
愛煙組編
宵々山の賑わいも静まった午前1:00、京都の集合地から今回の4人のメンバーは2台に分乗して目的地へ向うが組み割りは自然と喫煙組と無煙組となり、2日間の行動もこの組割で終始する事となる。私と業師が同乗し、いざ出発。目的地は1日目朝1番はSNMに全員乗り込む事に話は決まっていたが、途中で我々の気が変り、我がチームはO谷1番乗りを目論んだが土留め工事現場まで行った所で新たに設けられたゲートにしっかりと施錠されたチェーンに進路を阻まれた。歩くにはかなり距離がある、時間は既に6時前、他へ転向するにも1番乗りタイムを大幅に過ぎてしまって初日から大失敗してしまった。谷へ1番乗りを諦め、本流の隙間を狙うことにした。入渓後暫く生体反応なく、又しても入る場所を間違えたかと思ったが1発目のヒットを拾った後はボツボツとイワナが姿を現してくれた。谷の奴とは違い、ふわっと浮いてきてつんと毛鉤をついばむ程度の食い方に始めは戸惑ったが、一呼吸我慢する合わせが必要なことがわかった後はこちらのもの、どうにか初日の午前中を乗り切ることが出来た。7月の3連休は登山口の交通規制が始まる時期で登山には絶好の気候のはずなのだが、日...