行こう谷は健在だった

投稿日: 2件のコメントカテゴリー: 福井

土曜の仕事を請けて以来なかなか釣りに行くチャンスが出来なかった。
とはいえこの季節、何としても新緑の清々しい空気の中で綺麗な水の流れから飛び出してくれるイワナと戯れたくて少し無理をしてでも行かなければならないのは渓流師の業であろうか。
TEDORI,TOGAは今年はまだ早すぎたのでU川I谷で久しぶりに遊んでみた。
月曜とはいえ近頃は入渓者もわりとある。取水堰堤の駐車場所には2台の釣りらしき車がすでに出かけた後だった。
そこまでの途中は入渓はなく、楽に入れる場所から入ることにした。
ヤマブキが満開である。私は菜の花やヤマブキの黄色が好きである。

入渓後すぐにヒットしてくれるこの谷の魚影は以前と変わらず濃い。
土日に攻められた後とはいえ、少し毛バリを入れ難い所にさえうまく入れれば何のためらいもなく食ってきてくれる。

初心者同行なので谷上がりに注意を払ってやりながら、ポイントを教えたり、絡んだ糸をほどいたり、釣れたイワナを外したりと忙しかったが、いくつかいい型のイワナにも出会えて久しぶりの渓流のフライフィッシングを楽しめた。

楽しみの昼食はいつもの如くおにぎりとカップヌードル。釣りにはカップヌードルがいい。食後のコーヒーも谷の水を沸かして野趣を満喫できた。

夕方にMAESAKAを狙ってみたが、諸事情でイブニングまでやれず、これからという6時に引き上げ。魚影を確認できなかった。
やはりMAESAKAは暗くなる寸前しかチャンスはない。

久しぶりの美しい谷に立って、また渓流の虫が騒ぎだした。
TEDORI,TOGA,そして何とか東北や黒部にも行っておきたい。足がついて来てくれるうちに行かなければと近頃日々脳裏を占有しているのである。

白山水系の尺イワナ

投稿日: 4件のコメントカテゴリー: 石川

毎年の出足と変わらないが、なんだか今年は遅ればせながらといった感が強いのは、春先から暖かな日が多かったからだろうか。
春先の様子をライブカメラで数日おきに見ていたTD川上流部、雪も早めに消えてGW前には既にいい感じの水量になっていた。
ダム上流の本流を攻めてみたくてうずうずしていたが、前日のカメラ映像は増水濁り、初釣りから谷へ入るのも嫌だったのでSNM上流でラインを伸ばしてみることにした。
朝遅めに入って午後の水温上昇を何とか狙えないかという作戦だった。
家を出たのは午前4時、それまで寝ていればいいものを毛鉤を巻いたりたばこ吸ったりコーヒー飲んだり毛鉤を巻いたりと結局寝ずの出発。
途中若い熊に出迎えられて、SNM取水堰堤に7時半ごろ到着。先行車なし。昼飯をデイバッグに入れ準備を整えて8時に取水堰堤を超えた。増水は大体思っていた位で遡行には影響はない程度。ただ、流速が早く白泡でポイントは少ないのは覚悟しなければならないだろう。
30分踏み跡道を歩いてふと思った。この中途半端な時間からK谷出合まで歩き釣り始めたら水温が上がるころには諦め滝を超えてしまうではないか…。
後続もないようなので時間調整にこの地点から釣り始めることにした。
出足は手のひらサイズが数匹、緩い脇の流れからつつくように出てくれた。この辺りはまだ手のひらサイズもあまり出ないのに、ひょっとすると今日はええんちゃう!


