
疑わしきは行かず
昨年はゲリラ豪雨に悩まされ現地滞留、早期撤退と何日を無駄にしたことか今年もどうやら雨に悩まされそうな予感に拍車がかかってしまった今回のT川であった。国土交通省のテレメータ雨量を確認すると三日前から二日間にかけてほぼ間断なく降り続いた雨は一昨日までに累積84mmに達していた。増水は覚悟していたが行ってみないと分からない(希望的観測に期待して)この川の水量には毎度悩まされてしまう。久々に夜明けの琵琶湖を眺めながら快適に湖西道路を北上し現地下流域に到着したのは5時半頃であったと思う。見た所濁りは丁度よい程度で、下流の感じではいけそうな雰囲気ではあったのだが上流に向かうに従い、川通しは無理!良くてもH谷上流なら何とかなるかなといった状況少し遅れてくる老師にかなり増水していますよとメールしてみたが既に圏外であった。まっとりあえず来て見たい人なのでいいか…待っている間中流部のいつもライズの多い大淵を早朝からウェットを深めに沈めて流してみるが、朝からウェットというのはどういうもんなのだろうと半信半疑の時間のみが過ぎていく。今回は増水に対応できるように6本のロッドを持参した、上流域、中流域でウェットを...