Bird

T川(一応マル秘で!)偵察記

少々の雨でもミルクコーヒー色の濁流を流し込んでいたT川支流H谷。 本日M氏と目的地も決めずに7時集合「どこ行く?」ってなんといい加減な釣師コンビである。 先週美山川大谷まで下れなかったので行ってみたい気持ちは満々であったが、昨日緊急作業勃発夜中まで仕事にかかっていたせいで少々疲れが残っていた。 「演習林行きたいけど、しんどいしT川どうや」と先手を打つとM氏もお疲れ気味の模様、難なく目的地決定。 ただ、雨後のT川…H谷からの濁りで釣り不可能の可能性大だがOGURI氏を出し抜いて行って見るのも一興と、「取敢えず行って見てあかんかったらリバーランズ角川で遊ぼう」という段取りも意見が一致したのでいざ出発。 途中前日の仕事の発送作業に1時間ほどM氏に待ってもらいT川到着10時過ぎ、さてさてH谷の状況は如何に…上流部の林道は落石、崩土、倒木はあるものの何とか通行可能だが、一応通行止めになっているので自己の責任において通行する。 昨夜の雨で本流上流部はささ濁りよりもう少し濁り気味、H谷合流地点の橋から谷の濁り具合を見てみると心配していたミルクコーヒーは流れておらず本流と同じ程度の濁り具合。降雨量が少...
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由良川美山川源流のヤマメ

雨の週末の周期に入ってしまってるようである、やっとやる気が出てきたとこなのに… og氏も久々のT川(一応マル秘で)をかなり楽しみにしていたのだがこの雨ではあの川は濁りは必至、どうしようもない川になってしまったものだ。 前日のog氏の記事を見るとどの川へ行っても納得の行く魚が釣れないのは、あんなにいい思いをしていたせいだなと今更ながらに思うのである。 今朝は朝から晴天、カッパも不要なようなので9時過ぎに家を出ました。いやいやこんなんじゃナマクラ釣り師バレバレである。 美山川の支流に先月1度入ったが下流の一番大きな支流であった。今回は京都ではあるがアクセスは滋賀高島市朽木針畑から峠越えで美山川本流源流部へ下り釣りあがってくる歩いてなんぼの釣りである。 11時には林道のゲートに到着の予定であったが、途中の針畑川桑原上流辺りでN氏にばったり出くわし30分ほど話し込む。一緒に行きましょうかと誘ったがのんびりモードの氏にいきなり峠越えで2時間のアクセスは気持ちの切り替えが出来なかったようである。お互いの健闘?を祈りつつ1人ゲートへ向かう。 ゲート付近は今ハイキング真っ盛りの季節に張り切っておられる...
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京都由良川美山川支流

3年間の禁漁を4月16日に解かれて解禁直後は尺アマゴがごろごろ釣れたという由良川美山川に流れ込む支流で4月29日30日と遊んできた。 長らく地元京都の河川にはご無沙汰していたが、加齢なる方々と同じく遠出には腰を上げるのにかなりの意気込みが必要になってきた最近の私には手ごろな初釣り渓流であった。 瑞穂のH氏と西京極のS氏が同行してくれた。 この支流は本流との出会いから2Km程が特別放流区、以遠は自然渓流区となっている。入り口にチェーンが張ってあり徒歩での入渓、30分程歩いて自然渓流区に入ってしばらくの所から釣り始めた。春の訪れが遅かったせいか川原の草もまだやっと芽吹いたばかり、木々の新芽も葉が開きかけた所といった様子。 まだ葉が茂っていないので一見ラインは出しやすそうに見えたが、なかなか、小枝に掛ける掛ける、毛鉤のロストは半端ではない。 早朝6時はまだこの時期早すぎたようで暫く、というか長い間全く反応なし。解禁から連日攻め立てられているのが第一の原因とは分かっていても日が差し始めメイフライやマイクロカディスのハッチが目立ち始める9時頃になるとそろそろライズの一つくらいしてくれるだろうとほ...
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子入谷林道3

