Bird

御在所水系

老師は金曜に京都のホームグランドへ行ったそうで、土曜如何と誘いにくくなってしまった。 斯く言う私は誘うにしてもどこへ行こうというプランもなかったし、何より眠たくなってしまって夜中から走れそうもなかった。 朝、10時まで電話がなかったので本日は休んでもいいかなと愛知川水系へ向った。 11:30通行止め林道入り口到着、1時間くらい散歩してから釣りでもしようと思い、ザックにウェーダー、ベスト、ロッドを詰め込み舗装林道を歩き出す。 暫く歩くと地道になるが2トン車なら通行可能な林道が延々と続く。 45分ほど歩くと川を渡る、魚が居そうな雰囲気がない。マッええか、このままハイキングして帰っても。 1時間ほどで林道が終わる地点に休憩小屋があるが、ここまで車で入ってきている、地元ナンバー、いいねジモッティは。 暫く行くと餌釣りの二人組みが小さな谷に入ろうとしているところだったのでこの辺りでも魚は釣れますか?と聞くと「う~ん、まぁボチボチねぇ」と私の大嫌いなニュアンス、発音で答えるのでそれ以降話す気にもならず、さっさと本流沿いの登山道を登りにかかる。 この道は昔の街道であったらしく、蓮如が比叡山から追われ...
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白山迷走

昨年のこの時期にちょっといい思いをしたのでSNM川へイブニング狙いで午後から行ってやろうと午前中画策しているところへ見透かしたように老師から明日はどちらへ?メールが入った。 これから出発しますがどうしますか?と聞くと、これからというのはちょっと…と返信が帰ってきた。もともと一人で行くつもりだったので、ではしょうがないと準備しかけると先ほどのお悩み返事からほとんど時間をおかず「行きます」と追加メールが入った。 ということで老師と今日はSNMでボコボコイブニングを楽しもうと勇んで出かけた。 17時前にSNM到着、中流部の私のお気に入りポイントからじっくり攻めるつもりだったが既に先客あり。下手のポイントも先客があったので(金曜だというのに)仕方なくキャンプ場跡から入渓した。 白山はまだたっぷり雪に覆われているのを道中確認済みだったが、雪代がまだ続いていようとは思いもしなかった。 雪代といっても増水量はさほどでもないし水温も8℃とほぼ問題はないと思ったのだが、反応がほとんどない。チビッコが岸よりの石の下から出てくれただけでその後はさっぱり、影すら見せない。先客が帰ったようなので上流へ移動しよう...
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納得の最終日

釣れる釣れないは別として皆さんそれなりの最終日を送られたようでお疲れ様でした。 先週のOTG川釣行会も新人YG氏の初参加やog氏の事前調査等により日帰り釣行とはまた違った楽しい釣りをさせてもらい有難う御座いました。 今週末、自分なりに最終日を迎えたいと思ったが、釣行会の後とあって皆さんもそれなりの最終日作戦もあろうかと思いこちらの作戦を先にご披露し、乗ってくれる人を探してみた。 行き先は私の体力最大限使い切ってもまだ余裕のある業師が同行してくれるというので私の我儘を聞いてもらった。 かなりの渇水が予想されるので水温の低い溶存酸素量の多くなる落差のある谷が狙い目、となると日帰り範囲内で条件に合致するのは2~3箇所しかない。ただ、シーズン終盤となれば他の釣り人も狙うは同じ場所、1番乗りが必須となる。ここはもう運に任せるしかない。 まずはMD川上流部となるが平日の入渓も考慮して最上流は避けた。案外エアポケットになりやすい林道終点手前から藪漕ぎで入る地点、ピンスポットではあるが堅い区間に絞ってみた。4時半到着、1番乗りだ、5時半まで夜明けを待つ暇は無いので少し空が白んできた5時過ぎ林道に入る。...
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アブはいないが魚もいないⅡ

