高島トレイル-3番 大御影山(ポイント9)

大御影山は春には様々な野の花が咲きハイキングにはもってこいの山らしい。如何せん、春は川通いが忙しく山登りどころではないので紅葉を楽しみに行って来た。ビラデスト今津という総合アウトドア施設から稜線沿いに登るコースが一般的なようだが、地図を精査せず馴染みのある河内谷林道からのアクセスが割りと楽そうだったので林道車止めゲートから入ることにした。3日の日遅めの出動で渋滞やら途中から雨やらで結局登山口付近まで行って帰ってきてしまったので、今回は気合を入れて6時出発8時登り開始を予定していたが、結局7時出発9時開始となってしまった。林道ゲートを9:15出発、しようと思ったところへ木材搬出車が2台ゲートを開けて入っていった。鍵を掛けて入る人に話しかけると「1人か?小さいのがうろうろしてるから気ぃ付けや」と気遣ってくれる。ベルトに着けたホルダーをポンポンとたたき熊スプレーというとフッと鼻で笑われてしまった。笑われようが私の1人遊びはこの熊スプレーだけが頼りなのである。乗せてもらおうかと思ったがハイキングに来てヒッチハイクしてたんじゃ何していることやら分からなくなるので喉まで出かかったのを飲み込んだ。谷...
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高島トレイル-2番 武奈ヶ嶽(ポイント11)

軽い風邪をひいて長引いてしまった。2週を無駄に過ごし百里ヶ岳の歩きも0又はマイナスまで引き返してしまった。やはり毎日の運動が大事だと思う。今回は今津武奈ヶ嶽865m、比良武奈ヶ岳とは比較にもならないが病み上がりには丁度良い。スズメバチ対策スプレーがあったはずなのに見つからず探していたらイライラしてきて意地になってしまった、で家を出たのが10:14。この時間になると東山五条が混み、湖西道路坂本が混む。登山口の石田川ダムワサ谷に着いたのが12:30、登り始めたのは12:40という山登りには不適切な時間になってしまった。ワサ谷沿いの林道を少し登ると杉林へ入っていく山仕事道に入る。ここから杉林とヒノキ林をひたすら登る、急な傾斜に九十九折に付いた道はこれといった変化もなく、ただ息が切れるだけの辛い登りだ。30分ほど登るとヒノキ林の間から三重ヶ嶽がみえる場所で少し休憩するが面白くないので息が落ち着くとすぐにまた登る。登山口の辺りにあったキタヤマブシは夏の暑さで葉が枯れてしまっていたがこの辺りのは綺麗に咲いていた。この辺りには白い花を咲かせるトリカブトがあるそうだがまだお目にかかったことはない。登り...
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高島トレイル-1番 百里ヶ岳(ポイント22)

高島トレイルは滋賀県高島市の山々のピークをつなぐ尾根(中央分水嶺)80Kmを踏破しようという企みである。既に踏破された方もかなりあるというが私などは到底無理、なのでせめて登って降りる、30ほどのポイントがあるがピークはさほどない。いくつ登れるか分からないが、日頃の運動不足により夏の渓流もなかなか歩くのが辛くなってきたのでここらで一念発起、頑張ってみたい。宣言ではなく希望であるということを付け加えたい。(最初から弱気)まずは以前登ったことのあるポイントから始める、足慣らしには地理的に良く分かっているほうが良い。まず百里ヶ岳から小入谷峠の駐車場から登る最初の尾根のピークまで2~30分尾根をずっと行く、平坦、急登、少し下り、急登、平坦、急登この繰り返しを何度も何度も朽ちて土に返る高島トレイルの林は雪に耐える木々ばかり私より年上の樹が私より逞しく生きているんだ。比良山系が眺望できるポイントは風が気持ちよい小入谷峠から1:40くらいで根来坂峠への分岐点、目標まであと1Km、ここからの急登が辛い。あと6~700mなのに遠いこの登りにヒィヒィ、ほんまに体力ありません。やっと到着931.3m低いんです...
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蕎麦とビールとソースカツ丼

