奈良

今期開幕・・・。

10年目のシーズン開幕は新ホームグランドT川で迎えた。 単独行というのもひとしおだ。 今期は妻と娘を富山に送り出し、例年の富山利賀川・百瀬川釣行を見送った。 気楽なGWをホームで過ごす計画だ。6日(金)にはMちゃんとのT川釣行にも出掛ける。 GWの洞川温泉には大峰山登山客やごろごろ水を汲みにくる県外車でごった返していた。 年券を買いに漁協により情報を仕入れる。ちょうど昨日本流で上がった47㎝のイワナの写真が飾ってあった。 昨日は40人が日券・年券を買っていったという。 今日も本流筋は車から渓を見下ろすだけでも数人確認できるほど入っている。 10時も過ぎていたので迷わずR谷を目指した。 若葉もまだ芽吹きだしたところで、キャスティングもまだ出来そうだ。 タックルを準備していると2人連れが上がってきたが、これから入渓すると伝えると快く譲ってくれた。 この5分早く到着したことがラッキーだった。 昨年の以来フライを巻いていないので、残っているフライは使用済みとバーブレスのみ。 形のいいEHCを選んだ。これがバーブレス。 一投目で出た!そしてフッキングした。が、バラシテしまった。 ともかく、誰も入...
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2011年、FF開幕

東日本大震災で被災された多くの皆様には、心よりお見舞い申し上げます。 例年なら3月下旬か遅くとも4月上旬には開幕するところだが、今年に限ってはどうも心のスイッチが入らず、悶々とした休日を過ごしていた。 ある時、『復興の狼煙』というポスターを見つけ、被災された多くの人たちが復旧に向け精一杯頑張っていることを知った。   釣友のMチャンは川辺川の支流で嶋崎了さんのスクールに参加してるし、会社の同僚N老師やWは、A川最上流部で既に釣行をスタートしている。 そんな周りの状況にせかされるように重い腰を上げた4月30日。 本来ならば通い慣れた湖北のT川へ行きたかったところだが、このところの雨で増水が予想されたため、今回は反対方向の奈良方面へハンドルを切った。 型に不満があるものの確実な釣果が期待できるこの東吉野のT川、少しくらいの雨ならほとんど影響ないのが魅力だ。 朝7時半にF村駐車場に到着、まずは挨拶がてらこのF村前後を釣ることにした。 約7ヶ月ぶりのフライフィッシング、日ごろの運動不足がたたって足元がフラフラする。 水量は思ったより少なめ、雨の影響はほとんどない。 ここぞというポイントで飛び出...
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クリアウオーターと秋風

お盆休みをずらして取った最後の一日。渇水を覚悟で奈良T川へ単独釣行に出掛けてきた。 何故か?アブ(ブユ)の発生が少ない渓の下流域では、家族連れが夏休み最後の渓遊びに来ている。 今日は最初から最上流部での一人遊びと決めていた。タックルをセット中に今期仲良くなった監視員さんが来られ暫し談笑する。 お伺いすると今日もT川流域を100kmも見回るとのとこ!ご苦労様です。 今日のテーマは『のんびりゆっくりリフレッシュ!』焦っても渇水では厳しいだろう。 ところが、渓に降りてみると爽やかな秋風が心地良いではないか!渇水は仕方ないがリフレッシュ出来そう。 いきなりキリクチ(イワナ)のポイントから始めると出た!キリクチには似ているが22cmのイワナでした。 大峯山からの下山者とすれ違いながら、目指す最上流域は渇水で普段の半分位の水量しかない。 秋風が爽やかに吹き抜けるので、ロッドを#2から#4に変えて一発必中でポイントを狙うことにした。 ここからアマゴの連続ヒットの始まり! イワナ狙いなのに・・・。こんな上流域でアマゴばかり6匹とは。。。 雄アマゴ21cmと秋の気配を感じさせる落ち葉。 今日は思いもよら...
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半年振りの尺ポイント

