初詣

明けましておめでとうございます。 期待してみた民主党もただの人ばかりで呆れ返ってしまった昨年。 こうなれば神頼みしかないかと初詣でも行ったのかとお思いかもしれませんが、神にも仏にも遠の昔に見限られたようで一向にご利益がないので滋賀の朽木、遠敷峠の途中にある地蔵さんまで散歩してきました。 秋とは全く表情を変えてしまった白と黒の世界、登りにかかるまでは浮力が足りないショートスキーは一歩一歩グッグッと埋まり前に進むにはカンジキ歩きとなってしまう。 私の前に二人のスキーの痕跡があるが全く埋まっていない、やはり長いのがいいようだ。いいのは良く分かっているのだが、99cmの板でも取り回しに苦労しているのに170cm程にもなる板が思うようになるのか?無理だ。 登りにかかる斜面は西向きである為雪はカチッと硬い、埋まらずに軽快に登れる。ワックスも掛けずに来たのでシール無しで登坂可能、すこぶる好調に登れるし、この調子なら帰りはスイスイ、楽しみだ。 東斜面に移って雪が柔らかくなりまた苦労の登坂となるが目的の焼尾地蔵はもうそこである。 百里ヶ岳はあのあたりかな 1時間とチョットで到着、焼尾地蔵小屋だ。雪のない...
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2010年、忘年会

今年もいろんな渓へと足を運び、いろんな魚たちとの出逢いがあった・・・。 “そんな出逢いのひとつひとつを語り合いましょう・・・” ということで、急遽 『爽快渓流倶楽部』忘年会の開催を呼びかけたところ、そんな気まぐれ親父の気まぐれな申し出に快く3人が手を挙げてくれた。 集まったのは、BirdことF氏、老師ことN氏、業師ことT氏、そして私O。 そもそも忘年会というのは、その年1年にあった出来事を忘れるために集まるのだろうが、逆に今後も忘れないようにと頭の中に刻み込むためのものであってもいいのではないかという気がしている。 “あの渓のあのポイントであんな魚がヒットして・・・”などなど。 場所は知る人ぞ知る京都が誇る名店『TAVERN SIMPSON』というパブ&バー。 SINCE 1975 ということだから、開店して35年以上にもなる老舗。 常連客中心でやや年齢層の高いお客と、マスターやスタッフの方たちとの軽妙なやり取りが心地よく響き合ういい感じのお店である。 歴史を感じさせるシックな調度品とともに、こだわりをもってチョイスされた飲み物や料理の味がまた格別で、まさに大人が憩う場所といった雰囲気...
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高島トレイル-4番 三重嶽(ポイント10)

今回はいつものピークハント1本をもう少し頑張ってトレイル1区間、武奈ヶ嶽~三重嶽約12~3Km(登攀、下山を含む)を歩いた。 og氏、老師、とも全く興味なしのところへ彼らと同じ職場の元気いっぱいの女子がいっぺん連れて行けと興味を示してくれ、彼女とマラソンクラブで一緒に頑張っている業師T氏もやってみたいと嬉しいことを言ってくれ、3人の予定を合わせて本日決行となった。 若手F女子と働き盛りのT氏、そして体力など落ちるところまで落ちてしまった私が彼らと共に登攀となると…きついな…と前夜からプレッシャーかかりっぱなしで、おまけに、いつもは弁当お茶程度の軽量パックも、今回は10~15Kgとかなりの負荷…ええい!行けるとこまで行ってやれと、開き直って眠りに就いた。 今回の行程は、石田川ダムから赤岩山740mまでの急登を一気に上がり、稜線沿いに武奈ヶ嶽へ、武奈ヶ嶽北尾根から一度高度を下げ、再び三重嶽山頂まで上り、石田川上流河内谷分岐辺りの-落合登山口-に降りるという、ほぼ3分の2は未体験ゾーン、地図では約7時間半のアップダウン連続というコース。 8:30登山口出発、出足から超急登、楽しようと思い早め...
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高島トレイル-3番 大御影山(ポイント9)

