
今年もU川は大繁盛
エクステンドクイル試作品の評価はT川のアマゴでと思っていたが、同行するN氏から前日連絡が入りT川は夜半から雨の予報が出ているので雨の降り出しが午後からになるU川に行き先変更となった。難度の低いイワナから評価していくのも順当、彼らのゆっくりとした出方を参考に問題点を抽出してみることにした。朝一はやっぱりH湯下からということでこの区間が大好きなN氏の足取りは軽い。川原へ降り立ってみるとかなりの低水量、夏場ならば即刻退散という水量だが水温10度のこの季節だし何とかなるだろう。朝一浅場の溜まりでライズしているのは佃煮サイズのチビばかりなので浅場を捨てて水深のあるポイントを拾っていく。砂地に刻まれる真新しい足跡は昨日のイブニングのものだろうが、それがさして気になる情報でもないというこのU川感覚はいったい何なのだろう…この時期のU川はもっと水量が多くなかっただろうか、そしてよく晴れた日など午後からの雪代で釣りにならなくなってしまうという季節ではなかったろうか。年々ここへ来るのが早くなっている。水深のあるポイントでは確実に反応してくれる状況だがその出方はアマゴのよう、速い速い。8時頃まではそんな感じ...