Bird

釣れるまで行くⅡ

SNMへまた行ってきました。 前回滝を越えたあたりからかなりのヒットがあったので今回は滝越えゴルジュ越えを目指して、業師と連れだって向かいました。 午前4時半すぎ、夜明けを待って出発。河川脇の巻き道を出来るだけ使い上流部の谷出会いまで直行。 途中15分ほどの休憩を入れて1時間弱で到着。 ここまで約1.5km…このたった1.5kmが遠い、登山なら時速2Km程度が標準らしいがブッシュに覆われ崩れかけた巻き道を安全に遡行するにはどうしてもこれぐらいはかかってしまう。 少し暑かったが、まだ真夏の修行と比べれば屁のようなものである。 と私は到着後のんびり朝食、業師は既に朝食は済ませて臨戦態勢であった。 いつもとりあえずやってみる最初の淵で私達をいらいらしながら待っている間、しつこく毛鉤を打ち返していた業師のロッドが大きく曲がった。 エッ…いきなりか? 一発目に32cm…参りました、業師初尺! つうても早すぎやろ、少しは谷上がり楽しんでからにしてくれへんか!?
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釣れるまで行く

先週大雨で行けなかったSNM上流、老師に行きませんかと誘いを入れたところ、思わぬ即OKのお返事。 をサポート役にいざ爆釣の渓へ。 先行者が気になったが出発は0:30と老師同行時のいつものご指定時刻は早いので到着も何とか一番乗りできそう。 4時過ぎには到着一番乗りできた。遡行準備をしている間に明るくなり、即遡行にかかる。両氏にはデイパック持参をお願いしていた、弁当と飲み物を持っていく。昼までで帰る気はない。 先々週から踏み跡道のブッシュは急激に成長し倍の高さになっていた。加えてここもマイマイガの幼虫毛虫が大量発生し通し辛いところが2か所ほどあり先々週45分で到着した谷まで1時間ちょっとかかったが、真夏の暑い中、業師と二人で上流を川通しで目指した経験のあるはこんなに楽にここまで来れるのかとあっけにとられていた。 5時過ぎから釣り開始、水温9.8度、いつもの微増水ぎみ水量。 先週あれだけの量の毛虫を見せられたのでこれはキャタピラーを少し巻いて行こうと準備したマイマイガ仕様の8番フライ、まずはこいつから結んでみた。淵のど真ん中から何のためらいもなく食いついてきた25cmは8番の針をがっぷり咥え...
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プチ修行

暑くならないうちにそろそろ修行へ行かなければと業師、へ向けて誘いを入れてみた。 業師は即OK、「体力が持つかどうか不安ですが…」行っては見たい雰囲気、と私は同い年なのでその不安は十分理解できる、業師はほぼいつも私の体力の限界に合わせてくれているので、ここはまずのペースに合わすというのが妥当だと思い、「3人のうち誰か1人でもギブアップした地点で終了にするということで行きましょうか」ということで話は決まった。 もちろん目的地はSNM上流、ベストコンディションのSNMで今度こそは爆釣をというのが狙いだった。 ところがこちらの思いとは裏腹に天候は雨続き、釣行前日「かなり降っているようですが大丈夫でしょうか」とからメールが入る。「大丈夫じゃないかもしれません」としか言いようがない。 ここは提案者の仕事、何とか釣りの出来そうな河川を探しにかかる。SNM方面72時間累積雨量135mm、SNMは行くだけ無駄。TD上流は累積45mm二日前に最大雨量16mm、水引きの早い谷なら何とかいけそう。 ITSR方面も累積40mm程度二日前に20mm程度の雨、ITSRは水引きが早いので最終手段としてはここは使えるが...
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20年?ぶりに行ってみた