大御影山は春には様々な野の花が咲きハイキングにはもってこいの山らしい。 如何せん、春は川通いが忙しく山登りどころではないので紅葉を楽しみに行って来た。 ビラデスト今津という総合アウトドア施設から稜線沿いに登るコースが一般的なようだが、地図を精査せず馴染みのある河内谷林道からのアクセスが割りと楽そうだったので林道車止めゲートから入ることにした。 3日の日遅めの出動で渋滞やら途中から雨やらで結局登山口付近まで行って帰ってきてしまったので、今回は気合を入れて6時出発8時登り開始を予定していたが、結局7時出発9時開始となってしまった。 林道ゲートを9:15出発、しようと思ったところへ木材搬出車が2台ゲートを開けて入っていった。鍵を掛けて入る人に話しかけると「1人か?小さいのがうろうろしてるから気ぃ付けや」と気遣ってくれる。ベルトに着けたホルダーをポンポンとたたき熊スプレーというとフッと鼻で笑われてしまった。 笑われようが私の1人遊びはこの熊スプレーだけが頼りなのである。 乗せてもらおうかと思ったがハイキングに来てヒッチハイクしてたんじゃ何していることやら分からなくなるので喉まで出かかったのを飲...
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高島トレイル-2番 武奈ヶ嶽(ポイント11)

軽い風邪をひいて長引いてしまった。 2週を無駄に過ごし百里ヶ岳の歩きも0又はマイナスまで引き返してしまった。 やはり毎日の運動が大事だと思う。 今回は今津武奈ヶ嶽865m、比良武奈ヶ岳とは比較にもならないが病み上がりには丁度良い。 スズメバチ対策スプレーがあったはずなのに見つからず探していたらイライラしてきて意地になってしまった、で家を出たのが10:14。 この時間になると東山五条が混み、湖西道路坂本が混む。登山口の石田川ダムワサ谷に着いたのが12:30、登り始めたのは12:40という山登りには不適切な時間になってしまった。 ワサ谷沿いの林道を少し登ると杉林へ入っていく山仕事道に入る。ここから杉林とヒノキ林をひたすら登る、急な傾斜に九十九折に付いた道はこれといった変化もなく、ただ息が切れるだけの辛い登りだ。 30分ほど登るとヒノキ林の間から三重ヶ嶽がみえる場所で少し休憩するが面白くないので息が落ち着くとすぐにまた登る。 登山口の辺りにあったキタヤマブシは夏の暑さで葉が枯れてしまっていたがこの辺りのは綺麗に咲いていた。 この辺りには白い花を咲かせるトリカブトがあるそうだがまだお目にかかっ...
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高島トレイル-1番 百里ヶ岳(ポイント22)

高島トレイルは滋賀県高島市の山々のピークをつなぐ尾根(中央分水嶺)80Kmを踏破しようという企みである。 既に踏破された方もかなりあるというが私などは到底無理、なのでせめて登って降りる、30ほどのポイントがあるがピークはさほどない。 いくつ登れるか分からないが、日頃の運動不足により夏の渓流もなかなか歩くのが辛くなってきたのでここらで一念発起、頑張ってみたい。 宣言ではなく希望であるということを付け加えたい。(最初から弱気) まずは以前登ったことのあるポイントから始める、足慣らしには地理的に良く分かっているほうが良い。 まず百里ヶ岳から 小入谷峠の駐車場から登る 最初の尾根のピークまで2~30分 尾根をずっと行く、平坦、急登、少し下り、急登、平坦、急登この繰り返しを何度も何度も 朽ちて土に返る 高島トレイルの林は雪に耐える木々ばかり 私より年上の樹が私より逞しく生きているんだ。 比良山系が眺望できるポイントは風が気持ちよい 小入谷峠から1:40くらいで根来坂峠への分岐点、目標まであと1Km、ここからの急登が辛い。 あと6~700mなのに遠い この登りにヒィヒィ、ほんまに体力ありません。 ...
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蕎麦とビールとソースカツ丼

毎年恒例の秋の釣行会、このところ釣欲と食欲の両方を満たすのが目的となった。 ということで行き先はいつもの南信州、駒ケ岳の麓を流れるOTG川。 C&R区間が整備されていて魚影はすこぶる濃いのだがその分人影も濃い・・・。 今回は残念ながらBird氏が所用で不参加となり、老師NとWとの三人旅。 午前2時に集合場所を出発し、駒ヶ根インター近くのコンビニ到着が5時。 二日分の日券と朝食を購入し、いつもの入渓ポイントに車を停めた。 南アルプスの山頂付近がうっすらと白み始めるのを眺めながら釣りの準備を整える。 私としては鮎への浮気が本気になって、フライロッドを握るのは本当に久しぶり。 Wは2度目だがNはこのOTG川が初めて、期待のためか鼻息が少々荒い・・・。 快晴微風でほぼ平水、水温は15度と条件としては申し分ない。 早速、川に降りていつものヒットポイントを探るが何故か反応が全く無い。 原因が判明・・・!、少し先の川の中に大型の重機が置いてある。 急いで重機の上流へ進み、流れのたるみにフライを落とすとすぐに反応があった。 初ヒットは18cm程のアマゴだった。 そして同じポイントの少し上流部を流すと大...
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カワムツばっ……かし

