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イワナの夏休み

7月29日午後、先々週に好釣果を得た九頭龍川某支流の某谷へ再び入渓。奥の車止めには京都ナンバーのワゴン車が1台停まっていた。恐らく朝一で崩れた林道を歩き、奥の二股のどちらかに入ったものと思われる。こちらは先々週と同じショートコースを選択。しかし川に降りるとこの前よりも10cmほど水が少なく、前回の好ポイントがただの水溜りになっていた。これでは釣れるはずもなく、当然の事ながら堰堤のプールにはイワナの影も見当たらない。全く無反応のままこの谷を後にした。次に向かったのは先日bird氏が熊を見かけたと言う谷。bird氏は第一堰堤より上流に入ったとの事だったので、私は本流との出合いから第一堰堤までをやる事にした。こちらの谷は水量も程々有り、水温も先程の谷や本流と比べて2~3度低かった。まず、本流との出合いのポイントで初ヒット。21cmのイワナだった。その後もここぞと言うポイントで好反応が続き、県道に架かる橋の下までで23cm以下を8匹キャッチしていた。そして、第一堰堤まで進み27cm以下を5匹追加して計13匹で上がった。bird氏の情報による熊の出没を気にしながらの恐る恐るの釣行だったが、何とか...
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九頭龍川のポテンシャル

7月15日午後から入ったのは九頭龍川の某支流の某谷。前日の雨で本流支流共に増水と濃い濁りが入り、やむを得ず増水や濁りの影響が少ないこの谷を選択した次第。川に降りて最初のポイントは橋の下の深瀬。そっと近づいてよく見ると大型のイワナが浮いていた。鼻先にそっとフライを落とすと一発でヒット。これが何と29.5cmの泣き尺イワナ。幸先の良いスタートとなった。そしてそのすぐ上の緩い瀬脇から飛び出したのが27cm、さらに、その少し上流には尺上と9寸クラスが2匹、計3匹でクルージングしていた。フライを何度も交換して攻めたものの、その都度見に来るだけで咥えることはなかった。そして、奥の堰堤脇の水溜まりで25cmをキャッチし一旦上がった。今度は先ほどの入渓地点の下流を本流との出合いから釣ることにした。暫く反応が無かったが、堰堤近くになって27cm、堰堤手前の落ち込みで28cmがヒットし、16時に上がった。この区間、数は少ないものの型が良く大満足だった。翌16日は大阪の釣り友M氏と同行。先週良い思いをしたポイントを朝一から攻める事にした。例によって車止めから40分程歩いて堰堤の上から入ったのは6時半頃。前日...
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夏、イワナが動き出した

7月4日、朝5時半に九頭龍川某支流の車止めに到着。運よく誰も居なかった。準備をし6時に車止め下の川に降りると、前日に降ったゲリラ豪雨の影響は微塵も感じられず全くの渇水状態。上流での取水が影響しているのだろう。しばらくフライを流すも全く反応がない。そこですぐにこのエリアを諦め、上流を目指すことにした。40分ほど歩いて入渓地点に到着したのが7時。流石にこのエリアは昨日の豪雨の影響で平水より10cmほど水位が高く、若干の薄濁り状態だった。川に降りてすぐ上流のゆったりと流れる深瀬で早々に初ヒットしたのが27cmのイワナだった。そしてそのすぐ上のポイントで28cm。更にその少し上流でも28cm。立て続けに良型がヒットし、これ以上ない上々のスタートが切れた。その後も好ポイントでは確実に良型のイワナがヒットし、この区間の中間地点に差し掛かった。二つの流れが合流するまさにその鉄板ポイントで黒い影が飛び出した。先ほどまでの9寸レベルとは明らかに引きが違う。何とか引き寄せてネットインし計測すると、30.5cmの尺イワナだった。ここまでで14匹キャッチしていたが、時間はまだ10時。更に上流を目指す。この中間...
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今季初釣行は近場で

