渓流フライフィッシング紀行

I川再々

3週続けてI川です。釣れない川なのか、本性を見せていないのか…1度や2度釣れなかったからといってアカン!と決め付けていてはなかなかいい川を見つけられない。だが…3度も行って少しも変わらない状況はこれはもうあきません。渓相、周囲の山、河岸の植物群…どれを見てもこの谷はいい谷なんだが…釣れない…前日業師に明日の予定は?と聞くと行きましょかと二つ返事、行き先も決めずに集合時間のみ決めて出発、途中U川かTD川かいっそ石徹白でも、なんだかんだ相談の末、私のたっての希望で3度目のI川確認作業に同行してくれることになった。3度目ともなるとほぼ道も間違えることもなくすっ飛ばして4時間で行けるようになった。北陸にらみで集合時間を決めたので夜明け前の到着は出来なかったが、まだ誰も来ている様子はない。というか、人気がないのは先週確認済みである。早速好きな場所から入渓。反応なし。暫くして業師にヒットしたのは20cm越えのアマゴ、ましなサイズだ。いけるかも知れん!と思った矢先私に18cm、18cm、18cm…あかん、やっぱりアカンか~。その後ぱったりと反応がなくなり、場所を上流に移動、またまた業師に22cm、私...
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I川再び

GW後半の3日間をog氏とI川偵察に行ってみたが、ほとんど反応を得ることが出来なかった。GW後半という悪条件、また手探り状態で短い時間の入渓となったためしっかり状況を把握できなかったこともあり再度確認したい谷を老師と攻めてみた。まずはN谷最上流域へ直行、地道を走ること4時間半、夜明け前に到着できた。結構気温が低い、9度を表示している。他に入渓待ちは2~3台、あまり人気はなさそうである。先日地元のテンカラ師が良型を確保していたポイントに入渓。前回は瀬で反応していたが今回瀬での反応は全くない、水深があり流れの緩やかな餌の集まるポイントが比較的反応は良かったがどうも型が小さい。18cmクラスを2尾なんとか掛けた後絶好のポイントに老師が入った、渕尻の流速が揺るなった水深のある玉石底のポイントを攻めるが反応なし。ここで反応がないとは…老師が諦めた後、このポイントに流れ込む2本の流れが中心の大石へ逆流し巻きを作っている流れに毛鉤を乗せてみた、水深1.5mほどの底石から元気よく飛び出したのは25cmほどのイワナ。よく開けた川原はまだ今の季節ブッシュの背は低いがこれからぐんぐん伸びて昆虫の温床となり、...
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2012年連休後半釣行記

2012年5月の連休後半、さて何処へ行ったものかと思案を巡らせた結果、岐阜I川水系に決定。I川には過去に何度か行ったことがあるものの、支流のN川へは行ったことが無かったからだ。今回はBird氏との気ままな二人旅、流石に二泊三日の釣行となると同行者は限られてくる。AM5時に待ち合わせ場所をスタートしたが、名神で事故渋滞が・・・。やむなく、湖西廻りの303号線経由で行く羽目になった。そんなことでN東谷川到着は10時を回っていて、とりあえず中流域の渓相の良さそうなポイントへ降りた。水温は12度、水は青々と清く透明で、とても上流にダムがあるとは思えない。渓相にほれ込んで入ったポイントだったが、魚の反応が無い・・・。しばらく進んだところで見切りをつけることにした。時間はまだたっぷりとあるのだから・・・。“水清ければ魚棲まず”という故事があるが正にその通りの状況だった。さらに上流部も好転する気配を見せず、昼食後にやむなくN西谷川への林道を進んで支流のK谷へ入った。流石に渓流釣りシーズンだけあって釣り人も多く見かける。恐らく午前中に誰かが入ったのか、ここでも反応が極端に薄い。期待してやって来たN川だ...
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本格始動前の腕試し

先般は私の都合で写真だけ先行し、コメントが追い付かなくて『何だろう?』と思われた方には申し訳ない。さてシーズン到来を迎え、私が近年通っている渓流がある。 “小渓流”とも云える規模の小さな渓流であるが、『初期は此処!』と今年もひとりで行ってみる事にした。実のところ先月の末に一度行っているのだが…。気温16℃、水温12℃、微風、心地良いコンディションだ。山が靄っているのは多分黄砂の所為であろう。先ずは、いつもと入るポイントより入渓。ここは必ず2,3匹は顔を見られる良いポイントである。流れ出しからフライを落とすと1投目から挨拶がわりに反応あり!幸先良く2,3回フライを流すとサイズは大きくないが、元気一杯フライに喰らいついて来た.。ここから上には3,4箇所の本命ポイントも含み、小枝を避けながらも丁寧にフライを流すと思うように反応がある。型はけっして期待できないが、初期の釣りには『これで十分』と妙に納得してしまう。今年もこれから好きな釣りが出来ると思っただけでしぜんと気持ちが高まってくる。どれもこれも金太郎飴状態が続く。今日はパラシュート系によく反応するようだが、カディス(新たにひと工夫している...
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春の報告

京都の小渓流にて
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終盤追い上げました

煮え切らなかった今シーズン、雨と増水に取り憑かれ目指した川は全て裏切ってくれた。毎年OTG川で終りにしていたが、どうも納得がいかない。台風15号による増水が気になったが、最後のチャンスにかけてみる事にした。MD川、先々週なんとなく手ごたえを感じたので詰められるところまで詰めてみようと思い立ち急遽出発。夜明け前に本流出合到着、気温8.5度。1人で夜が明けたばかりの鬱蒼とした林道を歩くのはあまり気持ちの良いものではない。クマスプレーのロックを外してスタンバイしておく。前回詰めた堰堤上から入ろうと思ったが、様子見にもう一度前回と同じところから入ってみた。水温8度。増水のためポイントが少なくなっている。最後までこれか…とりあえず釣れるポイントを攻めてみるがイマイチ型が小さい、5~6匹釣ったところで渡渉不可能となったので林道に上がり更に上の堰堤間を狙おうとしたがブッシュが凄くて入る場所が見つからず林道を登っていくと林道は川からコースを変えて急カーブして離れていく方向になってしまう。この地点から獣道のような踏み後を辿って何とか一つ飛ばした堰堤上に出た。ここまで一番乗りで入れればボコボコ間違い無しだ...
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2011年9月釣行会

