中部東海

御岳山の恵み

今回、初めて木曽川水系の某支流へ遠征。K川水系で仲良くなった2人の釣友の情報で、今年かなり釣れているとのこと。この釣友たちも既にこの川で尺イワナを3匹ずつ釣っている。それを聞いて勇んで出掛けたのが27日。朝6時から15時まで3人でこの川の上流域に入った。結果は3人で27cmまでのイワナを57匹。尺こそ出なかったが、平均して型が良いし、何より魚影が濃い。この区間は前日の夕方に下見に来た際、車2台で4人の釣り人が入っていたところ。1日しか経っていないのにこれだけ釣れるとは・・・。 翌日は2人で、この区間の中流域に入った。朝6時から10時までやって、31cmまでを7匹。相方は28cmまでを9匹だった。 その後、場所移動して少し下流域に入り、13時までやって、今度は33cmまでを5匹。特に33㎝の尺イワナの引きは強烈で、私の0番ロッドでは取り込むのにかなり苦労した。そして、相方は28cmまでが10匹だった。 この日は事情でお昼までしか出来なかったのでここで終了。しかし、この1日半で釣り上がったコースが、この川におけるイワナ主体の本命ポイント全てとなり、それより下流域はヤマメ中心となる。それにし...
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2015GWプチ釣行

甥っ子が婚約者を連れて岡崎市の実家に集まりバーベキューをするという。 急遽、魚の調達を依頼され出かけたのは最も確立が高いと判断したK漁協管轄のA川。 5月2日のGW初日(一般的には)とあれば釣り師が多いのは承知の上。 午後3時からBBQを始めるというから12時までしか釣りが出来ない。 途中のコンビニで日券を購入し現地到着したのは8時過ぎ、ほぼ4時間のみの釣行だ。 A川最上流部のK地区へ入り最奥まで一通り車を走らせたが、予想通りここぞというポイントには釣り師とおぼしき車が置いてある。 ただK地区に入ってすぐの一昨年鮎釣りでいい思いをしたポイントが開いていた。 川に降り最初の小淵に14番QBPを落とすと結構なサイズがフライを見に来た。 胸の高まりを抑え16番にサイズを落として再キャスト。 しかし、反応したのは20㎝サイズで、フライを食わずに身体で弾かれてしまった。 その後何度か流すものの、もう反応はない。 流石にA川、放流が行き届いていて魚影が濃い。 次のフラットなとろ場で顔を見せてくれたのは25㎝の放流アマゴ。 塩焼きには持って来いのサイズだ。 さらに次の瀬尻では綺麗な23㎝のアマゴ。 ...
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2010年FF開幕、寒狭川

京都渓流倶楽部!・・・、いつの間にか立派な名前がついていた。 重厚でクラシカルなネーミングで何となく面はゆい気もしないではないが・・・。 面倒くさい会則や会費は無く、足腰も弱くなり老眼に苦しむ世代が老体に鞭打ちながら好きなときに集まって渓で遊ぶ。 そんなユルさと気安さで集まったメンバーがすでに9人も居たとは・・・、オフは野球でもしますか? さて待ちに待った2010年フライフィッシングの開幕、3月20日にまず手始めに出掛けたのは愛知県を代表する名川、寒狭川。 中流部にC&R区間を設け、標高も低く早期よりドライでの釣りが期待できる。 私の実家である岡崎市に近いこともあって今回は帰省を兼ねての気軽な単独釣行、朝10時半に日券売り場の三和太屋さんに到着。 気さくなおばさんに釣況を確認すると、ここ何日か雨が続いて少し増水気味だがアマゴはまだたくさん残っているとのこと。 下流部にあるC&R区間が気になったので様子を見に広見ヤナの駐車場へ向かった。 川をのぞくと居るわ居るわフライマンが6人、一定の間隔を空けて思い思いのキャスティングを繰り広げている。 気配から察するとあまり釣れているようには見えない...
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寒狭川、傷心未だ癒えず

緑がまぶしい季節、渓魚たちにとって一年の内で最も活性が上がる時期である。 メイフライ、スーパーハッチ・・・、我われフライマンにとっても最も胸キュンとなる季節でもある。 帰省を兼ねたリベンジ釣行は、昨年同様の愛知県東部を流れる寒狭川。 2月1日解禁で、成魚放流主体の川である。 標高も低く川原が開けているため水温が上がりやすく、どちらかというと鮎釣りの方に分がありそう。 朝7時に現地到着、しかし入漁券売り場の店がまだ閉まっている。 30分ほど待つとようやく店が開いたので、最近の状況を確認した。 今年は早期より釣り荒れていて、もう魚はほとんど残っていないだろうとのこと。 暖冬を考慮して、もっと北部の川を選択すべきだったと思ったがもう遅い。 気を取り直して、まずは下流部にあるキャッチアンドリリース区間に入った。 大きなプールと瀬が交互に続くエリアだが、ルアーで狙う方が有利なポイントだ。 水温は14℃もあり、あまり期待もせずに瀬のえぐれを中心にタタキ上がった。 その時、明らかに油断していた! 27-8cm、いや尺を超えていたかも・・・? いきなり瀬を割るように飛び出した大きなアマゴの背中が見えた...
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寒狭川釣行記

愛知県東部を流れ、三河湾に注ぐ豊川。 その上流部は寒狭川と呼ばれ、春は渓流釣り、夏は鮎釣りで賑わう愛知県を代表する名川である。 上流部にはイワナが潜み、アマゴ主体の中流部にはC&R区間が設けられている。 ゴールデンウィークの5月3日~4日、帰省を兼ねて初めて訪れてみた。 ここ寒狭川には、上流部と中流部に二つの漁協が在り、当初はイワナ狙いで上流部に入るつもりだったが、現場に着いてみると車の止められそうな場所は、餌釣り師とおぼしき車に既に占拠されており、遅出の私には入る余地が無い。 連休ということもあるが、改めて人気の高さをうかがうことができる。 やむなく中流部まで車を走らせ、入漁券売り場で情報を得ることにする。 日券が1,000円と安い。 いつも思うことだが、中部・北陸方面の入漁券はどこも1,000円前後と比較的安いのに、関西地区は高すぎる・・・、愚痴ってもしょうがないが。 情報によると、寒狭川中流部は成魚放流が中心で、鮎釣りが始まるまでが釣期とのこと。 まだ魚は残っているという話を真に受けて、とりあえず券売り場直下を釣ることに。 水温は12℃とまずまずで、このあたりは水深30cmから7...
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