滋賀

他に行く川ないの・・・

今週は2パーティに分かれての釣行。 Bird氏と業師のTは北陸方面へ、しかし何故かI川経由で・・・? Bird氏は余程I川水系N西谷川が気に入った様子で、このところ毎週のように手を変え人を変え足繁く通っている・・・! 確かにロケーションや渓相はいいのだが、魚影の薄さが物足りなさを感じさせる。 我々3人組の方は、ほぼ1年ぶりに大きな期待を寄せてのT川詣で。 7時半に下流部へたどり着いたものの、前々日に降った雷雨の影響が残っていて、増水しているし、濁りも少しある・・・。 最上流部なら何とか釣りになりそうな気もするが、昨年の5月の連休にN老師と最上流部に入って、増水のなか散々な目に遭った記憶が蘇る。 散々迷った挙句、最終的に意を決して向かったのは、お姉さん格の川、(こちらも再三の・・・)。 私も同様に3回連続で、Bird氏のことをとやかく言えない・・・? “この時期はイワナではなく、どうしてもアマゴの良型が釣りたい”などと正当化するのも空しい気がするが・・・。 何より、同行のN老師やWには初めての川で興味津々といったところ。 途中のお店で入漁券を購入し、まず向かったのはダムのすぐ上。 前回、...
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2012年連休後半釣行記

2012年5月の連休後半、さて何処へ行ったものかと思案を巡らせた結果、岐阜I川水系に決定。 I川には過去に何度か行ったことがあるものの、支流のN川へは行ったことが無かったからだ。 今回はBird氏との気ままな二人旅、流石に二泊三日の釣行となると同行者は限られてくる。 AM5時に待ち合わせ場所をスタートしたが、名神で事故渋滞が・・・。 やむなく、湖西廻りの303号線経由で行く羽目になった。 そんなことでN東谷川到着は10時を回っていて、とりあえず中流域の渓相の良さそうなポイントへ降りた。 水温は12度、水は青々と清く透明で、とても上流にダムがあるとは思えない。 渓相にほれ込んで入ったポイントだったが、魚の反応が無い・・・。 しばらく進んだところで見切りをつけることにした。 時間はまだたっぷりとあるのだから・・・。 “水清ければ魚棲まず”という故事があるが正にその通りの状況だった。 さらに上流部も好転する気配を見せず、昼食後にやむなくN西谷川への林道を進んで支流のK谷へ入った。 流石に渓流釣りシーズンだけあって釣り人も多く見かける。 恐らく午前中に誰かが入ったのか、ここでも反応が極端に薄い...
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六月の雨には・・・♪

“六月の雨には 六月の花咲く・・・♪” 小椋佳『六月の雨』より。 期待に心を膨らませた釣行、何かがおかしい、何かが狂っている・・・。 満を持して出かけた、今回の同行はBird氏。 を知り尽くした、最も頼りになる男である。 現地到着は6時半、私のわがままで入渓場所はいつものEポイント。 曇天、無風、適水量、水温13度と来れば申し分ない状況のはずである。 いつも何かしら反応のある最初の淵だが今日は無反応、嫌な予感が・・・。 そして、その上流にある今まで数多くのドラマを生んだトロ瀬に進んで驚いた。 長く続いた雪代が大量の土砂を運んだのか、浅瀬になっている・・・! 気を取り直してそうっと進むと、奥の流れ込み脇にあるネコヤナギの下でライズを発見した。 警戒されないようにロングキャストした16番カディスにわずかに反応したが、フィーディングレーンがずれていたのかフッキング出来なかった。 どうも先週の不調を挽回しようと、強い意気込みが空回りさせているようだ。 ここで茂みの中にしゃがみこんで用を足して来たBird氏と交代。 その上流の流れ出しで出たものの合わせ損なってしまった。 “大事な部分をブヨに刺さ...
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増水転じて福となす