久しぶりにみんなとイワナ釣りへ行くことになった。 先週Neo谷へ鮎狙いに行ったが既に網が入りもう鮎は居ないぞとオトリ屋さんに言われたものの東谷の鮎釣りがしたいと出かけたものだから少しでも東谷でやって駄目なら本流友釣り専用区に移動しようと東谷へ入ってみた。言われたとおり鮎の影がまったく見えない、それなら淵の残り鮎狙いに切り替えると思った通り25cmのいい型の鮎が一発、この野鮎ですぐに23cmが来た、合計48cmの背掛かりの引きは最高に気持ちいい、この段階で嵌ってしまった。 その後場所を変えてみたが標準サイズの鮎を1日かけて5匹釣ったのみという貧果を被り、地元の意見は聞いておくものだと思い知らされた帰り道、寝ずの釣行が祟りものすごい眠気に襲われたのだが、翌日は朝一から忙しいので早く帰って寝たいと我慢して運転していたが時折ふっと瞬眠してしまうのが自分でも分かるくらい眠たかった。ゴンという衝撃で気がついた、ちゃんと車道を走っているがゴンの原因に記憶がない…寝てしまってたんや~、どうやら歩道と車道の分離縁石に乗り上げたようだ。と、思う。これで完璧に目が覚めたが、暫くして縁石に乗り上げた程度で済ん...
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アブは居ないが魚も居ない

I川Neo谷へ鮎をやるつもりで朝遅くから出かけたが東谷に着いたのが1時過ぎ。 この辺りは濃尾地震の断層が残っており地震断層観察館がある、一度寄って見たいのだが釣りの方が優先してしまうところが私の課題なのだろう。 釣りをするにはかなり遅くなってしまったが橋の上から川底の大石周りを眺めてみると、バッチリ縄張り巡回しながら苔を食んでる。しかし、誰も鮎をやっていない…。この川は鮎OKなのだろうか?OKならこりゃ入れ食い間違いなしなんだが途中本流の専用区にわんさか竿が並んでいたし、こんな良さそうな谷に1人も鮎師が見当たらないなんて…あ~…どうしよ!引き返してオトリ仕入れよかな~、半日もないしなぁ、やめ!西谷上流で大イワナ?狙お。 国道はまだ通行止めなのだろうか、途中どうやらまだ開通していなさそうな看板が2~3箇所あったが行ってみた、がやはり完全閉鎖、引き返して東谷回りのコースへ迂回する、このコースも時間帯解除の通行止め看板があったが、第2第4土曜は工事休みで通行止めなし、時間帯指定通行止めなし、2時過ぎに到着、途中釣りなのかドライブなのか山登りなのか解らない車が相当帰ってくる。福井から抜けて来た...
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猛暑日のイワナ

盆休みも今日で終りという日、やっと気候も安定し増水や落雷の心配も無く釣りが出来そうな天気予報となった。 鮎は増水後ということで期待薄。ならばイワナしかないのだが…アブが! 悩んだ末、TD川O谷を覗いてみる事にした。出足が遅く、O谷チェーン口に着いたのが6時前、チェーンを外しに車から降りると早速アブ軍団のお出迎え、やっぱりやめようかと思う。 O谷中流部入川口に到着、アブの数は増すばかり。エンジンを切って暫く様子を見るがしつこい連中が2~30匹どうしても離れない。ハッカスプレーを吹きかけると大方居なくなった。まだ初期の連中は余裕があるようだ。これが9月前半になると奴らも必死、決して離れてはくれない。 川に立つとアブは全く寄らなくなったのでやっと落ち着いた。気温23度。涼しい。 ところが、いつも第1堰堤までの間で5~6匹は固いのにほとんど反応が無い。10ポイント目辺りでやっと1尾。砂地に足跡も無く、イワナの出方もポコンとした感じでプレッシャーが高そうでも無い。 今日はどうしても堰堤を越えたい、堰堤まで3尾のみ、堰堤を越えるだけの意気込みが少し萎んでくる。 この堰堤越えは藪漕ぎと地滑り後の手が...
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釣行会老師班の憂鬱