ミドリカワゲラがちらほら羽化しているようだが、イワナを狂わせるほどの集団飛翔は見られない。
岩盤底の深めの淵を覗くと25cm前後のイワナが岩盤に張り付くように泳いでいるが、決して浮いては来ない。こんな時はルースニングセットのロッドとドライセットのロッド2本持って歩きたいがそうもいかないのでドライセットのままで底のイワナは諦める。
もう少し季節が進めば泡の切れ目からバンと出てくれる川だが、今はまだ静かな水面や主流を外した脇の流れ込みの緩くなる流れでぼちぼちやってる時期なのだろう。
水深50㎝位で穏やかな流れの平瀬でモコッと出たのは29cmのよく回復した魚体の綺麗な奴だった。
大きな石のえぐれに巻き込む流れからは30cmが出た。
以前に尺30cmぴったりを上げた淵の巻き込からは35cmが出てくれたがまだ細かった。

この時期まだかろうじてウドの美味しいサイズが残っているのだが、今年はすでに枝を伸ばして硬くなってしまっていた。楽しみにしていたんだが、地元の人たちも今年は早くから山菜取りに精を出したんだろうな。
清冽な水を汲んで沸かした湯でカップヌードル、海苔巻おにぎりとゆったり昼食を楽しんで帰路に就いた。
コーヒーを忘れたのが唯一の失敗。昼寝など出来れば尚嬉しかったが、帰りに時間がかかるので暫くあおむけで空でも眺めて新緑と空の青に目を癒されて満足の休日を締めくくったのであった。

10時K谷出合到着
14:30諦め滝上流で遡行困難となり終了
16:00帰還
20~23cm:10数匹 24~26cm:5~6匹 29cm,30cm,35cm各1
5~10cm増水

ほとんど両岸絶壁
ほとんど両岸絶壁

SNM釣行報告。
(事件)朝7時前、国道157号福井から石川へ抜ける谷トンネルを超えて暫くのところで体長1mほどのまだ子供の熊が道路でうろうろしていた。
車を停めて撮影しようとしたが山側へ逃げられてしまった。長年通っているが国道で熊を見るのは初めてである。

ダブルホール(仮題)

投稿日: カテゴリー: 渓流フライフィッシング紀行

私たちが通っている渓流筋ではほぼシングルハンドキャストが出来れば事は足りる。
飛距離も10mも飛べば十分であるから、ことさらダブルホールやシングルホールがどうのこうのというのは不要かもしれないが、それなりにいい事もあるので、これからフライフィッシングを始めようという方はまぁ頭の隅にでも置いてもらってダブルホールなら何とかキャッチ出来たライズに悔しい思いをされたときにでも再読してみてください。
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釣りが汚くなること

投稿日: 2件のコメントカテゴリー: OTHERS

随分昔の話になるが、私が京都に来てまだ間もない頃にお世話になっていた方が鮎の友釣りを趣味とされていた。
まだ新しい環境にも慣れておらず趣味などという余裕もなかったので友釣りの話も面白可笑しく聞き流していたのだった。
当時鮎の友釣りは全盛期で年々竿は長くなり軽くなっていくはしりの時代で鮎竿一本数十万というのはざらで、これが予約で飛ぶように売れるという釣具屋さんには鮎様々の時代であったようだ。
その頃は京北や美山に夏場は鮎を獲って料亭に売る職漁師の方も結構おられたように聞いている。
もっと以前、戦後間もない昭和23年頃には賀茂川で獲った鮎を80円程で買ってくれたそうで結構な小遣い稼ぎになったそうだ。幼い頃から釣りを友としてこられたあるお医者さんが自費出版された本にこの頃のことが書かれているのだが、そのお医者さんは昭和23年頃まだ中学生で出町から高野川の方へ少し上がったあたりに住んでおられたようだ。中学になり近くの豆腐屋さんのご主人に友釣りを教えてもらっていたそうである。あるとき友人に鮎を獲って料理屋さんに売るといい小遣いになると聞いて、師匠である豆腐屋さんにそのことを話すと「鮎は売らんときや、釣りが汚くなるさかい」と言われたそうだ。
この段でこの時期の話は終わっているのだが、獲った鮎を売ることがなぜ釣りを汚くするのかいろいろと思うことが多く、暫くいろいろ考察してみようと思うのである。
わざわざ書く事でもないと思うが自身も豆腐屋を経営されている方が、鮎を売って生活の糧を得ておられる職漁師を批判されている言葉ではないことは誰でもわかる事だと思う。

