Bird

高島トレイル-2番 武奈ヶ嶽(ポイント11)

軽い風邪をひいて長引いてしまった。 2週を無駄に過ごし百里ヶ岳の歩きも0又はマイナスまで引き返してしまった。 やはり毎日の運動が大事だと思う。 今回は今津武奈ヶ嶽865m、比良武奈ヶ岳とは比較にもならないが病み上がりには丁度良い。 スズメバチ対策スプレーがあったはずなのに見つからず探していたらイライラしてきて意地になってしまった、で家を出たのが10:14。 この時間になると東山五条が混み、湖西道路坂本が混む。登山口の石田川ダムワサ谷に着いたのが12:30、登り始めたのは12:40という山登りには不適切な時間になってしまった。 ワサ谷沿いの林道を少し登ると杉林へ入っていく山仕事道に入る。ここから杉林とヒノキ林をひたすら登る、急な傾斜に九十九折に付いた道はこれといった変化もなく、ただ息が切れるだけの辛い登りだ。 30分ほど登るとヒノキ林の間から三重ヶ嶽がみえる場所で少し休憩するが面白くないので息が落ち着くとすぐにまた登る。 登山口の辺りにあったキタヤマブシは夏の暑さで葉が枯れてしまっていたがこの辺りのは綺麗に咲いていた。 この辺りには白い花を咲かせるトリカブトがあるそうだがまだお目にかかっ...
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高島トレイル-1番 百里ヶ岳(ポイント22)

高島トレイルは滋賀県高島市の山々のピークをつなぐ尾根(中央分水嶺)80Kmを踏破しようという企みである。 既に踏破された方もかなりあるというが私などは到底無理、なのでせめて登って降りる、30ほどのポイントがあるがピークはさほどない。 いくつ登れるか分からないが、日頃の運動不足により夏の渓流もなかなか歩くのが辛くなってきたのでここらで一念発起、頑張ってみたい。 宣言ではなく希望であるということを付け加えたい。(最初から弱気) まずは以前登ったことのあるポイントから始める、足慣らしには地理的に良く分かっているほうが良い。 まず百里ヶ岳から 小入谷峠の駐車場から登る 最初の尾根のピークまで2~30分 尾根をずっと行く、平坦、急登、少し下り、急登、平坦、急登この繰り返しを何度も何度も 朽ちて土に返る 高島トレイルの林は雪に耐える木々ばかり 私より年上の樹が私より逞しく生きているんだ。 比良山系が眺望できるポイントは風が気持ちよい 小入谷峠から1:40くらいで根来坂峠への分岐点、目標まであと1Km、ここからの急登が辛い。 あと6~700mなのに遠い この登りにヒィヒィ、ほんまに体力ありません。 ...
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カワムツばっ……かし

9月の3連休、どこもかしこも渇水、高水温で標高の高いところを狙いたいのは誰も同じで、条件は良くても魚のプレッシャーはピークだろうと思う。 こんな時はC&Rでのんびりやろうと秋の釣行会、OTG川を楽しみにしていたのだが、狙い定めたように用事が入り断念。 涼しいところで、目が覚めれば目の前は釣り場、昼食は洒落たレストランでゆったりビールを楽しみ、そして心地よい昼寝の後はイブニングでそこそこ満足…だったんだろうな、きっと。 不発覚悟でSNMでもと思ったが、不発覚悟で往復500km近く走れるほどの若さはなくなった、少し寂しいけど。 で、同じ不発覚悟なら運動不足解消もかねて歩いて何ぼの近場の川へ。 夜明けから歩き出そうと5:00出発を目指し4:30に現場到着、ところがもう夜明けは5:30になってしまっていた。夜が明けて来るのを車から観察していると無性に眠たくなってくる。いかんいかんと準備して出発したのは既に6:00前になっていた。 他に誰も入っていそうにないので急ぐ必要もないし2時間歩いて入ったってたかが知れているし、のんびりやろうってことで1時間ほど歩いたところからやってみる。 思った通り出る...
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雑食系