老師と釣行してきました。 前日打ち合わせのメールでSNM上流、MD川以外ならどこでもお供しますということだったので、数年前からあの谷にもう一度行ってみたいと気になっていた中の谷川に行ってみますかということになった。 TD川上流MD川の3本の支流のひとつ中の谷川、20年?いや25年ほど前か?に何回か釣行してから全く行っていなかった。og氏ともKという昔の釣友と一度行ったことがあるが見えているイワナがミミズにまったく反応せず、バッタに餌を変えたとたんに食ってきた記憶はog氏にも残っている谷ではなかろうか。 私の記憶の中ではこの釣行までは割と広い谷で苔むした大石の点在する木陰の多いゆったりとした流れの川であった。
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一得一失

懲りずに行ってきましたSNM上流 中流部の荒廃が進むSNM川、出水時の流速を緩めるための川の階段製作中で濁りが出るため今期は上流部しか釣りにならない。 時期的には少し早いかなとは思いつつ、たまたま業師と予定が合ったので様子を見に行ってきた。 増水低水温、なのだがブッシュが低いので左岸の踏み跡を一気に登ることができる。 昨年夏、荷の重さと暑さで1時間半ほどかかったポイントまで45分、後続はないので踏み跡道終点から釣り始める。 取水堰堤で水位がちょっと高めだと思ったが上流部まで行けば谷からの流入水も減って適度な水量になるのではと甘い期待を持ったがやはり甘かった。 瀬渡り場所もおっかなびっくり状態で何とか渡れるといった感じ。流芯は白泡ばかりで巻きや石裏のポイントも波がきつくて毛バリが安定しない。 水温は水銀計で8度、赤外線で7度。 水位が落ちて水温が上がるころにはブッシュが背を伸ばして踏み跡が歩きにくくなるこの川はとりあえず楽をして釣らせてくれる川ではない。 とはいえ河岸には適当な流速のポイントもぽつぽつと散在しポイントの絞り込みには苦労しない。 夏場は低調だった踏み跡終点直後あたりから結構...
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二日で7匹

長らくのご無沙汰でした。 ITSR下流域行ってきました。 一人釣行となったので出発は6:30、ITSR出会いに10:00頃到着 下流域から順に攻めることにする。大淵と瀬の連続するこの川はどうやら瀬には魚がついておらず、淵に溜まっているようである。淵の流れ込みでましなサイズが出るもののどれもフッキングしないのは日中は警戒しているのかもしれない。イブニングの決め打ちがこの川の狙い方なのか。遡行していると午後4時頃キャンプ場下で釣スタイルの二人が寝そべっている。行ってしまおうかとも思ったが、反応もない釣りに飽きたので譲ってやってもいいかと思い、これから入るのかと聞くとイブニング待ちだという。この時間から?と少し話し込んでみた。まだ2時間は待たなければならないだろうというと待つのだという。18:30頃から暗くなるまでの一瞬が勝負で釣り上っていても釣れないのだという。その通りだ、まったく反応がなかった。名古屋からイブニングの一瞬のためにここへ来るのだそうだ。俺はそんな釣りは出来ない、朝から晩まで一日中釣れ続かないと我慢できない派だだの大潮の前半、水が増えた時がいいというので川の魚に大潮が関係ある...
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修行

2年ほど前からSNM上流域でイブニングをどっぷりと楽しみたいと思っていた。 道らしき道はないに等しく川通しで帰ってくるのに2時間以上はかかるから暗くなるまでイブニングを楽しんで暗闇の川を帰ってくるのは危険なのでイブニングの後その場に泊まって翌朝朝一を楽しんで帰ってくるという段取りなら可能だ。 ただ泊まるにしてもテント、寝袋、食糧、飲料、釣り道具1式その他を背負って川通しで登り帰って来なければならず、水量、天候、体調も万全な時に決行しなければならない。それに単独でSNM上流域に泊まるほど根性もないし体力に自信もないのでパートナーは必須、で、この計画に乗ってきたのは業師のみであった。業師も休日前は忙しく帰りはかなり遅くなるらしいので事前に日程調整も必要、私の気分や体調にあわせて即決行という訳にもいかずなかなか決行出来ずにいた。 という2年越しの計画をそろそろやってみようじゃないかと業師と相談の結果決行することとなった。 条件は少し水量は多いかもしれないが天候はまず大丈夫、体調も問題はない・・はず。問題は暑さに勝てるかというところ。水分はたっぷり必要、となると担いでいく水分も少なくとも5~6...
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可愛い小熊に出会った日

