
唯我知足
またしてもT川は.我われに厳しい試練を与えてくれました。直前3日間の降水量が0であることを確認して出かけたはずですが、朝7時半に到着してみると予想をはるかに超えた水量です。この川の持つ想像を超えた保水力に少なからずショックを受けながらも、とりあえず中流部の青い橋まで見に行こうと車を走らせました。しかし、今度は途中の堰堤の手前付近で非情にも土砂崩れが発生していたのです。これでは増水時の唯一の保険である奥川並谷へ行くこともできません。やむを得ず、いつもの本流上流部に入渓しました。増水してはいるものの、ポイントはそれなりにあります。今回同行したのは、親会社であるN商事のM君です。メインフィールドが通天湖で、そこの特別優待会員とのことですが、それだけ通っているということです。管釣り経験が豊富なだけに無難なキャスティングと安定した飛距離の持ち主です。あと自然渓流での魚が潜むポイントを覚えて、ラインを手繰るスピードと流れのスピードを同期させればもっと釣果は上がるはずです。釣りはじめて3つ目のポイントでM君にファーストヒットです。18センチくらいのアマゴでした。が、しかしフッキングが甘かったのか、は...