Bird

釣りが汚くなること

随分昔の話になるが、私が京都に来てまだ間もない頃にお世話になっていた方が鮎の友釣りを趣味とされていた。まだ新しい環境にも慣れておらず趣味などという余裕もなかったので友釣りの話も面白可笑しく聞き流していたのだった。当時鮎の友釣りは全盛期で年々竿は長くなり軽くなっていくはしりの時代で鮎竿一本数十万というのはざらで、これが予約で飛ぶように売れるという釣具屋さんには鮎様々の時代であったようだ。その頃は京北や美山に夏場は鮎を獲って料亭に売る職漁師の方も結構おられたように聞いている。もっと以前、戦後間もない昭和23年頃には賀茂川で獲った鮎を80円程で買ってくれたそうで結構な小遣い稼ぎになったそうだ。幼い頃から釣りを友としてこられたあるお医者さんが自費出版された本にこの頃のことが書かれているのだが、そのお医者さんは昭和23年頃まだ中学生で出町から高野川の方へ少し上がったあたりに住んでおられたようだ。中学になり近くの豆腐屋さんのご主人に友釣りを教えてもらっていたそうである。あるとき友人に鮎を獲って料理屋さんに売るといい小遣いになると聞いて、師匠である豆腐屋さんにそのことを話すと「鮎は売らんときや、釣り...
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U川で釣り納め

連休後の日曜日などどこへ行っても釣れないのはよく分かっていたのだが、夏場の大休憩で今季少々欲求不満気味。釣れない釣り納めでもいいからやっぱり、どうしてもこのまま来季まで持ち越せなかった。とは言いつつも、納得できる釣り場は遠い、歩き倒さなければならないところばかりで、ましてや日曜日ともなると前日やられているはず。そんなことでとにかく渓流で昼飯食ってのんびり出来たらそれで納得しようと一番近いU川に行ってきた。U川到着7:30と遅めに着いたので最も早く入渓できる発電所上から本流を攻めてみた。思った通り反応はほとんどない。水量は申し分なく、気温も快適、ブヨやメマトイなどの虫もおらず気持ちのいい気候なのでこれでいいかと納得しなければなと言い聞かせるも、やはりいくつか顔を拝んでおきたいと頑張ってみたら、26cmのイワナが2尾と22cmくらいのアマゴが2尾出てくれた。
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秋の釣行会_老師班

この秋の連休はシルバーウィークというらしかった。釣行会は初日二手に分かれて釣り場に向かいイブニング終了後キャンプ地に集合して夕餉を囲むという段取りで、老師と私がセットされた。これだけの連休でも釣り師には初日のみにしかチャンスはない。二日目ともなるとド本流をひたすら釣り残しを拾いイブニングに期待するのみ、三日目などキャスティング練習しながら三食のみがただただ楽しみとなってくる。というわけで初日の釣り場選びですべては決まってしまうと思っている。で、老師と相談した結果、TD_M谷川中流部へ夜明けを待って突進する。夏場に雨続きやら猛暑やらアブなどに負けてだらだら過ごしたせいか林道登りが辛かったが入渓すればこちらのもの、この区間は99.9%途中から割り込まれることはないのでのんびり入れ食いを楽しめる。とはいえ、最近は平日の入渓がかなりあるので思ったほどの入れ食いにはそうそう遭遇できないが何とか昼までの間に老師と二人で30尾を超えるくらいは掛けたのではないだろうか。
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雨上がりのTD/M川

そろそろSNMに行けそうな感じになってきたのでTDのライブカメラで水況を見ていた。前日夕方まで水況は落ち付いてきていた。天気予報は周辺どこを見ても曇り、雨の予報はなかったのだが、北陸道、福井鯖江の辺りから小雨がぱらつきだし、福井北を下りる頃には本降り…九頭竜は濁りは薄いもののバッチリ増水。気象レーダーと国交省降雨量観測を見ると朝5時に11mm前後の雨が白山全域に降っていた。TD本流は濁りは薄いが増水はかなりのもの、釣りは出来そうもない。5時の降水であればそのうち濁りが出てくる、水位の上昇もあるかも知れない。これではSNMも駄目だろうなと取り敢えずダム上流の見込みのある谷をいくつか下見し、SNMに向かったが、上流まで見に行くまでもなく村の辺りでコーヒー色の濁流を確認。小雨がまだ断続的に降り続いていた、ダム上流の下見した谷も本流を渡ったり、林道を結構奥に入ったりとこの雨が降り続くと危険性が増す。U川辺りの降水量は比較的少なく、いつもの谷へ行こうかとも思ったが、同じ所ばかり行っても面白くないので、ここは取り敢えずのところ気象レーダーを確認出来る所で待機、寝て待つ。
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お気に入り