快晴微風の新ホームグランドT川漁協で年券を購入したのは9時30分。 数年前から解禁シーズンには登山が趣味の幼馴染にお願いして、翌年の下見を兼ねて支流探しをしている。なんと昨年7月の大雨S波釣行会の一週間後に、彼も同じ一の瀬から白山登山をしていた。県内外の山に一年を通して出掛け、渓流や釣果情報なども侮れないものを感じる。 そんな彼と昨秋に大峯奥駆の道に挑戦した。帰り道はお願いして急斜面の続く沢筋沿いを下った。次第にイワナが隠れていそうなポイントが現れはじめ、暫く眺めていると明らかに尺はあるイワナが下流に下ったりまた定位置に戻ったりを繰り返していた。あの光景が目に焼きついた2009年10月30日から半年あまり、今日はそのポイントへ初尺イワナを目指して一諭吉をはたいて年券を手に入れた。 目指すポイントのはるか下流から入渓し一投目でアマゴ21cmをキャッチした。少し重いし良く引いてくれるので#2ロッドも心地良く曲がる。今日は夕まづめまでゆっくり時間があるし、QBPもカディスも数に心配ないくらいある。少しの不安材料と言えば単独釣行と入渓地点と脱出口か。その不安も忘れるくらにポイント毎に反応があり...
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アマゴ前線とれたて便

桜の開花とともにドライフライフィッシングが本格化する。 あちこちから桜の便りが届きだした4月3日、この日を待ちかねたように【京都渓流倶楽部】が始動した。 今回、雪代の影響が少なく安定した釣果が期待できる奈良T川に集合したのは、 六十肩がようやく完治したというN老師、娘が就職してチョッピリ肩の荷が降りたN仙人、自作のランディングネットに魂を込めようと肩に力の入っているWと私の4人だが、肩透かしを喰らわないようにしなければ・・・。 さて、9時過ぎに現地の河口釣具店に到着して水況を確認すると、ここ何日か少し水かさの高い状態が続いているとのこと。 ハッチに多少影響があるかもしれないと少し不安の色がよぎったが、今さら場所変更するわけにも行かず、とりあえず待ち合わせ場所のふるさと村へ一目散。 ここで技のハンドメイドネットを見せてもらったが、桜と檜材を使い光沢の出るニスで磨き上げた素晴らしい出来栄え!! N仙人は少し遅れてくるとのことで、3人で上流部と下流部に別れて川に降りた。 私とWは下流部へ向かったがこれが失敗だった。 工事の車両が川に入っていたのをうっかり見過ごして釣り始めたが、しばらくすると...
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前鬼川へ

ゴールデンウィークは奈良吉野、北山に限る。のではないか?… 渋滞なし、釣り人少ない、羽化が活発になり餌釣りには厳しいが毛鉤師には優しい。 少し奥に入ると渓谷が深いので家族連れのキャンパーや川遊びが居ない。 そんなことで気合さえ入っていれば、この季節楽しいフライフィッシングが楽しめる確立は高いのである。 H氏、S氏とGW釣行の打ち合わせは簡単に決まった。所用で1日遅れるS氏を待って前鬼をゆったりと楽しんだ。 私とH氏はS氏合流の前日、吉野北俣川で先に楽しませてもらうことにした。 大迫ダムで待ち合わせ、右岸ダム沿いの道を進み入之波温泉から左岸へ渡り暫く行くと北俣川と本沢(もとざ)川の分岐になる、左方向の橋を渡りバックウォーターを左岸から眺めながら北俣川へ入る。北俣筋のバックウォーターの浅場ではブラックバスがのっこんで居るようで派手な求愛行動があちこちで見られた。 券売り場で4~5台が先行していると聞いた、下流部の大場所や落差のあるポイントを避け(歩くのがしんどいので)上流部の堰堤上の入りやすいところから入る。 大型や数を期待しては居ない。私が巻いた毛鉤に私が気に入ったポイントから渓流の命が...
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再びの東吉野、花見を兼ねて・・・

先週に引き続いて東吉野のT川、見頃となった桜見物も兼ねての釣行。 水況はこのところの好天続きでかなりの渇水、水温も10℃ある。 こうなると餌釣りでは厳しいようで本流には餌師とおぼしき釣人の影がない。 10時前にふるさと村へ到着すると既にN仙人が橋下のポイントを攻めていた。 今回はWと3人での釣行会、N老師は湖北のT川へ単独で出かけていた。 『小さいのが2匹釣れました・・・』と仙人が白い大きなマスクをして上がってきた。 ヒノキ科の花粉症が辛そうだ。 お昼までのポイント選びは迷うことなく実績のあるM谷へ。 が上流部、仙人が下流部へ入った。 最初に好ポイントを攻めていた仙人に良型がヒット、しかし残念ながら合わせ切れ。 合わせ切れ症候群がまだ完治していないようである・・・。 の方はというとトラブル処理にかなりの時間をかけている様子。 初心者が必ず通らなくてはならない険しい関門、どう克服するかが鍵となる。 結局この区間ではほとんど釣果もなくさらに上流部へ車で移動。 先ほどと同様にが上流部、仙人が下流部へ入ったが二人とも子アマゴを1匹ずつキャッチしたのみ、渇水でポイントが少なくなっている。 12時...
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2009年、それぞれの初釣行

