大御影山は春には様々な野の花が咲きハイキングにはもってこいの山らしい。
如何せん、春は川通いが忙しく山登りどころではないので紅葉を楽しみに行って来た。
ビラデスト今津という総合アウトドア施設から稜線沿いに登るコースが一般的なようだが、地図を精査せず馴染みのある河内谷林道からのアクセスが割りと楽そうだったので林道車止めゲートから入ることにした。
3日の日遅めの出動で渋滞やら途中から雨やらで結局登山口付近まで行って帰ってきてしまったので、今回は気合を入れて6時出発8時登り開始を予定していたが、結局7時出発9時開始となってしまった。
林道ゲートを9:15出発、しようと思ったところへ木材搬出車が2台ゲートを開けて入っていった。鍵を掛けて入る人に話しかけると「1人か?小さいのがうろうろしてるから気ぃ付けや」と気遣ってくれる。ベルトに着けたホルダーをポンポンとたたき熊スプレーというとフッと鼻で笑われてしまった。
笑われようが私の1人遊びはこの熊スプレーだけが頼りなのである。
乗せてもらおうかと思ったがハイキングに来てヒッチハイクしてたんじゃ何していることやら分からなくなるので喉まで出かかったのを飲み込んだ。
谷沿いの紅葉はすばらしく美しい、林道歩きは面白くないかなと思っていたが、この谷の紅葉を登山口までの1時間半たっぷり楽しめた。
歩き始めて45分、三重嶽本谷登山口到着、ここから林道は九十九折れに高度を上げにかかる。
林道なので車が登れる程度の傾斜が延々と続く、ビラデストからの登山道(近江坂)との交差は目的地の大御影山山頂とほぼ高度は変わらないところまで登らなくてはならないんだとこの時点で気が付く。
三重ヶ嶽本谷登山口が見えるところから三重ヶ嶽ルートを追ってみると、このルートは一気に高度を上げる急登であることが分かる。
それにしても一面赤と黄色、そして緑。林道歩きも悪くない。
本谷から45分、やっと登山口到着、ここで出会った方にビラデストからのコースはどうかと尋ねるとほとんど平坦だという。そんなことはないだろうが印象としては平坦に近いのだなと確認。ずっとブナ林のとてもいいコースらしいので気が向けばもう一度ビラテストからのコースも辿ってみようと思う。
登山口からは登りらしい登りはほとんどなく、稜線沿いに落ち葉の道を行く。
大谷山への分岐点
三重ヶ嶽が見えるポイント、ここから近江坂を辿り大御影山、大日尾根を経て3時間半ほどで三重嶽へ行けるようだ。
林道ゲートから2時間半、やっと到着。大御影山950m(ポイント9)
山頂では4人の方々と談笑、あちこちの山に登っておられる方々ばかりだ。
いつもはセルフタイマー撮影だが今回はお願いして撮ってもらえた。
一枚撮って「もう一枚」とちゃんと撮ってやらなければという気遣いが温かい。
リバーランズ角川で釣りをしている老師たちと合流したいと思い、急いで帰る、ゲートへ帰還14:15計ったように丁度5時間、22155歩。この万歩計イマイチ信用できない。