2008年開幕、チビアマゴと戯れる

このところの初夏めいた陽気と、暫定税率の期限切れによるガソリン価格の下落は、釣りに行けない理由をことごとく粉砕してしまったようだ。
4月5日(土)、ようやく重い腰を持ち上げ、桜見物を兼ねて東吉野の高見川へ。

9時にふるさと村に到着、橋の下で半年振りのキャスティングを懐かしんでいると、いきなり15㎝程のアマゴが釣れてしまいアマゴの活性の高さがうかがえる。
と、そこへ顔を見せたのが高見仙人ことNA氏。

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今年はすでに3回目の釣行だそうだが、まだノーフィッシュとのこと。
新調したベストに今年こそは尺アップを・・・といった意気込みが感じられる。

車で少し下流へ移動、新しく開通したトンネルの手前辺りから二人で川へ降りた。

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中々いい渓相の続く区間だったが、私に1度、NA氏に2度反応があったのみで
アマゴの顔を見ることはできなかった。
集中力が足らないというか、身体の感覚がまだ本調子とは程遠いようである。

昼食後は二人分かれて、NA氏は麦谷、私は大又の民家が途切れた辺りへ入渓。
その頃からカゲロウ(クロマダラ?)のハッチが急に増えだし、アマゴの反応が
極端に良くなってきた。

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それこそポイント毎にフライにアタックしてくる感じで、まさに入れ食い状態。
わずか100mほどの区間だが12-3匹キャッチできた。

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ただし型は16㎝-18cmとイマイチだったのが残念!

3時半になり日が陰りだしたので下流部へ移動、その頃にはハッチも無くなり
これ以上続けても好釣果に恵まれそうにない気配を感じてこの日はこれまでとロッドをたたむことにした。

帰り道、大宇陀にある『又兵衛桜』をひと目見て帰ろうと、寄り道をしてみたが
こちらはまだチラホラ咲きで、見頃は1週間先といったところか。

所用で早帰りしたNA氏からは、18㎝-20cmを3匹キャッチしてようやく開幕できたとメールが届きひと安心。
今年もようやく開幕を迎えることができたフライフィッシング・・・。
これからの半年間、美しい彼女たちとの出逢いに心ときめかせる日々が続くのである。(O)