毎年恒例の秋の釣行会、このところ釣欲と食欲の両方を満たすのが目的となった。ということで行き先はいつもの南信州、駒ケ岳の麓を流れるOTG川。C&R区間が整備されていて魚影はすこぶる濃いのだがその分人影も濃い・・・。今回は残念ながらBird氏が所用で不参加となり、老師NとWとの三人旅。午前2時に集合場所を出発し、駒ヶ根インター近くのコンビニ到着が5時。二日分の日券と朝食を購入し、いつもの入渓ポイントに車を停めた。南アルプスの山頂付近がうっすらと白み始めるのを眺めながら釣りの準備を整える。私としては鮎への浮気が本気になって、フライロッドを握るのは本当に久しぶり。Wは2度目だがNはこのOTG川が初めて、期待のためか鼻息が少々荒い・・・。快晴微風でほぼ平水、水温は15度と条件としては申し分ない。早速、川に降りていつものヒットポイントを探るが何故か反応が全く無い。原因が判明・・・!、少し先の川の中に大型の重機が置いてある。急いで重機の上流へ進み、流れのたるみにフライを落とすとすぐに反応があった。初ヒットは18cm程のアマゴだった。そして同じポイントの少し上流部を流すと大きな口がフライを咥えるのが見...
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カワムツばっ……かし

9月の3連休、どこもかしこも渇水、高水温で標高の高いところを狙いたいのは誰も同じで、条件は良くても魚のプレッシャーはピークだろうと思う。こんな時はC&Rでのんびりやろうと秋の釣行会、OTG川を楽しみにしていたのだが、狙い定めたように用事が入り断念。涼しいところで、目が覚めれば目の前は釣り場、昼食は洒落たレストランでゆったりビールを楽しみ、そして心地よい昼寝の後はイブニングでそこそこ満足…だったんだろうな、きっと。不発覚悟でSNMでもと思ったが、不発覚悟で往復500km近く走れるほどの若さはなくなった、少し寂しいけど。で、同じ不発覚悟なら運動不足解消もかねて歩いて何ぼの近場の川へ。夜明けから歩き出そうと5:00出発を目指し4:30に現場到着、ところがもう夜明けは5:30になってしまっていた。夜が明けて来るのを車から観察していると無性に眠たくなってくる。いかんいかんと準備して出発したのは既に6:00前になっていた。他に誰も入っていそうにないので急ぐ必要もないし2時間歩いて入ったってたかが知れているし、のんびりやろうってことで1時間ほど歩いたところからやってみる。思った通り出るのはカワムツば...
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雑食系

今期も早9月、シーズン最終月を迎え、あの渓にもこの渓にも行きたかったな、行きたいなと後悔と希望が交錯する悩ましくも気だるい作戦会議が渓流狂いの脳内を支配しだしてくる。アブを避けて8月全てを鮎に費やし、ここ数年は鮎好きのご近所さんにも野鮎の美味しさを御裾分け出来ていなかったが、思いもよらず鮎釣りに傾倒してしまったog氏と二人係りのお陰で、御裾分け出来るだけの数を確保出来、久しぶりに喜んで頂けたのではないかと独り善がりしていたところへW氏T氏ご両人のアブなど気にも留めないという情熱のSNM上流攻め決行の記事に触発され、何が何でも今期もう一度SNM攻めをしておかなければならないと思っていた。老師から明日はどうします?のメールが入ったのは金曜の昼過ぎ、SNMをやろうと思っていますと返すとすぐにW氏もSNM尺リベンジに意気込んでいますと話は決まり4:30取水堰堤到着の段取りになった。夜明けは5:00、4:30到着なら先行逃げ切り出来ると思ったが甘かった。取水堰堤車止めには既に2台先着があり、1台はもう出発済み、もう1台の3人組みも支度に掛かっていた。もしかして沢登りならと一縷の望みで「釣りですか...
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久々の釣行

8月に入ってから週末になれば、なにかと所用が続き釣りらしい釣りが出来なくてかなりのストレスを感じている状態であった。8月も最後の休み、北陸方面へでもと思っていたところT君が二つ返事でOKとの事。エエッー! 先週もSNMへ行ったんと違うの? ひよっとして今月は皆勤と違う?てなことでパートナーはT君となり、久々のSNM釣行となった。金曜日遅く出発し、現地で暫く仮眠の後、6時少し前より用意をしかけ、比較的キャスティングし易く、川通しが楽な(先週はT君、結構ハードな思いをしているので若干気を遣いながらも・・・実のところこれは私の言い訳・・・少しでも楽な方が年相応・・・)中流部より入渓。しかし大方の予想どおり水が少ない! 渇水状態!幻想的な朝の風景  気温26℃、水温16℃。水量以外はコンディション抜群!!入渓後足元を走るのを確認、約30分ほど経過したところ、私に23cm位の元気一杯の一匹目。これでひとまず一安心。此処から順調に釣り上がるが、しかし・・・肝心のT君が少し苦戦。そう云いながらも暫らくすると初ヒット!相変わらずのポーカーフェイス。しかし嬉しさはこちらまで伝わってくる。こちらもまず安心...
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クリアウオーターと秋風