『早くアマゴに逢いたい・・・』という一心で出かけてきました東吉野のT川。 そろそろ桜も見ごろの季節なのだが、頭の中はアマゴの白い魚体一色。 同行は手習いことW氏と、還暦を過ぎてなお意気盛んなN老師。 そして、10時過ぎにふるさと村へ到着すると、すでにN仙人が新調した#2ロッドからシルクリーダーをしなやかに伸ばしながら橋下のポイントを攻めていた。 今季初釣行だった仙人の『3匹ほど出ましたヨ・・・』という声で一安心。 もうアマゴたちの活性は上がっているようで、これならドライフライで行けそうだとの感触を得た。 私とが上流部へ、老師と仙人が下流部へと別れ1時までフィッシング開始。 水温6℃、黒っぽいカゲロウが一斉にハッチを始めたようだが、この区間は魚影が薄くライズはほとんど見られない。 しかし、何をするにも器用なWがフライ初心者にもかかわらず、早々に小ぶりのアマゴを仕留めてしまったのには恐れ入った。 早速記念撮影と思ったがうっかりデジカメを家に忘れてきてしまったのでのデジカメでパチリ。 私も18cmを頭に3匹ゲット、今季初のアマゴとのご対面に感激・・・!。 そうこうするうちに雨も降り出してきて...
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池原ダム周辺探索

いきなりの禁漁看板は東ノ川、国道169号から池原ダムを横切りR425から坂本ダムバックウォーターへ約1時間、くねくねと曲がりくねった道をひたすら走りやっとの思いでたどり着いた東ノ川入り口のバックウォーター…待っていたのは夢とロマンの東ノ川峡谷美女軍団ではなく、なんともそっけない立看板… 調べもせずに取り敢えず行ってみるバカにお似合いのシチュエーション。。。。。。。 午前6:05またも夢破れて山河あり (かっこ、本来は今の気分とは逆の意味ですので、青少年のため脚注) 遡行したかった! 気を取り直し備後川へと引き返すがバックウォーター辺りから入るには川まで高度がありすぎるのは分かっている、林道をドンドン登り詰めゴルジュの通らずのない場所まで行くつもりだったが、もう少しのところで林道崩壊 備後川お前もか。。。。。諦めるしかない、下流に一箇所入れそうなところがあったのでロープを掛け下降、稚魚のアタックが2~3回あったのみで100m程遡るともう通らずが待っていた。ここまで。 備後筋には2~3艘のバスボートがのんびり浮かんでいた、本流に下りられる場所を教えてくれ~と叫びたくなった一瞬 残るはまたも...
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二度あることは三度ある・・・?

街はすっかり新緑のフィルターに覆われて、窓を全開にして木々の息吹を感じながら車を走らせるのが何とも心地よい。 ガソリン価格が上がる前に一仕事しておこうということで、今回も目指すのは東吉野の高見川。 二週連続でツ抜けし、水況やハッチの状況も良さそうとの読みからである。 今回も同行は高見仙人、夕まず目まで粘って念願のツ抜け達成を目論んでいる。 9時にいつものふるさと村へ到着すると、すでに臨戦態勢で、2本のロッドを振り比べながら今日はどっちのロッドを使おうかと迷っていた。 『弘法、筆を選ばず』というが、『仙人、竿で迷っていては・・・?』。 最初の入渓ポイントに選んだのは、以前は良く釣れたふるさと村の下流部。 工事によって相当痛めつけられたが、どの程度回復したのか見極めたいところ。 しかし淡い期待は見事に裏切られたようで、生体反応がほとんど感じられない。 区間後半部分でようやく仙人に美形の20cmが釣れて一安心。 私には放流の居残りと思われる17cmがヒット、心身ともにくたくたになった。 遅咲きの八重桜の下でのお昼休憩、木漏れ日が優しく身体を包み、格別な気分。 午後からは仙人お気に入りの麦谷へ...
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