5月21日、長い間待ちに待った初釣行にと重い腰を上げた。同行は本ブログメンバーのMちゃん。63歳とは言え、毎年百名山へ1〜2座挑戦する意気盛んなおじさんである。今年は槍ヶ岳登頂を計画しているとのこと。さて、向かった先は、近場のI川上流のK谷。漁協が解散して全く放流は無いものの、天然のアマゴやイワナがひっそりと命を繋いでいる。8時頃に最奥の林道車止めに到着すると既に車が2台。1人はテンカラ師、もう1人は餌釣り師で、我々の少し前に到着して準備をしているところだった。仕方がないのでK谷出合いから上流を目指すことにした。入渓早々18cmのアマゴがヒット。Mちゃんも同型をキャッチし、まずは順調にスタートした。その後も16cmから20cmがコンスタントにヒット。昼食休憩の12時までに14匹、Mちゃんも8匹とツ抜けまであと2匹となっていた。昼食後、何とかMちゃんにツ抜けしてもらおうと14時過ぎまで粘ったが、1匹追加したのみに終わった。どうも昼食後に入ったポイントは、午前中に餌釣り師が入った所で、極端に反応が悪かった。それでもMちゃんは25cmの良型をヒットさせ、十分に満足した今回の釣行だった。6月に...
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2024年最終釣行記

このところ当ブログの更新頻度が少ないのは、主催者であるbird氏の忙しさの所為と推察。古希も過ぎ、年金生活で暇を持て余している私が、フライフィッシングや鮎釣りの師であるbird氏に代わり、更新のお手伝いをさせて頂くのは必然のことである。さて、今シーズンの渓流釣りシーズンが終了。また半年間、夢の中でしか自然渓流を釣り上がれない日々が続きます。管釣りで鬱憤を晴らすのも良いのですが、やはり自然渓流でのトキメキには到底かなわない。最終週の9月29、30日は釣り人の多さを予想して断念し、代わりに前週の24日から27日までの平日の4日間、九頭龍川水系において今シーズン最後の渓流釣りを愉しんできました。24日は大阪の釣友Mさんと九頭龍川の最下流で合流する支流に入り、8時から11時までやって20cm前後のイワナを1匹ずつ。このところの晴天続きで水の枯れた谷ではイワナの影も薄く、早々にこの谷を諦め、いつもの支流へと走りました。車止めの駐車場に着いたのが13時。しばし昼食休憩後、午前中に誰かが入った事は承知の上で入渓。いつも必ず反応のある駐車場下の緩い流れでは当然のごとく全く反応が無かった。この時期のイワ...
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イワナが駄目なら鮎がある

8月に入ると近場の河川はどこも水温上昇でイワナの活性が下がってしまう。それでも何とかイワナに逢おうとすると、釣り場の高度を上げるか緯度を上げるしかない。さらに、北陸地方はオロロという小型のアブの攻撃が避けられない。それならこの時期だけは鮎と戯れるのが無難な選択だと思う。8月2日、高校3年時のクラス会に参加するため石川県小松市へ向かう当日の朝、行き掛けの駄賃にと午前中だけ九頭龍川で鮎釣りを愉しんだ。入った場所は北陸自動車道と8号線の間の九頭龍川最下流域。朝8時にオトリ屋さんで釣り券とオトリを2匹購入したが、何と1匹600円に値上がりしていた。準備して入川したのが8時半。ところが今年初の鮎釣りで車のロッドケースに積んであるはずのロッドがない。春先に鮎竿を片付けたのをうっかり忘れていたのだった。仕方がないので何故か車載していた軟調7.1mの渓流竿でやることになった。九頭龍川は腰くらいまでの深さの瀬でも底流れが強いので1号の錘と背バリは必須である。始めて5分位で18cmが掛かりまずは一安心。その後12時までやって20cmまでを7匹キャッチして上がった。今年も天然遡上の鮎が多く今の時期は16〜1...
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