お盆休みをずらして取った最後の一日。渇水を覚悟で奈良T川へ単独釣行に出掛けてきた。何故か?アブ(ブユ)の発生が少ない渓の下流域では、家族連れが夏休み最後の渓遊びに来ている。今日は最初から最上流部での一人遊びと決めていた。タックルをセット中に今期仲良くなった監視員さんが来られ暫し談笑する。お伺いすると今日もT川流域を100kmも見回るとのとこ!ご苦労様です。今日のテーマは『のんびりゆっくりリフレッシュ!』焦っても渇水では厳しいだろう。ところが、渓に降りてみると爽やかな秋風が心地良いではないか!渇水は仕方ないがリフレッシュ出来そう。いきなりキリクチ(イワナ)のポイントから始めると出た!キリクチには似ているが22cmのイワナでした。大峯山からの下山者とすれ違いながら、目指す最上流域は渇水で普段の半分位の水量しかない。秋風が爽やかに吹き抜けるので、ロッドを#2から#4に変えて一発必中でポイントを狙うことにした。ここからアマゴの連続ヒットの始まり!イワナ狙いなのに・・・。こんな上流域でアマゴばかり6匹とは。。。雄アマゴ21cmと秋の気配を感じさせる落ち葉。今日は思いもよらず最高のコンディションだ...
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ひとりぶらっと・・・

余りにあまった休みを利用して福井方面、言わずと知れた何時ものU川へ気ままな一人釣行。しかし仕事の疲れか?睡魔におそわれ、食糧調達したコンビニで寝てしまう始末。起きれば5時前、とりあえず現場に向かうが、道中でカモシカ、猪に進路妨害され、初っ端から思いやられる釣行となり、今日は何が起こるか期待は高まる一方でも・・・?。前回カメラを水没してしまい今回の写真は以前のほぼ同じポイントでの写真です。あしからずいつもの本流へ入渓。気温26℃、水温16℃、水が少ない!!これは厳しくなりそうな気配のまま先ずEHC#14、3投目で18cmほどの元気者(魚)がご挨拶、これは幸先良しと思い気持ちよくフライを流すが、出てくるイワナは16,7~20cm迄。クイルボディ、アントetcといろ々試すが測ったように不思議と同じサイズ!ひょっとしてこれは追加放流の魚なのか?変に納得しそのまま一区切りでけりをつけ、その上流S橋上堰堤より入渓する。ぼちぼちと飽きない程度に出るがどうもサイズアップしない。又、車に戻り移動しながら状況を確認すれば、此処というポイントには先行者らしき車があり釣り人と思われる。同輩?の平日の休みを利用...
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2010年夏 釣行会

“ハァ ライズも無ェ 魚影も無ェ 羽虫もほとんど飛んで無ェ”“濁りは無ェ 風も無ェ 天気は良くても水引か無ェ”“俺らこんな川いやだ~ 俺らこんな川いやだ~♪”毎年恒例となった夏の一泊釣行会、今年は17日-18日の土日に実施。このところ降り続いた豪雨に近い雨もようやく止んだこともあって、集合場所には光り輝く八つの眼があった。そう、今回は4人だけのいささか寂しい釣行会・・・。皆さん仕事やら家庭の事情やらで忙しいらしく、何となく申し訳ない気もするが・・・。今回集まったのは“仕事も無ェ 家庭の事情も関係無ェ”Birdこと鳥人FとことW、そして業師ことTに世話人こと私の4人、いずれの頭の中にも尺イワナの影がぐーるぐると渦を巻いている・・・。愛煙ペアのFとT、嫌煙ペアのWと私がそれぞれの車に乗り2台で午前2時に出発。目指すはしばらく続いた豪雨の影響が比較的少ないと予想される石川県のSNM川。先週、老師ことNとWが攻めてそれぞれ二桁の釣果をあげている。現地到着は早朝5時過ぎ、予想通り水量が多かったので最上流部をあきらめ、中流部を上流と下流に分かれて入渓。私にとっては昨年の9月以来のSNM川、再びあの...
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