往復7時間かけてイワナ2匹を釣る

白山から流れ出る川のリアルタイム画像を定期的にみているが、やっと本流の水位が適度な感じになったので夜明けから攻めてみた。
水温はそんなに高くないのに藻が生えている。こんな感じだったかな?
2時間頑張ったが、イワナの姿は全く見ず、小さなヤマメを1尾のみ。
朝一の選択を間違ったら土曜日など次のチャンスはないに等しい。本流を目指して行ったのだから間違いとは言い難いが。
しょうがないので国道筋沿いに流れる谷をやってみたが大水の影響でチャラチャラ川になってしまって魚など居そうもなかったが1時間も頑張ってしまった。ヤマメの稚魚のようなのが1尾かかったが、テンションを緩めると外れてくれた。
ダメもとで長い地道の林道を走って谷に入ろうと走っている途中でお帰りと思われる軽トラと遭遇。途中で工事をしているが工事関係の車ではない、バックミラーで荷台を確認するとクーラーらしきもの。
ここまで来たのだから谷で昼飯でも食うかと居残りを当てにして入ってみるが谷は砂が多くなり、浅くなってしまっていた。
1番目の堰堤を超えてすぐ流れの中からグルンと食ってきたので行けるかもと思ったが、後は全く姿を見せない。
2番目の堰堤下の淵を期待したが、ここも浅くなって一度隠れたイワナはなかなか出てこないようだ。
やっと涼しいところにたどり着いてほっこりしているのだろうか、アキアカネが私が昼飯を終えるまでじっと休憩していてくれて楽しいお弁当となった。

ここまでイワナにお目にかかれなければ3つ目の堰堤を超えてもお目にかかれそうもないが、谷を下りるより林道を帰りたいので仕方なく超えていく。
思った通り何にも反応がなく、ここで終わりというところでやっとフワッと毛鉤をついばむように出てくれた。お疲れさんというところであろうか。

本当に疲れた。
もうM谷川の林道を登る気力もなかったのでMM谷のイブニング狙いに行ってみたが、イブニングまでまだ2時間ほどあるので待っていられず入ってみたが、以前はお約束のように出てくれた2段堰堤も沈黙したままであった。

あのアキアカネは私が赤く色づくまで待っていろと言いたかったのだろうか。

コメント

  1. og より:

    このところ毎週の釣行、お疲れさんです。今シーズンはかなり気合いが入っていますね。それにしても私がフライの師と仰ぐ birdさんにしては厳しい釣果で、やはり先行者の存在と渓相の悪化は無理もないと思います。
    さていよいよ梅雨に入り、しばらくは増水との闘いとなり、その後梅雨が明けると今度は水温上昇で厳しい状態が続きます。そうなると標高か緯度を上げるしかなく、虻やブヨなども気にしながらの釣りは辛いものですね。
    そう言えば昔、birdさんと水無ダムの上流へ一緒に行ったことを思い出しました。

    • アバター画像 Bird より:

      へたくそになってしまいました。
      もともと口開けて待ってる魚の前に毛鉤を流すだけの釣りでしたからねぇ。
      石の下や淵の底に隠れてる連中を誘い出す工夫が足りなかったということですね。
      梅雨入りし、これから天気予報で雨と出たら最近は行かないことにしています。
      梅雨が終わればアブが出る・・・
      やる気だけではイワナちゃんは顔出してくれませんねぇ