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U川で釣り納め

投稿日: 1件のコメントカテゴリー: 福井

連休後の日曜日などどこへ行っても釣れないのはよく分かっていたのだが、夏場の大休憩で今季少々欲求不満気味。
釣れない釣り納めでもいいからやっぱり、どうしてもこのまま来季まで持ち越せなかった。
とは言いつつも、納得できる釣り場は遠い、歩き倒さなければならないところばかりで、ましてや日曜日ともなると前日やられているはず。
そんなことでとにかく渓流で昼飯食ってのんびり出来たらそれで納得しようと一番近いU川に行ってきた。
U川到着7:30と遅めに着いたので最も早く入渓できる発電所上から本流を攻めてみた。
思った通り反応はほとんどない。水量は申し分なく、気温も快適、ブヨやメマトイなどの虫もおらず気持ちのいい気候なのでこれでいいかと納得しなければなと言い聞かせるも、やはりいくつか顔を拝んでおきたいと頑張ってみたら、26cmのイワナが2尾と22cmくらいのアマゴが2尾出てくれた。
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秋の釣行会_老師班

投稿日: 3件のコメントカテゴリー: 石川

この秋の連休はシルバーウィークというらしかった。
釣行会は初日二手に分かれて釣り場に向かいイブニング終了後キャンプ地に集合して夕餉を囲むという段取りで、老師と私がセットされた。
これだけの連休でも釣り師には初日のみにしかチャンスはない。二日目ともなるとド本流をひたすら釣り残しを拾いイブニングに期待するのみ、三日目などキャスティング練習しながら三食のみがただただ楽しみとなってくる。
というわけで初日の釣り場選びですべては決まってしまうと思っている。
で、老師と相談した結果、TD_M谷川中流部へ夜明けを待って突進する。夏場に雨続きやら猛暑やらアブなどに負けてだらだら過ごしたせいか林道登りが辛かったが入渓すればこちらのもの、この区間は99.9%途中から割り込まれることはないのでのんびり入れ食いを楽しめる。
とはいえ、最近は平日の入渓がかなりあるので思ったほどの入れ食いにはそうそう遭遇できないが何とか昼までの間に老師と二人で30尾を超えるくらいは掛けたのではないだろうか。
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雨上がりのTD/M川

投稿日: 2件のコメントカテゴリー: 石川

そろそろSNMに行けそうな感じになってきたのでTDのライブカメラで水況を見ていた。
前日夕方まで水況は落ち付いてきていた。天気予報は周辺どこを見ても曇り、雨の予報はなかったのだが、北陸道、福井鯖江の辺りから小雨がぱらつきだし、福井北を下りる頃には本降り…
九頭竜は濁りは薄いもののバッチリ増水。気象レーダーと国交省降雨量観測を見ると朝5時に11mm前後の雨が白山全域に降っていた。
TD本流は濁りは薄いが増水はかなりのもの、釣りは出来そうもない。5時の降水であればそのうち濁りが出てくる、水位の上昇もあるかも知れない。
これではSNMも駄目だろうなと取り敢えずダム上流の見込みのある谷をいくつか下見し、SNMに向かったが、上流まで見に行くまでもなく村の辺りでコーヒー色の濁流を確認。
小雨がまだ断続的に降り続いていた、ダム上流の下見した谷も本流を渡ったり、林道を結構奥に入ったりとこの雨が降り続くと危険性が増す。
U川辺りの降水量は比較的少なく、いつもの谷へ行こうかとも思ったが、同じ所ばかり行っても面白くないので、ここは取り敢えずのところ気象レーダーを確認出来る所で待機、寝て待つ。
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