先週に引き続いて東吉野のT川、見頃となった桜見物も兼ねての釣行。
水況はこのところの好天続きでかなりの渇水、水温も10℃ある。
こうなると餌釣りでは厳しいようで本流には餌師とおぼしき釣人の影がない。
10時前にふるさと村へ到着すると既にN仙人が橋下のポイントを攻めていた。
今回はWと3人での釣行会、N老師は湖北のT川へ単独で出かけていた。
『小さいのが2匹釣れました・・・』と仙人が白い大きなマスクをして上がってきた。
ヒノキ科の花粉症が辛そうだ。
お昼までのポイント選びは迷うことなく実績のあるM谷へ。
が上流部、仙人が下流部へ入った。
最初に好ポイントを攻めていた仙人に良型がヒット、しかし残念ながら合わせ切れ。
合わせ切れ症候群がまだ完治していないようである・・・。
の方はというとトラブル処理にかなりの時間をかけている様子。
初心者が必ず通らなくてはならない険しい関門、どう克服するかが鍵となる。
結局この区間ではほとんど釣果もなくさらに上流部へ車で移動。
先ほどと同様にが上流部、仙人が下流部へ入ったが二人とも子アマゴを1匹ずつキャッチしたのみ、渇水でポイントが少なくなっている。
12時半になったのでふるさと村へ戻り桜の木の下で昼食。
花見だけでも愉しめるのにフライフィッシングとセットとはなんと贅沢な・・・。
食後のコーヒーも含めゆっくりと桜を堪能した。
午後はO谷へ、私とが下流部、仙人が上流部へと分かれて入渓。
ここでがワザを発揮、立て続けに16cm級を3匹キャッチした。
この区間はいつもカゲロウが大量にハッチしていてアマゴの反応が非常によい。
私も隙を見つけて18cm級をキャッチ。
4時になりいつものトンネル付近へ移動。
下流部から3人で攻めてみたものの渇水が災いして反応が薄くパッとした釣果は得られなかった。
最後に私とがトンネル上流部へ、仙人は先ほどよりさらに下流部へ。
入渓早々にが18cm級をキャッチ。
その後も同サイズを3匹追加し、は本日の釣果8匹で終了となった。
実質2回目の自然渓流におけるフライフィッシングで8匹キャッチはお見事。
N老師からのメールでは湖北のT川の方もまだ小ぶりながら順調にドライフライへの反応がよくなっている様子。
あちこちの夜桜を眼で追いながらの帰り道、日が暮れるのがまた少し遅くなってきた。