1月15日、前日前々日と久しぶりに雨が降り今日は暖かな日となった。 京都では全国女子駅伝が行われたが、応援の人たちも春のような陽気に気持ちの良い応援が出来たことだろう。 私たちは、また懲りもせず百里ヶ岳林道へと向かった。雪もかなり解けただろう、雨と夜の冷気で雪は多分ザラメ状態であろうとかなり期待して現地へ向かった。案の定、表面の雪はごく小さな氷状のザラメとなり、雨の適度な圧雪効果もあって今期初めてのいい雪の状態のスキーハイキングとなった。 宇多野ユースから数人の若者がスノーシュー遊びに来ていた。 先週の大雪の後、比良武奈ヶ岳の途上の御殿山までアイゼンのみで登ったというバイク野郎も我々が身支度中に加わり賑やかなハイキングとなる予定であったが、登りにかかる1Km付近までに脱落者続出、結局登りにかかったのは我々二人となってしまった。スノーシューには少し雪が重かったようである。 相変わらずの雪と山の景色のみとなってしまった。 ザラメ雪に下りを期待しながら息を切らせて焼尾地蔵小屋を目指したが、出発時刻が午後1時前と遅くなってしまったのと昼飯を焼尾地蔵小屋でと思って食べずに登ってきたが腹が減りすぎ...
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子入谷林道

降り続いた雪も一段落して青空が顔を出してくれたので朽木の雪はどうかなと出かけてきました。 朽木というと朽木スキー場と思われている方々が多いようですが、朽木渓流魚センター方面の奥のほうになります。 国道367から渓流魚センター方面へ梅ノ木橋を渡り次の橋から既にアイスバーンになっていました。 子入谷林道入り口まで除雪されています、積雪1mくらいでした。 思った通りのパウダースノー、なにわナンバーのジムニーが置いてありましたが誰も入った形跡はなく、バージンスノーに線を引いていきます。 パウダースノーというといい感じですが、さにあらず、ずずっと埋まって全く滑りません。ラッセルで歩いていきます。スキーの浮力の分だけ助かりますが、それでも2~30cmは埋まるので500mも歩くと息が上がってもう帰ろうかと何度も思いましたが、何となく足は前に進んでいるのです。 歩き出して1Km程は平坦で丁度よい準備運動区間ですが、この間がかなりきついんです。 登りにかかるとまたきつくなりますが、あまり休憩すると体が冷えてしまって余計に息が上がるので一呼吸入れる程度の休憩を何度も取りながらもくもくと登ります。 一呼吸入...
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神崎川ビバーグ釣行を断念

愛知川最大の支流神崎川へ沢登り&イワナ釣りを企んでいた。先週入った古語録谷と同じ鈴鹿山系の御在所岳から端を発する花崗岩系の谷は上流部はなだらかな川原の続く楽な川筋であるが中流部は両岸ゴルジュあり、大岩の連続ありと遡行にはかなり苦労させられる渓谷である。アマゴとイワナ両方いるが数が少ないので釣りだけの目的で入るには面白味に欠ける。 いつもは下流の取水堰堤から川通しに白滝谷の辺りまでやる。ウェーディングシューズだけで軽快に大岩を越えゴルジュをへつる楽しさと明るく開けた谷で思いっきりロングキャストを楽しめる。日帰りコースであるが帰りの登山道のアップダウンがきつく行きの楽しさより帰りの辛さが先にたち、かなり好きな渓谷の一つなのだが年1回がせいぜいである。 今回は少し楽をして釣りにウェイトを置いた計画を立てた。ジュルミチ谷まで延びた林道を使い一気に白滝谷出会いに出て本流を釣り上がりイブニングまで目いっぱい釣って谷で1泊翌日朝一の釣りを楽しんで帰ってくる予定を立てた。 og氏の阪内川行きを断りHo氏の打波行きを断って意気込んでパッキングしながら天気予報を確認していると最高気温34℃おまけに翌日は未...
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滋賀愛知川茶屋川支流古語録谷でストーカーになる

土曜に仕事が入り遠出も少々疲れが出てきたのとアブの最盛期でもあるのでM氏と近場でお茶を濁すことにした。 茶屋川と古語録谷の出会いに7:30頃到着 林道を15分ほど歩いて谷へ下りてみると水量が以前の半分ほどになっている、と思ったが砂が大量に堆積していたのである。おそらく昨年の大雨や台風の仕業であろう。 あまり期待もしていなかったし、のんびりいこうやって事であったのでとりあえず竿を振り振り釣り上がっては見たものの全く何の反応もなく堰堤を1つ越え滝を1つ越え…のんびりとやろうと言いつつ川へ入ると頑張ってしまう貧乏性。 この谷は堰堤群が出来るまでは半ゴルジュ態の険しい谷であり中流部の滝まではアマゴ、それ以遠はイワナの釣れる美しい谷であったが砂防の為(全く効果はないが…)500m程の間隔で堰堤が造られ、かつての渓谷美は見る影もなくなってしまった。日本全国どこへ行ってもこのような風景は見られる。美しい国土を削って懐を暖めた輩たちにはこの景色がどのように写るのだろうか… 懐の暖まらない貧乏性はまた1つ堰堤を越え、何とか1尾毛鉤に食いついてくれたが慣れない7Xティペットが合わせ切れしてしまった(--;...
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手取川O谷中流部