今期も早9月、シーズン最終月を迎え、あの渓にもこの渓にも行きたかったな、行きたいなと後悔と希望が交錯する悩ましくも気だるい作戦会議が渓流狂いの脳内を支配しだしてくる。 アブを避けて8月全てを鮎に費やし、ここ数年は鮎好きのご近所さんにも野鮎の美味しさを御裾分け出来ていなかったが、思いもよらず鮎釣りに傾倒してしまったog氏と二人係りのお陰で、御裾分け出来るだけの数を確保出来、久しぶりに喜んで頂けたのではないかと独り善がりしていたところへW氏T氏ご両人のアブなど気にも留めないという情熱のSNM上流攻め決行の記事に触発され、何が何でも今期もう一度SNM攻めをしておかなければならないと思っていた。 老師から明日はどうします?のメールが入ったのは金曜の昼過ぎ、SNMをやろうと思っていますと返すとすぐにW氏もSNM尺リベンジに意気込んでいますと話は決まり4:30取水堰堤到着の段取りになった。 夜明けは5:00、4:30到着なら先行逃げ切り出来ると思ったが甘かった。取水堰堤車止めには既に2台先着があり、1台はもう出発済み、もう1台の3人組みも支度に掛かっていた。もしかして沢登りならと一縷の望みで「釣り...
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フリ〇ンで熊に出会った日

探偵ナイトスクープにひとしきり笑わせてもらってから出かける準備にかかる、最近は金曜ロードショーより遅くなってしまって…で、とりあえず行くかという無計画なスタンスは永遠の課題になるに違いないとこの年になると確信してくる。 少しまったりとした時間を過ごしたくなり、手取、O谷へ向かう。 O谷林道入り口には鍵の掛かったチェーンが、落石のため通行止めである。歩いて入れる距離ではないのでO谷は諦め。午前4:半、SNMへ転向するには遅すぎる、近場のK谷でもまったりすりゃぁ出来ないこともない、それなりに。 第2橋より通行止めなので歩いて第3橋まで行き、ここから入渓。入渓早々からいい感じである、今日はまったりいけるぞ! 風もないので久々に0番ロッドでやってみることにしたがイワナをやると結構面白い。 掛けた瞬間から上流へ引き込みロッドを絞ってくれるのがイワナ釣りの楽しいところだ。 堰堤下の浅くて広い淵でひとしきり楽しんだ後、堰堤上流へ、ここからは落差が少なくなりラインをぶんぶん出して遊べるのがいい、サイズは期待できないが25cmくらいでも0番なら楽しませてくれる。 サンドイッチと野菜ジュースでゆっくりと朝...
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納得できない尺イワナ

今期の北陸はSNMからと決めていた。 ただ、一番乗りできなければ意味がない。というのも上流域へ詰めてやろうと思っていたからである。 意気込み虚しく家を出られたのはAM0:57…これでは現地到着は4時半を回り、夜が明けきってしまう。運がよければ… 予想通り到着したのは4時半を少し過ぎていた。ただ、予想に反していたのはまだ1台も先行がないことであった。慌しくザックに食料を詰め込み取水堰堤上へ向かう。増水しているかもしれないと思っていたが、見た所ほんの少しの増水、雨も小雨がぱらつく程度なので心配はなかろうと遡行を開始。 遡行開始してみて少し不安になってきた。確かに増水の程度はほんの少し、5cmも上がっているかどうか位なのだが、この川の5cmは絶好のポイントの瀬をイワナの付かない早瀬に変えてしまっている。雨も小雨が降ったり止んだりだが水位がもう5cmも上がれば帰りが不安になってくる。 2時間歩いてから釣り始めるつもりであったが、天候の急変の可能性も考えて1時間に変更、しかもいいポイントがあれば休憩がてら様子を見ながらの遡行にしようとガクンとトーンダウン。水量と天候を見ると無理は出来ない。 雪が...
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疑わしきは行かず

