
IT川再び
ドライフライによるフィッシングをこよなく愛するフライフィッシャーにとって、最も心躍る季節といえば5月中旬から6月一杯ではないだろうか?もちろん訪れる川にもよるし、足を運ぶエリアにもよるのだが・・・。今回訪れたK川最大支流のIT川においては、少なくともそう言い切れる気がする。昨年同様、老師との気ままな初老男二人旅となった今釣行、まず目指したのはIT川上流部にあるC&R区間があることで有名なT川、昨年爆釣した想い出の場所である。甘い香りのする5月の風を突き破るように車を走らせたものの、朝一番にのっぴきならない用事があったため、現地到着は10時を回っていた。当然のことながら人気エリアだけに既に多くのフライフィッシャーに有望ポイント(昨年爆釣した)は占領されていた。それでも何とか割り込んだポイントで、まず私にヒットしたのは22㎝くらいのイワナ。老師もアマゴをヒットさせていた。