昨夜から降り続いた累計雨量は46mm、特に夜中の12時から2時にかけて37mmの集中豪雨が襲っていた。 さらに4日前の15日から16日にかけても76mm降っていて、この4日間でなんと120mm以上の雨が降ったことになる。 唯一の救いは釣行日である19日(土)の予想雨量が0mmということ・・・。 来週から中間禁漁期間に入ることを考えると今週がT川のラストチャンス。 “少々の増水でも行っとかなければ・・・”そんな強迫観念にせっつかれて重い腰を上げた19日、現地到着は少し遅めの6時半、イマイチ気合が入っていない! 狙いは最初から最上流部と決めていたが、現場に到着して唖然となった。 予想していたとはいえここまで凄い増水とは・・・。 小雨も降り出してきて、完全に戦意喪失・・・。 しかし、“折角ここまで来たのだから・・・”としばらく車の中で模様眺めの仮眠。 9時過ぎに目覚めたときには薄日が差していた。 “少し水が引いたかも・・・”と淡い期待を抱いて最上流部まで見に行くと、何とか釣りになりそうなポイントがある。 いつもならチャラチャラで水が少ないのだが、この増水がポイントを作っている。 最上流部に架...
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QBP対EHC

昨日ワールドカップが開幕したが、通い慣れたT川グランドではスタンダードフライの代表格であるQBP(クイルボディパラシュート)対EHC(エルクヘアカディス)の熱い戦いが繰り広げられていた。 快晴に恵まれた6月12日、毎度おなじみになったT川のEポイントセンターサークルで向かい合ったのは、QBPの達人で爽快チーム主将の鳥人Fと、今季EHCにこだわりを持ち続ける同じく爽快チームの世話人O。 先週同様気合と期待の入り混じった5時半にキックオフとなった。 この1週間はほとんど雨らしい雨も降らずコンディションとしては渇水気味。 少なくなったヒットチャンスをいかに効率よくゲットするかが鍵となる。 早々にFが先制点、最初に入った淵で泳いでいるのが見えた18cmのアマゴ。 続いて2点目もFが良型をヒットしたかに見えたが、ネコヤナギの下へ潜られて痛恨のバラシ・・・。 姿が見えなかったがロッドの曲がり方からして相当な型だったと思われる。 少し進んで今度は私にチャンス、ネコヤナギのすぐ横を流したEHCに反応した。 これも良型だったがタイミングが合わずミスキック・・・! さらに進んだ瀬の流心から飛び出したのは2...
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梅雨が来る前に~♪

季節、天候、水量、水温、ハッチの量・・・、何をとってもグッドコンディションのはずだったのだが・・・。 6月5日、T川に到着したのは午前5時半、相当気合が入っていた。 爽快渓流クラブ例会に集う4人の頭の中にはそれぞれ大型のアマゴが泳いでいる。 大きな期待を現実のものにしようと朝一番に選んだ場所は、最も実績が高いと思われるEポイント、いつものようにとペアである。 鳥人と老師は型狙いでCポイントを選択、明暗の分かれ目となるか・・・? 川に立ち込んで早々いつものポイントで20cmのアマゴがお出迎え、幸先がいい。 その先にある数多くのナイスバディが飛び出したフラットな流れではライズも! 残念ながらそのライズは獲れなかったが、少し先の流れ出しで25cmのアマゴがヒットした。 その先でにも20cmがヒットし一安心。 そして先々週26.5cmを引きずり出したポイントで再びのカディスに大型が飛び出した。 しかし、残念ながら合わせ切れ・・・。 知らないうちにウィンドウノットが出来ていたのかもしれない。 少し進んで先週鳥人が尺をバラシた淵でが今度は3連続バラシ・・・!!! そのうちの1匹は優に26-7cmは...
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疑わしきは行かず

昨年はゲリラ豪雨に悩まされ現地滞留、早期撤退と何日を無駄にしたことか 今年もどうやら雨に悩まされそうな予感に拍車がかかってしまった今回のT川であった。 国土交通省のテレメータ雨量を確認すると三日前から二日間にかけてほぼ間断なく降り続いた雨は一昨日までに累積84mmに達していた。 増水は覚悟していたが行ってみないと分からない(希望的観測に期待して)この川の水量には毎度悩まされてしまう。 久々に夜明けの琵琶湖を眺めながら快適に湖西道路を北上し現地下流域に到着したのは5時半頃であったと思う。 見た所濁りは丁度よい程度で、下流の感じではいけそうな雰囲気ではあったのだが上流に向かうに従い、川通しは無理!良くてもH谷上流なら何とかなるかなといった状況 少し遅れてくる老師にかなり増水していますよとメールしてみたが既に圏外であった。まっとりあえず来て見たい人なのでいいか… 待っている間中流部のいつもライズの多い大淵を早朝からウェットを深めに沈めて流してみるが、朝からウェットというのはどういうもんなのだろうと半信半疑の時間のみが過ぎていく。 今回は増水に対応できるように6本のロッドを持参した、上流域、中...
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戦略フライⅡ

