南信州三人旅

先週に引き続いてのO田切川、今回はbirdことFとWが加わっての三人旅。
ここO田切川、Wは初めてだがFは二回目、前回の釣行では27cmの幅広アマゴをキャッチしている。
目的の半分は美味しい地ビールを飲むことに置いている不遜な考えの私だが、ホスト役として何とかいい釣果を望みたいところでもある。

朝2時半に集合し、高速1,000円の恩恵を充分活用させてもらって現地のコンビニに到着したのが5時半、先週同様高速下のC&R区間入り口に車を停めた。
朝一番の水温は13℃、(先週の8℃は老眼による水温計の見間違い!)水量は先週よりさらに細くなっていて、この炎天下の中かなり厳しい釣果が予測される。

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ここO田切川は川幅が広く、水流が幾筋にも分かれているため三人くらいで同時に釣り上がることができる。
早々にFに良型のアマゴがヒット、しかしキャッチ寸前で首を振られてバラシ。
25cmは優に超えていたらしい・・・。

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F

渇水で少なくなったポイントだが魚は確実に居付いていて、フライをよく見には来るもののすぐに見破られてしまいスレ具合が半端ではない。
先週黒い大きな影が浮上したポイントでようやく私に1匹目がヒットしたが、18cmほどのアマゴだった。

午前の部はC&R区間の中ほどに架かっている吊り橋の手前まで釣り上がったが結局キャッチ出来たのはこの1匹のみだった。
Fは22cmまでのアマゴのみ4匹、トラブル処理に時間をかけていたWにも何度かコンタクトがあったもののノーヒットだったようだ。

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昼食は先週同様『味わい工房』へ直行、早速お目当ての南信州ビールとスパイシーソーセージを味わった。
そしてすぐ近くの橋の下の涼しい空間で昼寝・・・。
寒さで目覚めたのが2時半、まだ寝足りない感もあったがせっかく遠方まで来たのだからとイブニングタイムのスタート。

しかし、先行者や川の中での水遊び親子などといった厳しい現実が待ち受ける中、
またしてもFが早々にイワナをヒットさせた。

F+

川の右岸側を進んだ私にも20cmのイワナがヒット、その後も22cmクラスのイワナを2匹追加した。

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期待していたこまくさ橋上流の大堰堤は先行者に攻められた後だったようで不発。
しかし、苦戦していたWが堰堤の流れ出しでイワナをヒットさせ一安心。
6時を回り魚の活性が上がったのか、私も堰堤上のポイントで23cmまでのイワナを2匹追加した。
Fはイブニングだけでイワナばかりを8匹キャッチしたそうで流石である。
その後薄暗くなり始めた6時半にロッドをたたんだ。

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真夏を思わせる強い日差しの中、超渇水・先行者・川遊びの人たちなど多くの障害が重なった今回の釣行だったが、少ないながらも何とか魚の姿にお目にかかることができ、まずは良かったということにしよう・・・?
晩御飯は言わずと知れたソースカツ丼、川沿いのテラス席で川の流れる音を聞きながら堪能し、帰途についた。

帰路の車中、話は5連休どこへ行こうかということ。
中央アルプスと南アルプスに挟まれてその底を流れる天竜川、ここには今回のO田切川を初めとして数多くの支流が存在している。
お風呂があって食事の心配も要らないこのO田切川を基点として、それらの支流を攻めるという案がいまのところ有望のようですが・・・。