天竜川釣行記
長野県諏訪湖を水源とし、静岡県遠州灘に注ぐ天竜川は、中央アルプスと南アルプスの間を流れる流程216kmと我が国有数の大河である。 無数の支流を抱え、本流では天竜差しという40cmを超えるアマゴが釣れるらしい。 また、南アルプス3,000m級の名峰群から流れ出す左岸の谷は、真夏でも水温が低く、多くのイワナが潜んでいる。 お盆休みに帰省し、”ついでにちょっとイワナでも”と出かけた天竜川水系だったが・・。 8月12日PM3:00、木曽駒ケ岳から一気に天竜川右岸に注ぐ太田切川に到着した。 この川にはキャッチ&リリース区間が設けられており、中流部ではアマゴ、上流部ではイワナが釣れるとの情報を得てまず臨んだ次第。 どうもC&Rという文字に弱い。 釣り荒れせず、そこそこの魚影が確認できるという安心感に惑わされてしまう・・・? コンビニで入川券を購入し、急いで川を目指すが、入渓地点が判らない。 川沿いには道がなく、木曽駒ケ岳登山のロープウェイの基地となっているため、観光地化しており、ホテルやペンション、キャンプ場等が乱立している。 さらに、やっと見つけた中流部入渓地点もキャンパーやファミリーの遊び場と...