昨年はゲリラ豪雨に悩まされ現地滞留、早期撤退と何日を無駄にしたことか 今年もどうやら雨に悩まされそうな予感に拍車がかかってしまった今回のT川であった。 国土交通省のテレメータ雨量を確認すると三日前から二日間にかけてほぼ間断なく降り続いた雨は一昨日までに累積84mmに達していた。 増水は覚悟していたが行ってみないと分からない(希望的観測に期待して)この川の水量には毎度悩まされてしまう。 久々に夜明けの琵琶湖を眺めながら快適に湖西道路を北上し現地下流域に到着したのは5時半頃であったと思う。 見た所濁りは丁度よい程度で、下流の感じではいけそうな雰囲気ではあったのだが上流に向かうに従い、川通しは無理!良くてもH谷上流なら何とかなるかなといった状況 少し遅れてくる老師にかなり増水していますよとメールしてみたが既に圏外であった。まっとりあえず来て見たい人なのでいいか… 待っている間中流部のいつもライズの多い大淵を早朝からウェットを深めに沈めて流してみるが、朝からウェットというのはどういうもんなのだろうと半信半疑の時間のみが過ぎていく。 今回は増水に対応できるように6本のロッドを持参した、上流域、中...
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お疲れ様でした

RoshiからT川へお誘いがかかった、前日の雨とGW中のT川の状況からまだ水が落ちていないだろうと京都某河川はどうかと伺うと一度行ってみるかと了解を得た。 私が京都某河川といえば言わずと知れてはいると思うが、あえて某河川としておく。公示された手続きは取ったので問題はなかろうが色々うるさい方々もいらっしゃるこの頃のご時世だし。 入渓まで2時間の登山道歩きは最低覚悟しなければならない、Roshiもある程度覚悟してかかってきてくれたのだろう、元気についてきてくれた。と思っていたが、入渓地点で早すぎる昼食休憩を取るとかなりきているとの事。そうだろうなと思う、私が10年後もここへ来られるだろうかと思うと自信はない。 たっぷりと昼食休憩を取るが誰も通過しない、GW直後の土曜にこんなところへ来るのは我々ぐらいなものだ。背負ってきたウェーダーに履き替え軽くなったザックを固定して正午前から釣開始。 昼食でガサガサやっていたすぐ上流のポイントから一発で出た。ヤマメだ。ここではまずまずの型、幸先がよいと俄然気合が入る。 Roshiのフライはエルクカディス#14、好きやなぁ…。赤いボディに白いウィングのストー...
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由良川源流、京都大学演習林:大谷~下谷

2日、2年ぶりに京大演習林へ入ってみた。 2年前はGW後半でもあったせいか七瀬~大谷までを攻めてみたが20cm程のアマゴばかりだったので頑張って歩いた割りに釣果には少々不満の残る結果であった。 今回は前回よりもう少し頑張って大谷から上流を攻めてみた。 ブナの森は新芽の季節、淡い緑の下は気持ちの良い日差しを取り込んでチョコレートを敷き詰めたようだ。 大谷出合の少し下流から入渓 すぐに小ぶりのヤマメが瀬から元気に飛び出してくれた。 続いて25cmのヤマメ、今回はヤマメがよく出てくれる。アマゴも綺麗だが、ヤマメには赤い斑点がないので清楚な美人といったところだろうか、こんな美人に魅力を感じるのは年のせいだろうか。 源流の水とヤマメの美しいコントラスト。 今回はヤマメばかりであった。 下谷出合まで釣りあがり、櫃倉谷へ回る林道を帰ってきた。
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春と冬の間で

三寒四温とは言うものの今年の春はいったいいつから始まったのかさっぱり見当が付かないままもう桜も見頃を過ぎてしまった。 気の早い桜などうっかり春の陽気に誘われて咲いてしまったものだから、まさかの冬へ逆戻りに花見の客も付かず参ったなと悔やんでしまったに違いない。ところがどっこい、あいつはいつも気が早くていけない物事はきちんと見極めてから行動しないとアカンでと慎重派の桜がそろそろいい頃だなと咲き始めてみたがさしもの慎重派も更なる寒波におろおろするばかりで、これなら桜前線のトップで潔く咲いて散ったほうがましだったなどとこれまた後悔したのだろう。 そんな訳の分からない春の訪れについつい出遅れてしまった私の今期の初渓流、去年の秋、来期に備えて冬場に足腰の鍛錬を欠かさないでおこうと決意し10Kgほどの水を背負って1時間ほどの早足散歩を始めたが2週間と続かず、毎年の事ながらヨタつく足での初渓流となってしまった。 前日、N氏から湖北T川へお誘いがあったのだが気合が入らず丁重にお断りし石田川へ朝遅くから出る。 途中、T川は増水でさっぱりだとN氏から電話が入りリバーランズ角川で合流してK谷へ入ろうということ...
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