9月の3連休、どこもかしこも渇水、高水温で標高の高いところを狙いたいのは誰も同じで、条件は良くても魚のプレッシャーはピークだろうと思う。 こんな時はC&Rでのんびりやろうと秋の釣行会、OTG川を楽しみにしていたのだが、狙い定めたように用事が入り断念。 涼しいところで、目が覚めれば目の前は釣り場、昼食は洒落たレストランでゆったりビールを楽しみ、そして心地よい昼寝の後はイブニングでそこそこ満足…だったんだろうな、きっと。 不発覚悟でSNMでもと思ったが、不発覚悟で往復500km近く走れるほどの若さはなくなった、少し寂しいけど。 で、同じ不発覚悟なら運動不足解消もかねて歩いて何ぼの近場の川へ。 夜明けから歩き出そうと5:00出発を目指し4:30に現場到着、ところがもう夜明けは5:30になってしまっていた。夜が明けて来るのを車から観察していると無性に眠たくなってくる。いかんいかんと準備して出発したのは既に6:00前になっていた。 他に誰も入っていそうにないので急ぐ必要もないし2時間歩いて入ったってたかが知れているし、のんびりやろうってことで1時間ほど歩いたところからやってみる。 思った通り出る...
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雑食系

今期も早9月、シーズン最終月を迎え、あの渓にもこの渓にも行きたかったな、行きたいなと後悔と希望が交錯する悩ましくも気だるい作戦会議が渓流狂いの脳内を支配しだしてくる。 アブを避けて8月全てを鮎に費やし、ここ数年は鮎好きのご近所さんにも野鮎の美味しさを御裾分け出来ていなかったが、思いもよらず鮎釣りに傾倒してしまったog氏と二人係りのお陰で、御裾分け出来るだけの数を確保出来、久しぶりに喜んで頂けたのではないかと独り善がりしていたところへW氏T氏ご両人のアブなど気にも留めないという情熱のSNM上流攻め決行の記事に触発され、何が何でも今期もう一度SNM攻めをしておかなければならないと思っていた。 老師から明日はどうします?のメールが入ったのは金曜の昼過ぎ、SNMをやろうと思っていますと返すとすぐにW氏もSNM尺リベンジに意気込んでいますと話は決まり4:30取水堰堤到着の段取りになった。 夜明けは5:00、4:30到着なら先行逃げ切り出来ると思ったが甘かった。取水堰堤車止めには既に2台先着があり、1台はもう出発済み、もう1台の3人組みも支度に掛かっていた。もしかして沢登りならと一縷の望みで「釣り...
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久々の釣行

8月に入ってから週末になれば、なにかと所用が続き釣りらしい釣りが出来なくてかなりのストレスを感じている状態であった。 8月も最後の休み、北陸方面へでもと思っていたところT君が二つ返事でOKとの事。 エエッー! 先週もSNMへ行ったんと違うの? ひよっとして今月は皆勤と違う?てなことでパートナーはT君となり、久々のSNM釣行となった。 金曜日遅く出発し、現地で暫く仮眠の後、6時少し前より用意をしかけ、比較的キャスティングし易く、川通しが楽な(先週はT君、結構ハードな思いをしているので若干気を遣いながらも・・・実のところこれは私の言い訳・・・少しでも楽な方が年相応・・・)中流部より入渓。 しかし大方の予想どおり水が少ない! 渇水状態! 幻想的な朝の風景    気温26℃、水温16℃。水量以外はコンディション抜群!! 入渓後足元を走るのを確認、約30分ほど経過したところ、私に23cm位の元気一杯の一匹目。これでひとまず一安心。 此処から順調に釣り上がるが、しかし・・・肝心のT君が少し苦戦。 そう云いながらも暫らくすると初ヒット!相変わらずのポーカーフェイス。しかし嬉しさはこちらまで伝わってく...
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