今週は2パーティに分かれての釣行。
Bird氏と業師のTは北陸方面へ、しかし何故かI川経由で・・・？
Bird氏は余程I川水系N西谷川が気に入った様子で、このところ毎週のように手を変え人を変え足繁く通っている・・・！
確かにロケーションや渓相はいいのだが、魚影の薄さが物足りなさを感じさせる。
我々3人組の方は、ほぼ1年ぶりに大きな期待を寄せてのT川詣で。
7時半に下流部へたどり着いたものの、前々日に降った雷雨の影響が残っていて、増水しているし、濁りも少しある・・・。
最上流部なら何とか釣りになりそうな気もするが、昨年の5月の連休にN老師と最上流部に入って、増水のなか散々な目に遭った記憶が蘇る。
散々迷った挙句、最終的に意を決して向かったのは、お姉さん格の川、（こちらも再三の・・・）。
私も同様に3回連続で、Bird氏のことをとやかく言えない・・・？
“この時期はイワナではなく、どうしてもアマゴの良型が釣りたい”などと正当化するのも空しい気がするが・・・。
何より、同行のN老師やWには初めての川で興味津々といったところ。
途中のお店で入漁券を購入し、まず向かったのはダムのすぐ上。
前回、餌師が入っていたところ。
しかし、ここも雷雨の影響により増水気味で、3人でここぞというポイントを流すものの反応が全く無い。
早々に見切って、次に向かったのは禁漁の谷が合流している辺りの本流。
今度はダム下だけに上流部とは違い、減水していて厳しい条件。
早々に私に18cmほどのアマゴが2匹連続でヒット。
ただし、水温が15度もあって、緩い流れではカワムツの攻撃が半端ではない。
それでも水の勢いがあるポイントにはしっかりとアマゴが付いている。
その後、N氏も23cmほどのアマゴをキャッチし、まずは一安心。
続いてWにも24-5cmの良型アマゴがヒットしたが、残念ながらバラシ。
12時半まで攻めたがその後パッとしなかったので、少し下流方向に進み左岸の谷の林道を少し入ったところの木陰で昼食休憩。
3時になって今度は、前回野営したあたりの前後の本流に入った。
ここでも時々アマゴが顔を見せるものの状況は厳しく、この区間では20cmを1匹追加したのみ。
5時を少しまわったので、前回にいい感じだった下流部へ移動。
ヒゲナガが飛び出して雰囲気は良かったのだが、何故か3人とも反応なし。
“前回来た時はこの区間で3匹釣れたのになぁ～”とため息交じりに独り言。
そして、この日まだノーフィッシュのWに何とか1匹を釣ってもらわなければということで、さらに下流にある発電所の下流部へ移動。
薄暗くなって毛鉤も視認出来にくくなる中で、私に24cmがヒット。
続いて老師にも23cmが続いた。
そして、もうこのポイントで終わりにしようという所でドラマが・・・。
暗くなる寸前、が流す12番カディスに勢いよく飛び出したのは、22cmの体高のあるアマゴ。
まさに執念の1匹だった・・・！！！
本命だったT川に振られ、釣果も寂しかったものの、新しい発見もあり和気あいあいとした中でのそれなりに愉しい釣行だった。
6月、あらためてT川アマゴへの再挑戦を誓い、暗闇に包まれた渓を後にした。