近頃気に入っているQBP(クイルボディパラシュート)パターンパターンの研究はあまりしないがQBP(クイルボディパラシュート)パターンは色々試している。最近はほとんどこのパターンで通している。写真写りはよくないが食べると美味しい…
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雨上がりのU川Ⅱ

いや~参りました。SNM行くつもりが北陸道は雨が上がらずSNMも増水し始めていると思い、U川へ目的地変更。鳩ヶ湯周辺は取水量が多いようで水溜り状態。まっもともとこの辺りは釣るつもりがなかったので取水堰堤上流へ直行。第一ポイント先行あり、第二ポイント先行あり、第三ポイント空きあり。で最終橋の下から入渓、雨は上がっていた。上から見るより増水は少し多いが何とかなるだろう。開きのポイントで22cm前後が良く出てくれて、この上流部の深みのポイント辺りに期待が増す。
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TG川の魚影

少し頑張ってTG川行ってみました。渓流初体験のK氏が振りやすい川幅、落差の少ない渓相、肝心の魚影の方は運任せという感じだが、練習にはもってこいの一見楽に見えるポイントが続く所から入渓、初心者には入りやすいが釣り上がるごとに渓相は悪くなりすぐ上の道路に上がるのさえ四苦八苦する事は伏せておいた。天気もいいのでダムの放流もないだろうし、運が良ければ大物に出会える可能性の高いポイントだから少々策って見たのだが…。まずはフライに出るイワナの感触と合わせるタイミング、ヒット時の快感を知ってもらいたかったので、テンカラ竿にフライラインの先端3.5m、リーダー、ティペット15フィート、ドライフライを結んだ仕立てで挑戦してもらう。テンカララインではバックキャスト時のウェイトの感覚が掴み難いと思いあえてフライラインの仕立てでやってもらった。前方へのキャストに一生懸命になっておられたのでラインが伸びきらずフライはへにゃへにゃと竿下へ落ちてしまう。バックキャストをしっかり跳ね上げてロッドを振り下ろせば難なく前方へフルライン分フライは飛んでいくことを理解してもらうのに20分ほど練習。良さそうなポイントを狙っても...
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雨上がりのU川爆釣!

梅雨入りで週末の予定が吹っ飛んだフライマンも多数おられたことでしょう。福井や石川の各河川も大増水ではないものの濁りが出るくらいは十分降りました。水引きの早い川なら午後から狙いでイブニング一発勝負が出来た方もおられるのではないでしょうか。今回増水濁りは承知の上で狙ったU川!狙い通りの素晴らしい釣行でした。遅めに出発したので途中のASUW川の増水を確認、強いささ濁りだが水位の上昇はさほどでもない。
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TD川本流の真髄

いつもの如くウダウダとどうしよかなぁ…寝るか出るか…遠いなぁ、などと迷っていたが、ぼちぼち走ってればそのうち着くかと行くことにした。行先は?SNM…増水間違いなし、MAESAKA…夕方まで待てない、U川、T川…やってる上から入られる、TG川遠すぎ走りながら考えよ。まっTD辺りになるだろうが。追坂峠辺りでやっとやる気が出てきた。O谷ならこの時間でも何とかなるだろうと福井北を目指す。福井北のICが少し変わっていた、料金所から下に降りずそのまま中部縦貫無料区間に入れる。少しだが早くなった。5:00、O谷林道入り口到着、橋から本流を眺めてみると多少は増水しているが十分やれる状態だ。どうしよう、実はO谷は工事しているので下手な場所に駐車していると工事の邪魔になりかねないという一抹の不安があった。O谷は午後からにして本流やってみるか。いつもこのパターンで失敗してはいるのだが。
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滋賀e川Oike川

昨夜は2:30に目覚ましをかけて石川TD水系に行くつもりであったが、目覚ましをきってもう少し寝よう…が7:00まで寝てしまった。どうもウダウダ病はなかなか治りそうもない。今週はこの時間から遠出する気にもならず、今週はやめだなと将棋を(PCと)打っていたら負けるはずのない段階でミスってしまい詰めで持ち駒を使い切るという負けパターンにはまり投了してしまった。こんなミスをするのは勝ちを焦ってしまっている、やっぱり気持ちは渓流に飛んでるな。遠出はしたくない、家にも居たくない、近場で釣りとなると滋賀e川しかないが谷の小さいのにも飽きたし、どうしようと思ったが、Oike川は最近どうなっているのか見てみたくなった。1時間で到着できるので楽なのだが、釣れないのが玉にきず。永源寺ダムのダム湖畔の道路工事のためか水位が落ちてバックウォーターがいい感じだったのだがここは下流漁協となる、どちらにするかしばらく悩んだが、今日はOikeをやる!まずは君が畑まで行って河畔で昼飯、川はやっぱり埋まってる。チャラチャラで釣りの意欲もわかない。釣り券買って、やらずに帰るほどの余裕は持ち合わせていないので上流の堰堤上から取...
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