渓流のフライフィッシング
あれこれと昔ぁ~し昔の思い出を綴りだすときりが無い。そろそろフライフィッシングの事を書いておかないと解禁してしまいそうである。 私がフライフィッシングをやるぞ!と決めたのは時は忘れたが、場所は揖斐川の西ノ谷か九頭龍の蝿帽子川だった。(揖斐川西谷であったとog氏が覚えておりました。) 決めたと言いつつ時は忘れるわ、場所もどっちだったかな?、といういい加減な決心ではあったが… そのきっかけになった場面はしっかりと覚えております。 その日はog氏と連れだってテンカラでイワナを狙いに行った日だった。渓相がなだらかで長くて浅い淵とチャラチャラした瀬が交互にだらだらと続く夏間近のほんの少々渇水気味の渓であった。とてもいい天気で先行者も無く、いい釣りが出来るはずであった。はずであったという事はお察しの通り惨敗。イワナは見えていた、淵尻にゆったりと構えて釣ってくれと言わんばかりの体勢であった。しかし、こいつらと来たら少し近づくと逃げる、気付かれない様うまく間合いを詰めて毛鉤を鼻っ面の前方1m付近に落として流してやっても知らん顔、アクションを付けて誘うとチラッと見てサッと逃げてしまう。瀬でも淵の深み...
2007.01.27
Bird
渓流自傳