難行へ続くこと
放射冷却なのか山頂付近には霞がかかり涼しすぎる朝を迎えたT川、5:00の気温は9℃ T川今年2度目のH氏、尺を狙っているらしい。 私も先週の修行のような釣りは御免被りたい、T川のグラマラスなアマゴちゃん達との花園のようなひとときを期待して今日もまた寝ずの釣行である。 少し増水したT川、朝の水温は11℃と期待通りのコンディションである。 そろそろ瀬に出てきているかと、広い瀬の続く私のお気に入りポイントから始めることにした。 増水気味の瀬を釣り上がるのは滑りやすい石の多いこの川ではなかなか辛いものがあるが、お約束のようにモッコリ出てくれる瀬のアマゴの捕食シーンの感触の記憶はその辛ささえ厭う事はない。 だが、瀬の流速が早すぎるのかまだ瀬に出ていないのか両岸に沿って攻めあがる二人の毛鉤に全く反応はない。 広い瀬を抜けて淵へと続く川幅の狭まった荒瀬に出来た緩流帯でH氏にやっと1尾Hit 完璧なHitシーンを確認した私は淵の上流に続くこの区間最も期待できるポイント群に期待を膨らますが、その淵を二人でジックリ探っていると期待のポイント群に長い竿が差しているのをH氏が発見。いつもいつも期待に棹差すのは...