20数年ぶりに大阪茨木の叔父からイワナ釣りに行くぞ !! と電話があり手取川へ2泊3日の予定で出かけた。 叔父は私の渓流釣りの師匠である、奈良十津川辺りの川はほとんど源流まで知り尽くしている健脚餌釣り師である。私と一回り歳が違うのでもうすぐ60になる。 お盆の間北陸方面は不安定な天候が続いた、目的地である瀬波川は大増水であったらしくのコンクリートで護岸された車止めの辺りは護岸が崩れ去っていた。 途中の林道も山肌から水が噴出しており釣りなどとんでもない状態であったが、瀬波を見るだけでも見たいと叔父が言うので車止めまで来てみたがやはりとんでもなかったようである。 こういうときは打波I谷である。増水はしていたが手取川ほどでもなくI谷では取水堰堤の下の淵で叔父に38cmのイワナが来た。叔父は釣った魚全てお持ち帰りである、今回の目標は最大40cm数は50匹であるらしい、増水のため餌釣りにはいい条件であったので何とか釣りにはなるだろうと高をくくっていたがとんでもない目標を持ち出してくれた。型の40cmは偶然にも38cmが来てくれたのでご満悦であったが数が二日間終わって30匹前後とイマイチ伸びない。...
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西穂高独標

7月31日 西穂高独標2701m初登山、厳しかったです。 地元では小学校の遠足コースだそうですが、普段谷間ばかりを徘徊している私には、ただただ登る行為がなんとも辛い いやしかし、山の楽しさが少しは解った様な気がします。稜線に出て360度の視界が開くとなんともいえない気分になります。高い所は気持ちいいです。 あと200mで西穂高山頂 でしたが妻には少し険しいようだったので行きませんでしたが、私には充分行けるコース、足場だったので行った事にしました。ので、西穂2909m達成 !! 西穂山荘から独標までの間にはキバナシャクナゲなどが咲いていましたが、花の時期というより緑濃い季節だったようです。 麓の蒲田川で朝一1時間ばかり釣りをしてみましたが、ほとんど入れ食いでした。禁漁区だったのかな?でも足跡もあったし…宿の主人に聞いてみましたが不確かな返事でした。 新穂高では他に泊まったことがないのですが、私は中尾平ホテル(旧名)が好きです。なんともいえない歴史を感じるのです。温泉もご主人も奥さんもスタッフの方々も濃くなく薄くなくいい塩梅で接してくれます。食事も温泉地独特のあんな料理じゃなく奥さんが頑張...
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熊野世界遺産釣りの旅

さえないBLOGデビューになってしまった。ゴールデンウィークはどの川へ行っても釣り人が多くて釣れないのは分かっていても長い休みを持て余すよりはましと、ついプチ釣りの旅に出かけてしまう。和歌山と奈良の境界付近は例年、GWの頃にはすでに渓流釣りトップシーズンは終わっている。が、しかしこの時期がフライには絶好の時期であることをつい5~6年前に偶然知った。 同行してくれたH氏 前鬼川の岩盤の淵を探るK氏 2泊3日の爆釣世界遺産釣りの旅のはずであったが、初日からその目論見はもろくも崩れ去った。毎年この時期、連休にもかかわらず釣り人も少なく、アマゴのコンディションも川の状況もフライフィッシングをしてください!といわんばかりの上北、下北の渓谷なのであるが、今年は違った。水量が例年の半分しかない、そういえば途中池原ダムを通過するのであるが、ダムの水位が極端に下がっていたのはこの冬から春にかけての降雨量がかなり少なかったせいなのだろう。日本最大の年間降雨量を誇る大台山系で雨不足とは予測もしない出来事であった。3日間釣りをしてるのやら沢登をしているのやら何だか訳の分からない旅になってしまった、以下結果のみ...
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