今年の釣行会は北陸方面に頻繁に出没するメンバーのみの参加となったため集合に便利な車割で午前中の釣りを済ませた後ベースキャンプに集合となった。 老師を迎えにいって市ノ瀬ベースキャンプ近くのMD川を目指す。二日分の準備物資に気を奪われてしまったのか出発から1時間後に老師がロッドを忘れたことに気が付く。丁度og氏グループに同乗しているから老師にメールが入り我々の30分後続を走っていることが解ったので予備ロッドを持っているメンバーを確認、og氏から#3-9ftを借りることが出来て何とか二日間こなせるロッドが揃った。 初日は増水は確実な降雨履歴だったので濁りの入りづらい谷が選択肢となる。 老師はまだMD川上流部が未経験であるので45分の林道歩きに難色を示すところを過大評価で説得しMD川に1番乗り。 林道の途中から入るコースは少々ブッシュがうるさく滝上りもあるので遡行しやすい林道終点を目指した。 だらだらと登り続ける林道に朝一とはいえこの時期汗が噴出す。何とか最終堰堤に到着、後は谷上がりも楽だし、釣果もそこそこ期待できるのでノンビリいけますよと自信たっぷりに釣開始。 いつもなら堰堤上からボツボツ釣...
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いとおもしろき川

久しぶりに訪れた川は以前と少しも変らず、14年もの間支流全域をC&R区間として提供し続けている渓流師垂涎の河川である。 今回のレポートを書くにあたり様々な想いが溢れたが到底書ききれないので書かないことにした。 鮎も始まりog氏はどっぷりとはまり込んでFFなどもう頭の隅にも無いようなので、取り残された我々は4人連れ立ってさてどこへ行こうか算段してみた。 U川、TD川、T川も飽きてしまい老師などは単独でしかも平日に1泊2日で庄川水系を探りに行く始末である。 そんなことでまだ皆さん行ったことの無い川で比較的近い川をご紹介がてら行ってみることにした。ガイド役の私としては日中だめでもイブニングにC&Rに逃げ込めば何とかなるだろうし、最悪U川へ転向するのも楽、もっと欲があるなら小鳥川水系までご案内するにも比較的近いしなどと逃げの画策には最適だったからである。 名神、東海北陸と乗り継ぎ3時間半、SNMとほぼ時間的には同じような時間でいけるがもう10数年もご無沙汰なので以前と同じようなポイント取りで釣果を出せるか全く不明な状態のガイドはまずはC&Rの支流合流点の本流筋が3本に分かれて流れる区間を一押し...
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近場も増水…

今期もまた増水の二文字に取り憑かれそうだ。 今週はどこをどう回っても無理だと不貞寝を決め込んでいた土曜、毛鉤など作ってみたが気が乗らない。 老師は木曜から庄川を1泊2日で探釣、きっちり雨の前に御帰還とのこと、ほんまにもう平日行ったろかなとか…無理ではないがそんな時に限って急用が入って「すんません」とか言わなければならない羽目になるし。 で、だめもとで近場で濁りにくい谷2~3個ピックアップ、早朝より出かけてみた。 E川水系のSB川5時到着、水は高いが濁りはさほどでもない、午後からなら丁度いい感じ、上流本流が3本に別れる内K川上流は濁りにくいので橋から出合いを見てみたが本流筋は3本とも釣りの出来る状態ではない。 養魚場が管理するS谷川は濁りも無く水量も丁度良い、もう1本の筋に流れ込むK谷も濁りにくいはずだと確認に行くと思った通り万事OK! K谷を午前中やって午後からSB川でイブニングと決定。 K谷に到着した頃はまだ小雨がぱらぱら降っていたが支度を済ませた頃には止んできた。 緑のトンネルを抜ける林道跡を30分歩き林道跡が小谷に曲がるところから入渓。 以前は(といっても15年以上も以前だが)滝...
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永源寺町でクマ?熊?

久しぶりに永源寺でも、と思って東近江市の防災情報を確認しようと思ったら… なんとこんな緊急情報が… びっくりして他の情報も探すと昨年10月にも捕獲されていたとか… 鈴鹿にクマは居ないと思って、いや、居ないことになっていた…が居たんですね!これから鈴鹿でも熊対策せんとあきません。 6月15日(金)午前7時30分頃、永源寺相谷町地先に設置していたニホンジカやイノシシを捕獲する有害鳥獣捕獲用のワナに、クマ(オス・6歳 体長153cm、体重65kg)がかかっているのを設置者が発見しました。  通報を受け県自然環境保全課・中部森林整備事務所・東近江市で協議した結果、滋賀県ツキノワグマ特定鳥獣保護管理計画に基づきクマを山奥に放しました。  なお、集落周辺にはほかにもいる可能性がありますので、山に出かけられる場合はラジオや鈴を鳴らすなどの対策をしてください。 ▲発見されたクマ 東近江市HPより
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