2009-02

とりあえず釣ってみてから

渓流でフライフィッシングがしたいんです。ショップでそれだけ言えばほぼ一式揃えてくれます。ロッドやリールはピンきり、予算と気合の入れようでお好きなものを。強いて言えばロッドの番手は3番で長さは7半~8フィートぐらいがいいんじゃないでしょうか。0番などはそよ風でラインが吹かれるし5番くらいが初心者にはお勧めなんて言われても後々管釣りくらいでしか使いようがなくなるので3番が適度ではないかと。 ラインの結束などはショップで教えてくれます、必ず。フライ専門ショップなら。 釣りに行く時期は6月7月頃のイワナの川が取っ付きやすいと思います。フライはエルクヘアカディスの16番前後をしこたま作るか買い込んで、とりあえずそれ一本で朝から日が暮れるまで川を遡りながら投げられる距離を無理せず(近距離でも釣れるので)毛鉤を30cmでも50cmでも少しずつ流して見ることです。 釣りをする前にキャスティングレッスンや毛鉤の巻き方などあれこれ前知識を持って臨むのが一番でしょうが、面白くないし身につきません。川であれこれトラブってみて、魚に無視され、運良く食いついてくれてもバラシたり糸が切れたり、そんなことを一通りこな...
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自然の中に身を浸す

私などは生まれた場所がもともと自然のど真ん中であったから山や川など物心付いたときには生活の一部という感覚で毎日毎日山に入り遊び場を開拓したり山の資源…雑木や竹、蔓などを加工して遊び道具にしたり、森や林、野原の形状を利用してさまざまに楽しみを見つけたりした。冬場は野鳥を捕獲する罠をかけたり、雪が降れば竹を加工してスキーの真似事やそり等で遊び、夏は川に入りヤスで魚を突いたり、一升瓶を加工して小魚を獲るモンドリのような仕掛けをかけ、獲れた小魚を餌に鰻を獲るはえ縄のような仕掛けを夕方仕掛けて朝一回収に行く、もちろん今や百貨店でも売られている昆虫獲りや四季折々に実る木の実や山菜なども取りに行ったりとサルのような幼少期を過ごしてきた。 この頃というか、ずいぶん以前から野鳥の捕獲など出来なくなったし、勝手に山に入ると不法侵入と言われるし、そんなところで山菜や木の実や樹木など採ろうものなら大変なことになってしまう。 そんなこんなで山遊びや川遊び、海だって同じで思いもよらぬ事でお叱りを受けたりするので子供の頃のような好き勝手な遊びなど出来ない。 都市近郊の山などは春になると山菜取りが一斉に押し寄せ土地の...
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