渋滞混雑を避けて近場で過ごすGW

3日4日と超近郊の川を久しぶりに覗いてみようかと出かけてみた。
一番近い武奈ヶ岳登山口を通る川で本流支流をまずは攻めようと漁協で釣り券を購入し、漁協前にいい型が放流してあるそうなのでまずは本流から
対岸上流に餌釣りが居るが川幅があるので距離を保ちつつ釣りあがる。

さっき餌釣りの人が立っていた場所から出た20cmほどのかわいいサイズ。
少し増水していたので流速が速くポイントが限られたが何とか午前中の2時間で4匹出てくれた。餌釣りの人と昼食が一緒だったので大きいのがいるらしいが・・と聞くと、「居る!けど今日は小さい」らしい。一号ほどのシズでミミズを餌に底を転がして釣っているようだ。
下流の様子を見てみたが反応がないので本流上流部へ移動。まったく生体反応なく心が折れそうになった1時間後、やっと朝と同じくらいのが2匹流心ど真ん中から出てくれたがあとはまた沈黙。

川を上がり人家のある旧道を帰っていたらお兄さんが釣れたかと聞く。やっと2匹出たというと魚がおったか!だと、俺も釣りが好きやけどこの川では釣る気にならん!おらんもんな・・らしい。まぁそんなこともないのだろうが、ポイントにむらがあるようだ。
夕方漁協上流の朝と反対側に入りかわいいサイズと遊べた。カゲロウやガガンボがいやというほど羽化していたがほとんどライズが見られないのはスレているのか居ないのか。暮れかけた時間帯にぼつぼつライズがあったがサイズは同じようなものだった。
適当に切り上げ、駐車場へ帰還。駐車場の私が停めていた近くで同年代の方が夕食中で釣りですかと尋ねるとテンカラだという。釣れますかというとよく釣れるらしい。ほぼこの川一本らしく、夏は昼間に鮎をやり、夕方から9時ころまでテンカラでアマゴを狙うらしい。翌日やろうと思っていたM谷、A谷の様子を聞くとM谷は入渓が多く、A谷はヒルがいっぱいいるとのこと、ヒルは長靴はいているのでどうということはないが本人は入らないというのでそこまでしてやることもなさそうだ。
翌朝目が覚めると続々と登山の車が入りだしてきたのでたまらず退却。
朽木方面の様子を見て回ったがわざわざやる気が起こる渓相でもなく通過。
残るはあそこか
林道は問題なくきれいに土砂は排除してあったので一番最初のポイントから入ってみることにした。

入渓早々良型らしい奴が背中を見せてアタックしてきた、がっちり合わせたがびっくり合わせで合わせ切れしてしまった。
その後もなかなかいい顔つきのアマゴが出てくれたが最初の一発には及ばない。50mほど上がったあたりからぱったり魚影が消える。斜面を見ると入渓しやすそうな斜面。皆さんここから入るのだなと納得。第一堰堤まで5~6匹つれたかな。

せっかくなので第二堰堤までやろうと一度斜面を這い上がりまた降りる。
足跡が結構あるので第一堰堤上がいいようだ。が、まったく魚の気配もなく1時間。よさそうなポイントにキャストしたラインにカワガラスが飛び立ったはずみで触れたと思ったらそのままフッキング。参った・・あんまり触りたくないなと思い、切ってしまえと思いっきり引っ張ると運よく外れてくれた。気を取り直して駆け上がりを流したフライに良型がバックリと出てくれた。ぐいぐい引いてくれるのでこりゃ期待できそうだと取り込むと思ったほどでもないが25cmは優に超えているが尺まではない、とりあえず計測とメジャーを探すがない。まさか計測クラスが出るとは思わず持ってきていなかった。目測28cmとしておこう。野性味たっぷりの綺麗なアマゴだった。


その後もぼつ・ぼつ・と出てくれるが結構すれた出方である。
第二堰堤下に期待したがブッシュに阻まれ撃沈。
近郊の釣り場も結構釣れる、サイズは少し落ちるが日によってはいい思いもできそうだ。
天気も良く、煩わしいこともなく、気楽に2日間若葉の中で過ごせて幸せであった。

昼までやって釣り堀で茶を濁そうと思っていたが、やはり渓流がいい。もう一回くらい狙ってみる気になった。

コメント

  1. アバター画像 og より:

    近郊の河川でもタイミングが合えば中々の良型が顔を出すのですね。私も先日Mちゃんとその息子夫婦を連れてI川上流のK谷へ行ってきました。車止めから30分ほど歩いて堰堤の上から入り、奥の二股までやりました。息子夫婦が初心者なので私がガイド役を務め、何とか二人とも1匹ずつ20㎝前後のヤマメを釣ってもらうことが出来ました。Mちゃんは23cm以下を5匹程、私はほぼガイド役に徹していたのでチビヤマメが1匹だけでした。心身ともに疲れましたが愉しい一日でした。