
六月の雨には・・・♪
“六月の雨には 六月の花咲く・・・♪” 小椋佳『六月の雨』より。期待に心を膨らませた釣行、何かがおかしい、何かが狂っている・・・。満を持して出かけた、今回の同行はBird氏。を知り尽くした、最も頼りになる男である。現地到着は6時半、私のわがままで入渓場所はいつものEポイント。曇天、無風、適水量、水温13度と来れば申し分ない状況のはずである。いつも何かしら反応のある最初の淵だが今日は無反応、嫌な予感が・・・。そして、その上流にある今まで数多くのドラマを生んだトロ瀬に進んで驚いた。長く続いた雪代が大量の土砂を運んだのか、浅瀬になっている・・・!気を取り直してそうっと進むと、奥の流れ込み脇にあるネコヤナギの下でライズを発見した。警戒されないようにロングキャストした16番カディスにわずかに反応したが、フィーディングレーンがずれていたのかフッキング出来なかった。どうも先週の不調を挽回しようと、強い意気込みが空回りさせているようだ。ここで茂みの中にしゃがみこんで用を足して来たBird氏と交代。その上流の流れ出しで出たものの合わせ損なってしまった。“大事な部分をブヨに刺されて集中力が足らない”とぼや...