ECOしてないですか?

100%、エコと読むはずだ。先日テレビで芸人さんがヤホーで調べたんです、それはヤフーやろといったやり取りをしてウケていたがそれって一昔二昔前の化石やろ?と思う人も多いはずだが結構ウケてるって事はこの芸人さん考古学者の才能もあるのかもしれない。化石を掘り起こしては話題にしてしまう才に長けてるんだろう。
もっとも昔はヤッホーで調べたらな!って自慢げに言われたのが私的には一番うけたが…
ECOが金になる時代になってきた、いいことではないだろうか。猫も杓子もエコエコで黙っていても環境は確実に良くなってくるに違いないと信じているのだがお人好しだろうか。CO2取引というものには胡散臭さを感じるが…
お隣の迷惑なオッサンも7発も発射するには燃料費の節約が必要だったようで短距離に抑えてしまったようだが、まぁこれもエコ、時代錯誤なようでしっかり流行は押さえてるところがDearLeaderといわれる所以なんだろう、まっええ加減にして欲しいオッサンだ。

7発発射されてる最中に我々(W氏と)は巻き道も不明な程繁ったブッシュ(小浜ではない)と格闘していた。
手取川O谷に未明に到着、暗がりで見る限り増水の程度は大したことはなさそうだ。1時間ほどしっかり明け切るのを待って入渓。

P1010735

10cm程の増水、落差の大きいこの谷の10cm増水は少々不安、ポイントが極端に少なくなっているはずだ、白泡から引き出すにはミミズの方が手っ取り早い。
思った通りイワナちゃんの興味も水面ばかりではなさそうでこんな水量のときの唯一のフラットなポイント、淵を攻めるも反応は鈍い。
最初の堰堤下の淵まで1尾ずつと出足不調。この淵で5尾程引き出したがW氏のカディスには反応しなかった。堰堤下攻めの肝をまだ知らないW氏には良い経験になったはずだ。

P1010732

この堰堤を越えるか…巻き道は獣道よりも踏み後のないブッシュを抜け地滑り後の急斜面の瓦礫を20m程へばり付きながら登らなければならない、そして登りきった後堰堤の上流へ降りるのに又急斜面のブッシュをロープをかけて降りなければならない。
巻く価値はあるのか…気持ちはもう行ってしまっている、こういう苦労に必ず報いてくれるのが自然のすばらしいところ、きっとパラダイスが待っているに違いない。(と思って前回もH氏を巻き込んだのだが)

P1010736

パラダイスは待っていなかった、この程度の苦労でご褒美をくれるほど最近の自然は甘くないようだ。次の堰堤下までボツボツ飽きる程の長い間隔のアタリを拾う。2段堰堤上部のプールで二人に連続Hitするものの4尾と続かない、この堰堤を巻けば林道へ出ることが出来るのでさっさと巻き次の堰堤間をやって引き上げることにした。
この堰堤間は50mほどなのだが流れが二つに分かれているので二手に分かれる、私のほうは3尾25cm前後がHit、いい方に入ったなと思ったら合流点でW氏に聞くと5尾Hitとの事、どうも悪いほうを引く癖は治らないようだ。とはいえW氏にO谷のご褒美があってなにより、ここまで引っ張ってきた甲斐があった。

09070403

昼寝の後SNM川中流部へ、上流へ入りイブニングまで釣り上がろうと思っていたが水量が多いのでポイントがないだろうと判断、取水堰堤下流部の比較的水量の安定した区間を攻めた。午前中に入渓があったようで捕食レーンはタイトであったがしっかり距離をとりレーンにしっかり流してやれば石から出てくる。この状態なら、朝一入ったほうが良かったかもしれない。落ち込みの寸前でヘッドアンドテイルで出た奴は今日一、いいサイズなので一応メジャーを当てると30cm…えっ尺?もう一度メジャーをしっかり当てて計ると29cmだった、計りなおさなければよかったなぁ…
写真を撮る寸前にティペットを切られてしまい毛鉤を咥えたまま流れに帰っていった。

P1010738

イブニングは例のキャンプ場跡、ライズもなくボツボツ釣れるが型が小さい、19:30までやったが入れ食い状態にはならなかった。
最近北陸道の交通量が多くなった。高速料金千円の効果だろう。財布にはECOなんだが環境には?
毎週毎週九頭竜、手取に通っている人間にこんな事を言う資格はないか、渓流師には辛いECOである。