このところ毎年秋の釣行会は、南信州行きが定番のコースとなっている。美味しいものを食べながら魚影の濃い川で遊ぶのが愉しみなのだが、ひと足早い秋を見つけに行くという目的もある。しかし、今回はこれに何と山登りが加わった・・・!毎年訪れているここOTG川は、木曽駒ケ岳登山の基地となっていて、紅葉シーズンが始まるこの季節は、全国から多くの中高年登山者や山ガールがやってくる。今回、会社の山ガールF女子が“駒ケ岳に登りたい・・・”というので、往復の車中に同乗することとなったのだが、心優しきBird氏とT業師が同伴登山を志願するに至った次第・・・。もちろん、嫌煙(老年)コンビの私OとWは辞退させてもらい、釣りに専念。ということで、今回は1台の車に5人乗り合わせての賑やかな釣行会となった。午前2時に出発、ノンストップで快走し、駒ヶ根インターに5時過ぎに到着。コンビニで釣券を購入し、駒ケ岳行きバス始発場所のJR駒ヶ根駅へ向かった。ここで山登り組の3人を降ろし、OTG川中流部へ車を走らせた。このOTG川は今年からC&R区間が廃止され、魚影が例年より薄くなっている。いつもの入渓ポイントに到着し準備をしていると...
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終盤追い上げ…体力もたず

久しぶりに天候も体調もその他諸々も釣りに行ける週末を迎えられそうだったので、誰か一緒に行ってくれるメンバーは居ないかと探りを入れると、W、T氏らがU川予定とのことであったので連れて行ってもらう事にした。Tこと業師がどうやら私と同様夏風邪を長引かせてしまっているようでWことと二人釣行となってしまった。がどこに行きましょうと言うのでU川でなくてもよいのだなと勝手に解釈(^^)、MG谷を一度攻めたいと言うと快くOKが出た。一番乗りが必須条件になるMG谷、早めに出て4:30頃到着したがまだ夜は明けていない。5:00頃ようやくうっすら明けてきた、もうこんな時期になってしまったかと今期の出遅れ中休みの尋常ではない状況に何とかしなければならないと活を入れて出発。緩やかに登りが続く林道を歩くこと30分、未踏域の堰堤上に出る、ブッシュの入渓点をかき分け半年もかかってやっと立てた渓は思いのほか無愛想であった。入渓一発目に出るのがこういう谷のパターンだがどうも変だ、期待と違う状況に不安が頭をかすめた時W氏に一発目が出た…が取り込み寸前にリリース…写真はない。居る事は居る、数はイマイチか?QBP#16をスッと...
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ひとりスローペースで…

7月より我が家を取り巻く諸事情でなかなか釣行できず自身苛々し、息子達からは最近体調でも悪いのかと妙に心配される始末。それではこの際台風の前にでもと思い立ち、福井方面へ出掛ける事にした。然し、別に決まった予定がある訳でもなく何処にいこうかなぁと迷いに迷い結局福井北インターで降りる。6月のメンバーとの釣行の折り先行者が居た為、断念した谷が妙に引っ掛かっていたK谷に8時少し前より入渓。無風、曇天、気温26℃、水温18℃、平水より減水気味。若干水温が高いのが気になるが、今の時期そう文句は云っていられまい。入渓間もなくいつもの柳ポイントで数回の反応があったがキャッチできず。そこそこ感触を持って間もなく少し上流で先ず1匹目をキャッチ。20cm位ではあるが1匹目が出てくれるとホットひと安心。ライズもなくさほど活性がいいとは云えない状況ではあるが、きっちりフライを流すと飽きない程度に出て来てくれ、楽しませてくれる。勿論フライは言うまでもなくEHCの♯14or♯16である。然し反応がなくなると番手を落としたアントであったり、ビートルに変更したりでこちらもいろいろ楽しませてくれる(今回CBPはあまり反応な...
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訳あり? 再びの本流

og氏は近年鮎にご注進、Bird氏はお仕事、は先般の釣行会からの腰痛が完治していないらしいし(肩は治ったのかなあ~)、皆さん何かとお忙しい?中、唯一暇な業師(失礼)と23日未明北陸自動車道をひたすら北へ走る。業師は今まで何回となくU川本流を攻めに来たが一度も良い目を経験した事がないと言う、そんな訳で、私の思いと一致して取り敢えずお気に入りのポイントから若干早い時間から入渓。しかし先般の台風の一過,水況もほぼ落ち着いているかと思っていたが、予想に反して渇水状態である。然し、気温26℃・水温16℃・無風、この時期としてはめずらしい初秋を想わせる清清しい環境で釣りが出来る事に感謝々・・・。減水に文句を言っていられないなあと思うまもなく私の夏季限定の#14のフライにヒットした26cmの良型。暫くして今度は業師にも初ヒット!これも26~7cmの良型。しかし残念ながらネットより逃走しカメラに納まらず、業師悔しい思いをする。気を取り戻しひたすら釣り上がり、フライを流すと飽きない程度にロッドを曲げてくれる。業師に出た23cm。口には出さないが(元来寡黙な御仁である)、本流で伸び々とロッドを振れることに...
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