先週老師にしてやられたので今週はと老師、業師にお誘いを入れたが、老師は都合が悪く、業師と二人旅となった。 先週朝2に入ったポイントがわりと良かったので今週はこのポイントから始めた。 入渓早々から20cm程のヤマメ、アマゴが次々とヒットする。同じポイントから2尾3尾も。業師が凄く活性がいいですねというので、ほんまやなぁこりゃ朝一から尺のオンパレードなんぞあるかも知れんぞと一気に気分は盛り上がった。 橋をくぐり、淵を巻いたところから先週はサイズアップしてきたので、かなり期待して淵の上の深瀬を探った。 やはりサイズアップしてきた。 これからダム直下までいったいどれくらい釣れるのだろうと上流に入った業師を見てみるがまだヒットしていない。 淵の上流の深瀬以遠から線を引いたようにぱったりと当りはなくなりダム直下のプールまでポイントを流しに流し、頭の中はなんでや、なんでやがぐるぐるまわる迷走状態、何をどうすれば出てくれるのかさっぱり分からなくなってしまい、一気に気分が登りつめどん底に落とし込まれたまま最終ポイントも何もなく終わってしまった。 入渓時の猛烈なアタックがなければいろいろと試行錯誤してみる...
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夕暮れの天使は老師に微笑む

土曜はまだ増水していると判断した。土曜ご指定の仕事も入っており日曜にITSR川下流はどうかと老師に連絡。日曜未明から出発、行き先はエスティマP直行。 ここはダム下流でもあり放水調整で水量が安定し土曜の入渓もかなりあったと思わなければならない。 川まで下りて水量をみると10cm高くらいか。これならプレッシャーの回復も見込めそうだと早速釣りにかかるが全く反応なし。ヤマメは無理でもイワナなら岸よりの石影をかすめるように流してやれば反応してくれるはず……なのだが、魚影すら見ることなく谷合流点のブロックの淵まできてしまった。 水が多すぎなのか、プレッシャー高過ぎか、朝早すぎたのか。。。全ての条件があたっているんだろう。 ここは粘りすぎると疲れるだけと早々に場所変え、普段水量が極端に低いもう一つ下流のダム下へ移動。 入渓早々に老師に小ぶりながらアマゴがヒットする。その直後私に小ぶりなウグイが、なんでやねん。 まぁ小ぶりながら居ることは居るし、反応も有るので遡行することにする。 暫くは小ぶりのアマゴとヤマメだったが、淵を巻いた辺りから少しサイズアップしてきた。 25cmを越えることはないがそれに近い...
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久しぶりの尺

金曜の夜、夜半から出発するつもりだったが、眠気に勝てず結局起きたのは4時、5時出発。既に川に立っていなければならない時刻である。 そんなことで手取水系SNM川に着いたのは8時過ぎ、こんな時刻に到着するのはめったにないので、いつも入漁料を投函している宿泊施設で年券を購入、受付のおねえさんにこの施設は朝4時頃からチェックアウト可能かと尋ねると、皆さんそうされてますよと言う。皆さんというくらい来るのかと先々週の不発に納得する。 宿泊費はと聞くと1室6人まで3人以上なら7500円らしい。意外と安く泊まれるようだ。 で、この時刻になるともう既に終わってる人や、真っ最中の人で入る場所はないのは容易に予測できる。ならば取水堰堤上流部へ時間差攻撃をかけようとザックを背負って川を歩こうと覚悟してきた。先々週の状況からまだ少しは水は高めで一人くらい先行していても午後からならまだ出る奴もいるかもしれないというあまい期待のみに賭けてみるいつもの悪い癖だ。 焦ることもないのでノンビリ林道を走る、暫く走って気が付いた。車が一台もなかった。 もしかして中流部のいいポイントが空いているかもしれないと急ぎだす。誰もいな...
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