釣した)は占領されていた。 それでも何とか割り込んだポイントで、まず私にヒットしたのは22㎝くらいのイワナ。 老師もアマゴをヒットさせていた。
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一得一失

懲りずに行ってきましたSNM上流 中流部の荒廃が進むSNM川、出水時の流速を緩めるための川の階段製作中で濁りが出るため今期は上流部しか釣りにならない。 時期的には少し早いかなとは思いつつ、たまたま業師と予定が合ったので様子を見に行ってきた。 増水低水温、なのだがブッシュが低いので左岸の踏み跡を一気に登ることができる。 昨年夏、荷の重さと暑さで1時間半ほどかかったポイントまで45分、後続はないので踏み跡道終点から釣り始める。 取水堰堤で水位がちょっと高めだと思ったが上流部まで行けば谷からの流入水も減って適度な水量になるのではと甘い期待を持ったがやはり甘かった。 瀬渡り場所もおっかなびっくり状態で何とか渡れるといった感じ。流芯は白泡ばかりで巻きや石裏のポイントも波がきつくて毛バリが安定しない。 水温は水銀計で8度、赤外線で7度。 水位が落ちて水温が上がるころにはブッシュが背を伸ばして踏み跡が歩きにくくなるこの川はとりあえず楽をして釣らせてくれる川ではない。 とはいえ河岸には適当な流速のポイントもぽつぽつと散在しポイントの絞り込みには苦労しない。 夏場は低調だった踏み跡終点直後あたりから結構...
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二日で7匹

長らくのご無沙汰でした。 ITSR下流域行ってきました。 一人釣行となったので出発は6:30、ITSR出会いに10:00頃到着 下流域から順に攻めることにする。大淵と瀬の連続するこの川はどうやら瀬には魚がついておらず、淵に溜まっているようである。淵の流れ込みでましなサイズが出るもののどれもフッキングしないのは日中は警戒しているのかもしれない。イブニングの決め打ちがこの川の狙い方なのか。遡行していると午後4時頃キャンプ場下で釣スタイルの二人が寝そべっている。行ってしまおうかとも思ったが、反応もない釣りに飽きたので譲ってやってもいいかと思い、これから入るのかと聞くとイブニング待ちだという。この時間から?と少し話し込んでみた。まだ2時間は待たなければならないだろうというと待つのだという。18:30頃から暗くなるまでの一瞬が勝負で釣り上っていても釣れないのだという。その通りだ、まったく反応がなかった。名古屋からイブニングの一瞬のためにここへ来るのだそうだ。俺はそんな釣りは出来ない、朝から晩まで一日中釣れ続かないと我慢できない派だだの大潮の前半、水が増えた時がいいというので川の魚に大潮が関係ある...
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