我が家には2匹の猫が居る。 2歳になるメス猫と3歳になるオス猫。 野良猫だったのをひょんなことから飼うことになった訳だが、今の季節は冬毛から夏毛に生え変わる時期。 この抜け落ちるアンダーファーをフライマテリアルとして使えないだろうか・・・。ラビットファーがあるくらいだからキャットファーというのがあってもおかしくないはずである・・・? ということで今回使用した戦略フライは、キャットファーをボディに使用し、ウィングはエルクヘアを使用した『猫フライ的カディス』。 釣れなかったら猫のせい(?)ということだが、果たして釣果の程は・・・??? 快晴に恵まれた22日(土)、通い慣れたT川に先週同様4人の精鋭(?)が揃った。 有難い事に釣行前、itaruさんや一竿さんからここT川の禁漁期間が短縮されたという情報をいただいた。 6月と言えば、それまで淵底でジッとしていた大型のアマゴが水面を漂う虫に最も興味を示す時期。 我々のようなドライフライフィッシャーが心を一番ときめかせる季節である。 アマゴ釣師の声に耳を傾けてくれたN漁協さんに感謝、感謝・・・。 さて、少し遅めの7時半に下流部に到着、トロリとした川...
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カディスの季節Ⅱ

“5月になればカディス・・・”、と頭では解っていても“そんな安直な選択はしたくない・・・”、と思いたくなるのが熟練(?)釣り師の意地でもある。 そんな思いで挑んだ15日(土)、行き先は言わずと知れたT川道場。 6月からの禁漁を控えて今のうちに行っとかなければと焦りの気持ちもある。 某ショップの店長お奨めのフックで巻いた戦略的フライが功を奏するか・・・? さて今回の同行は今季T川初釣行となるW、さらに現地近くのコンビニでN老師が合流し、3人でT川下流部に向かい、到着したのは8時少し前だった。 平水といった感じの川の状況を観察しながらゆるゆると車を上流へ進めたが、いたるところに釣り師と思しき車が停まっている。 年々この川で見かける釣り師の数が増えているように思えるのは気のせいだろうか。 中流部にようやく空いているポイントを見つけたので車を停めて準備にかかる。 快晴、微風、早朝よりハッチも多く見られ、いやがうえでも期待が膨らんでくる。 川に降りて早々に私にヒット、17cm程の小振りのアマゴだったが戦略フライの結果がこんなに早く出るとは嬉しい限りだ。 その後、川が二股に分かれている箇所で私が水...
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カディスの季節

ツツジ科の花が一斉に咲き競うこの季節、フライフィッシングも本格化する。 雪が多かったこの冬をジッと耐えた渓魚たちとの心ときめく再会・・・。 通い慣れた川のいつものポイントでドライフライに飛びつく姿は、魚たちとの饗宴の始まりを告げている。 ゴールデンウィークの5連休、当初から5月3日と4日の一泊釣行を目論んでいた。 単独釣行でもよかったのだが念のため2日の晩にBird氏に電話すると、たった今美山川最上流部の京大演習林から上がったところとのこと・・・! 相変わらずの行動力とタフさには全く頭が下がる。 3日からのT川一泊釣行を持ちかけると二つ返事でOK、話は速い。 3日早朝6時半にいつもの駐車場で待ち合わせ、1台で湖北方面へ車を走らせた。 今年初めてのT川、8時過ぎにN漁協向かいの家で年券を購入し上流方向へ。 水量は平水よりやや多め、まずは中流部のBird氏お奨めポイントから川に降りた。 水温は7℃、ウェダーを通して冷気が伝わってくる。 最初のポイントで私に3回ほど反応があったもののフッキングには至らず、さらに上流へ移動。 ここでようやくBird氏に初ヒットしたのは20cm程のアマゴ。 続い...
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